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『 』内は、図鑑やネット検索からの引用です
JR木曽平沢駅〜奈良井宿までのコース図 奈良井宿〜鳥居峠までのコース図
鳥居峠〜JR薮原駅までのコース図
多治見駅5:59発松本行き普通に乗車 青空フリー切符2570円で往復できる ギリギリの駅:木曽平沢駅で下車 8:10着 降りたのは私だけ 勿論、無人駅 |
以前あったトイレは無くなり、 階段を下りた所に移動していた きれいな温水洗浄便座のトイレだった 8:25発 |
木曽平沢宿は、漆塗りの町 漆器店が街道の左右に並んでいた 時間が早いこともあって、店はもちろん開いていない 観光客の姿もなし |
JR奈良井駅まで1.7kmの文字 「中部北陸自然歩道」となっている 表示板の右側にある石には 「中山道 左 奈良井宿」の文字 |
「笹良漆器会館」の大きな看板を右に見て 直進 |
どっちへ行こう?と迷いそうな所には 必ず標識がある スペインの巡礼路と同じ 地図を持たないでも、矢印通りに行けば 行けてしまうシステム 「奈良井宿まで1.5km」の文字 |
JRの線路下を通って川沿いに歩く |
川の流れが、反対になっていた 奈良井川と木曽川の分水嶺=鳥居峠を越えたから 奈良井川は、日本海へ 木曽川は太平洋へ流れる |
木曽楢川小学校を左手に見て・・・ |
奈良井川橋を渡って・・・ |
楢川体育館を右手に見て・・・ |
奈良井宿へ向かう |
奈良井駅の裏を通って(8:57)、「情報コーナー」のある建物へ |
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ヤナギ科 「情報コーナー」のある建物のそばに、大きな柳の木があった シダレヤナギでもなく、ネコヤナギでもないヤナギ ちょうど花が咲いていたので、パチリ 雌雄異株なので、これは雌花・雌木 |
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ここが、「情報コーナー」のある建物 9:04 トイレはこの建物の裏にある |
線路を潜って、裏通りを歩く 正面の山に白い雪が残っていた〜 |
そうだ! 薮原宿にはお店が無い この奈良井宿で「中乗さん」をゲットしておこう! ・・・と、思い立ち本通りへ ここも朝早いので閑散としているが、 数件のお店は開いていた 自販機で暖かい「中乗さん」を購入し ザックの中へ |
鎮(しずめ)神社の前を通って 隣にある「楢川歴史民俗資料館」前の テーブルをお借りして、休憩 9:25〜9:30 朝が早かったので、お腹が空いてきた バナナ2本のカロリーを摂取 |
ここが鳥居峠へのショートカット道 9:32 「JR奈良井駅から鳥居峠まで3.5km」だって ・・・・・・・・・・ 車道を離れて山道へ 再び車道と合流したら、右折 |
中山道鳥居峠越えコース入口 9:40 ここからしばらく石畳の道になる 「熊出没注意」の看板があった 熊避け鈴を持ってくるのを忘れた・・・ |
ヤマネコノメ:ユキノシタ科 地面に張り付くようにして咲いていた |
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ヨゴレネコノメ:ユキノシタ科 ヤマネコノメのすぐ隣に同居していた この花の撮影頃から、どういうわけか連写ボタンを押したらしく(押した覚えはないのだが) ダダダダダ・・・と6〜7枚撮影するようになってしまった どこをどうすれば直るのか、早く歩きたいのに手間取ってしまう 拡大チェック機能も働かないので、ピントが合っているかどうかも分からず、焦った!!! |
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セリバオウレン:キンポウゲ科 多治見ではすでに終わっている花に、ここで出会った |
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展望台への分岐に祀ってある像 展望台は名ばかりなので、パス |
「奈良井宿(宿の終わり)から0.66km」地点 峠まであと1.65km |
フクジュソウ:キンポウゲ科 登山道を歩いていると、突然黄色い蛍光色の花が見えた なんと!フクジュソウ! こんな所に? 誰かが植えた? 薮原宿でも奈良井宿でも、庭先にたくさん咲いていたから、ついそう思ってしまった |
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クスノキ科 シロモジか?ダンコウバイか?アブラチャンか? 葉っぱが出ていない段階では、判別は難しい |
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「一里塚跡」の文字があるが、 10:39 正確な「一里塚跡」の位置ではなく、「ほぼ、このあたり」・・・としたとの説明が書いてあった |
