初めてのインド! 
  
 シッキムヒマラヤ・
    カンチェンジュンガトレッキング



 トレッキングの様子

1日目 4/3 出国〜インド・デリーへ 2日目 4/4 ダージリンへ
3日目 4/5 ダージリン観光 4日目 4/6 ヨクサムへ
5日目 4/7 トレッキング1日目 6日目 4/8 トレッキング2日目
7日目 4/9 トレッキング3日目 8日目 4/10 トレッキング4日目
9日目 4/11 トレッキング5日目 10日目 4/12 デリーへ
11・12日目 4/13・4/14 帰国 全行程
トレッキングのあれこれ


 8日目 4月10日(水) 
    【トレッキング4日目 ゾングリ→ツォカへ下山 標高差1025m】

ゾングリ4030m7:40発・・・展望丘8:10〜8:30・・・フェダンでランチ 3650m・・・ツォカへ15:10着 3005m(テント泊)


 ゾングリ・キャンプ地2日目
夜中トイレへ行くと、昨日と同じく満天の星だった!

今日も天気が良いらしい

5:13、日の出前だが山がくっきり見える

山は、左:テンジンカン6010m
その右隣:ジョプノー5842m




昨日と同じく、シュラフの表面は湿っていた

体から発散される水分がのせいだろう

外へ出て、テントの表面を見ると
さらさら落ちてくる霜がいっぱい




5:17、朝焼けの雲(山ではなかった・・・)

山は、パンディム6691m




ちょっとお散歩へ




霜がびっしり付いている


5:54、カブルーがきれいに見える

手前はブラックカブルー(カブルー展望の邪魔者)




5:57、だんだん辺りが明るくなった

昨日は、右のこんもりした山を左に巻いて、ゾングリ峠へ行ったんだっけ




こんなに青い空は朝だけ




ツアーリーダーの山田さんと
 朝食
ワサビ茶漬けとお粥




炒り卵とシナモン入りのチャパティ





朝食はしっかり食べる




出発前にパチリ




 カンチェンジュンガの見える丘経由で下山
さあ、出発

カンチェンジュンガは見えるだろうか・・・




昨日、
真っ暗なうちに登った展望丘を右手に見て進む
カブルーは見えた!が、その右にあるはずのカンチェンジュンガは雲の中




「もう少し先の方が、展望がいい」
・・・とのことで前進




昨日は9:40にはまだ雲が出ていなかったのに・・・

今日はまだ8:12だよ〜

皆同じ方向を向いてじっと待つ




カブルーに、どんどん雲がかかってくる・・・





ここをクリックすると大きく見えます
待っていても
カンチェンジュンガは姿を現さないので
あきらめて出発 8:30




振り返り、振り返り歩く
稜線では、左からの風をまともに受ける
体がふらつき、帽子が飛ばされそう

それに寒い!砂埃もひどい!




ここはぽかぽかの陽だまり
さっきとは、天と地ほどの差

ここをクリックすると大きく見えます
山を眺めながら、のんびりくつろぐ
もうこんな景色とはお別れらしいから




谷間からもくもくと雲が湧き出る
あれ、ハルリンドウの仲間だ

そばにピンクの小さ〜い花も咲いている
花の直径5mm程




暖かい斜面なので、居心地がいいらしい
あちこちにたくさん咲いていた

つる性のようだ




これは何だろう?

まん丸のボールのような所から
顔を出して咲いている
ボールの直径1.5cm程




行きに通った道と合流
目印のブラックカブルーがまだ見える
周りはみ〜んな、シャクナゲの林




5分休憩
行きには咲いていなかったシャクナゲが
咲き始めていた!




ここが最後の展望地?
雪の残るシャクナゲ林の間を進む
花は一つもなし




ここも展望が望める場所なんだって
ちらりと姿を現して、
すぐまた雲の中




今まさに、開き始めたばかり!

高度計を持っている人に尋ねると
「3890m」という返事

周りを見てもこの一株だけ




花を探すが、なし・・・




道の両側のシャクナゲが咲きそろったら、
凄い光景だろう〜




 ランチ場所 フェダン3300m
ガスの中にぼんやり建物が見えてきた

行きもここでランチだったっけ




今日のメニューは?
うどん?