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フキノトウ:キク科 右は花の拡大 あちこちに、こんな状態のフキノトウが顔を出していた フキは『雌雄異株であり、雌花は受粉後、花茎を伸ばし、タンポポのような綿毛をつけた種子を飛ばす 開花時の草丈は5-10cmだが、結実時の草丈は80cmになるものもある』』・・・と で、どれが雌花でどれが雄花?? これらは皆雄花?それとも雌花? 『花は、5裂 こん棒状のものは雌しべ』・・・では、これらは雌花? 所が、『雄株の小花には雌しべが備わっており、両性花とも言えるが、結実はしない』・・・だって ???雌しべがあるけれど雄株で、雌雄異株??? 分からな〜い ・・・・・・ 『雌株の頭花には2種類の小花を含む。 雄株のと似た形態の「雄型小花」と、貧弱な花冠と糸状の雌しべを持った「雌の小花」から成り立っている。 雄型小花は、一つの頭花に数個と少数であるのに対し、雌の小花は莫大な数がある。』・・・だって ???雄型と雌型??? 分からな〜い ・・・・・・・・・・・・・・ 『雄株の花は黄色っぽく見えるのに対し、雌株の花は白く見える』・・・だって では、1段目と2段目が白っぽいので雌株? 3段目は黄色っぽいので雄株? そうかなあ?? |
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サトイモ科かな? ミズバショウの様な大きな葉っぱが伸び始めていた 葉っぱの中を覗いても、中には何もなかった・・・ 何だろう? |
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旧国道に出た 塩尻市から来たという男性は、この旧道を歩いて奈良井駅へ帰る・・・と |
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「峰の茶屋」の周りに雪の名残 ここの休憩所でランチにしようと思ったが、「冬期間は使用禁止」で鍵が掛かっていた 10:56 水場も水は無し 受け口に雪が残っていた 「中山道 鳥居峠」の立て看板 この右側から山道を登ると・・・ |
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登山道に、ガチガチに凍った雪が残っていた 吹く風も、急に冷たくなった・・・ |
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新しい表示板ができていた 「御嶽講 明覺霊神碑」 表示板より左上の高いところに石碑があった 今まで知らなかった・・・ いったん峠山へ通じる車道に出たが、今の時期花が期待できそうにないのでパスしようかな? 展望が良ければ御嶽も見えるが、空はどんよりだし・・・ やっぱりパス! |
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旧国道から分かれて御嶽神社方面への道に入る 11:05 「熊除けの鐘」の表示板なども新しくなっていた 英文の説明も書かれていた |
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トチノキ群生地 始めて来た時はその大きさ・太さに圧倒されたが 今の時期、葉っぱが無いので物寂しい 右 子産みの栃(トチ)の説明版と、トチノキ |
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「木祖村天然記念物 鳥居峠のトチノキ群」の石碑 鳥居峠から歩いてくると、ここでトチノキ群はお終い 残り雪は、ガチガチに凍っていた |
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「熊除けの鐘」の2つ目 全部で3つある |
ここから御嶽神社に登れるが、 曇っているので御嶽は見えないと思い、パス 休憩用のベンチができていたので ここでランチ休憩 11:15〜11:47 この休憩の時、 やっと連写を止める方法が分かって、ホッ |
この階段を登り、鳥居をくぐった上に御嶽神社がある |
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御嶽神社経由ではない道でも、経由の道でも、ここで合流 新しく、『駅長おすすめ 中山道69次「薮原宿」』の版画の紹介があった |
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「御岳手洗水鉢」 「峠山からの湧水」だって |
紹介文にあった 「木曽義仲の硯水」 立札の下の小さな囲いに水が溜まっていた 『むかし木曽義仲が、木曽の宮ノ越で 平家討伐の旗揚げをして、北国へ攻め 上がるとき、鳥居峠の頂上で、戦勝祈願の 願書を認(したた)めさせて御嶽山へ 奉納したときの 硯の水と言い伝えられている。』との説明文 これには英文はなかった 「宮ノ越」と言えば、電車で通ってきたっけ 薮原駅の一つ手前の駅 |
ここをクリックすると大きく見えます |
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芭蕉の句碑のある丸山公園 11:53 ベンチと椅子ができていた |
いつも、どれが芭蕉の句碑か、 気にも留めていなかったが、 今日は調べてみようと一念発起 『木曽の栃うき余の人の土産かな』が芭蕉作だって ふ〜ん、で、どの石に句が書かれているかを探した |
ここをクリックすると大きく見えます |
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この石碑らしい |
「おねがい」の立て札 『木祖村のヒメギフチョウは、村の天然記念物とし て保護しています。ヒメギフチョウ及びウスバサ イシン、吸蜜植物のカタクリなど、採らないでくだ さい。 (天然記念物は文化財であり、採取すると刑罰法 令に降れる場合があります。) 木祖村教育委員会 木曽警察署』・・・の文字が書いてあった |