「ワンスプーン」とか、「モアプリーズ」とか
各自の好みでパサンさんがよそってくれる




今日も、完食〜 オレンジ




 ツォカへ
白いシャクナゲの蕾も膨らんできた




下からゾッキョが上がってくるので
脇に退いて待機




シャクナゲがちらほら咲いてきた〜

高度計の持ち主が言うには「3500m」




ちらほらの次は、
あっちにもこっちにも咲き出した
ピンクの株も出てきた




ずらりと並んだ見頃の花たち
咲き始め〜




5分休憩
ガスが濃くなったのでぼんやりとしか写らない




右も左もシャクナゲ〜




ちょうど見頃〜
こんなにたくさん〜




この辺りからサクラソウが咲き始めた
高度計の持ち主に聞くと「3330m」と




まだまだ続くシャクナゲ
でも、地面に落ちている花も多くなった




小さなつる性のピンクの花
花の直径5mm程

葉が毛むくじゃらで、赤い実をつける




アップにすると、なかなか可愛い

畑の傍らのような所に咲いていた
なにこれ?

中に雄しべのようなものが見えるから
花なんだろうね




だいぶ高度が低くなってきたが
まだ蕾もある
行きは、まだ蕾ばかりだったが、帰りには可愛い花を咲かせていた




 ツォカに到着
15:10、到着
今日は1人テント

キャンプ地に着く少し前から
ぱらっぱらっと雨が降ってきたがすぐ止んだ

飛行機のような雷のような音も遠くに聞こえてはいた

万歩計 31500歩


15:30からのティータイムになる頃
雨が降ってきた

雨が止んでからダイニングテントへ行こうと
待機していたが、なかなか止まない

雨具を着て走りこむと、男性陣が4名ほど

しばらくすると、
パラパラ!と大きな音を立ててアラレが降ってきた

始めのうちは、「1cmもある!」と、喜んで見ていたが
そのうち、雷鳴が強くなり・・・→




→アラレは、ますます強く降ってきて
どうなることかと心配になってきた

男性陣もそれぞれのテントへ帰っていったので
私も自分のテントへ戻った

いったんは静かになったので、
今のうちに!と思いトイレへ行った
(ここで行っておいてよかった〜)




雷は行ったり来たりして、ちっとも収まらない

ピカッと、ゴロゴロの間にまだ余裕があるので
すぐ近くではないと自分で安心させていた

雨も混じっているようで
テントまわりに溝を掘る音も聞こえてきた

でも、全部の雨水が
うまく溝へ流れ込むわけではないので
テントの床下へ流れ込んでくる

そのうち、隣のテントから
「雨漏りがする」という声が聞こえてきた

しばらくすると、山田さんが
「テントのここを中からどんどんたたいてください」の声

テントの前室の屋根が大きくたわんでいる
アラレや雨の重みらしい

どんどんたたいて落とした

我がテント内を調べると
大きな雨漏りはないが
どこからともなく水溜りができ始めた

17:00頃、山田さんの緊迫した声で
「ロッジに移りますからパッキングを」と

急いでシュラフをビニール袋に詰めて
ザックの中へ

他の荷物は適当にダッフルバッグに入れて
準備完了!

雨具を着てザックを担いで外へ出ると、大降りの雨!

思わず撮った写真がこれ 17:13

ロッジに駆け込んで、
タオルで濡れたものを拭いてまずは一安心
ダッフルバッグは運んでもらった

その後、続々と他の人たちも駆け込んできた
隣にロッジがあったことに感謝!
部屋が開いていたことに感謝!
ゾングリでなかったことに感謝!

藁のマットレスでも、ろうそくの灯りでも
屋根があれば上等!

1部屋を女性用に、1部屋を男性用にと分けた

頭と足を交互にして寝るような狭さだが
雨漏りや浸水が無ければ上等!




こんな悪天候でも、
暖かい夕食がちゃんと出てくることに感謝!

スタッフ達は、ずぶ濡れ・・・




なんだか、雷も遠くなったような・・・

人心地ついて、感謝していただきま〜す
スープとパリパリせんべい




スパゲティ
ポテトとピザ




最後の夜なので、ケーキが出た!

A.T.S.(アルパインツアーサービスの略)
T.R.K(トレッキング)

就寝前にトイレへ行くと
雨は止んで満天の星!

雷は約3〜4時間この辺りに居座っていたらしい


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