左 展望台 右 展望台に上がって麓を見下ろした |
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ここの休憩所も使用禁止 12:03 |
トイレも『冬期間中使用禁止』 |
森林測候所跡地 ここからトントンと階段を下って行くと・・・ |
下の道に合流 |
クスノキ科 シロモジのような気がするが、葉っぱが無いと断定はできない |
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新しい「鳥居峠」の説明文 12:21 ここが3つ目の「熊除けの鐘」 帰りの電車は14:46の臨時電車があると思っていたので (土曜日はあるけれど、日曜日にはないので勘違い!) このまま下山してしまうと、長い間駅で待っていなくてはいけない ここから旧国道があるようなので、少し寄り道をしよう・・・と考えた |
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イチヤクソウの仲間:ツツジ科 すごい数の群落があった それもあちこちに 花どきに来たらすばらしい光景! |
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フキノトウ:キク科 また出会った 今日は何十回も出会っている |
ここを右折すると、丸山公園へ行ける 直進すると鳥居峠へ |
雪の名残 |
くねくねしたヘアピンカーブを何度も通って 丸山公園下の休憩所へ 13:10 約1時間の寄り道だった これで、「歩き足りない不完全燃焼気分」も 少し和らいだ |
休憩所横から降りて、下の道に合流 |
どんどん下って、 また3つ目の「熊避けの鐘」の所に出た 今度はまっすぐ下る |
しばらく石畳の道が続く 両側の木々が伐採されて明るくなっていた ニリンソウなどで花いっぱいの道が 今日は無し |
鳥居峠越えコースの出口 13:32 ここには、休憩所やトイレが使えない・・・の 注意書きが張ってあった 4月中は、「冬季」らしい |
ヤマネコノメ:ユキノシタ科 ここも、やっぱり背が低い |
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ヨゴレネコノメ?:ユキノシタ科 ↑ 雄しべの葯の色が赤い! ↓登り始める時の、ヨゴレネコノメと、同じとは思えない・・・ 葯はまだ出ていなかったし・・・ |
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まだ、発車まで時間があるからと思い、 いつもはスル〜している「薮原神社」へ寄ってみることにした ↓ |
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↓ 寄ってよかった! 面白いものに出会えた! |
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カンアオイの仲間:ウマノスズクサ科-1 花の形は、ヒメカンアオイに似ているが・・・ 中の雌しべが開いている?? |
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カンアオイの仲間:ウマノスズクサ科-2 白っぽい花もある 萼片の先端が丸みを帯びている |
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カンアオイの仲間:ウマノスズクサ科-3 萼片のボツボツが、スズカカンアオイやヒメカンアオイと違うような・・・ もっと立体的になっているような・・・ |
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ショウジョウバカマ:ユリ科 葉っぱは確かにショウジョウバカマなのに、花が白い! 初めてみた! 園芸種? 自生? 雄しべの葯まで白い!!(下右) |
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良いもの見ちゃった〜と満足して駅へ向かう 薮原宿は昼間でも閑散としたもの お土産屋さんや食べ物屋さんが無いからか? 「中乗さん」をゲットしておいてよかった |
ここから線路の下をくぐって向こう側に出る |
薮原駅に到着 14:23 まだ発車まで時間があると思っていたが 念のため時刻表を見ると 予定していた臨時列車が無い! おまけにあと1分で列車が発車する! 駅員さんに「臨時列車はないんですか?」 と尋ねると、「無い」の返事 大慌てで、荷物を持って階段を登って 列車に乗り込んだ すぐ発車! |
そんなに大慌てして乗った列車は 木曽福島駅止まり 木曽福島駅で1時間以上待つ羽目! お店でおつまみを買って、 プラットホームの待合室で「中乗さん」と共に 一人宴会をした ・・・・・ 木曽福島駅の軒先にいたツバメ まだ巣は作ってなかったので 最近やってきたのかも・・・? |
●今までの記録 同じコース(JR木曽平沢駅〜鳥居峠〜JR薮原駅)で歩いた 2016/5/28 JR薮原駅〜鳥居峠〜JR奈良井駅 2016/10/2 2018/5/4 JR薮原駅〜峠山〜鳥居峠〜JR奈良井駅 2016/11/20 〃 2017/3/4 〃 2017/5/14 〃 2017/9/3 〃 2018/9/17 ●やっぱり、薮原宿発〜奈良井宿着がいい。 |