南の次は、北へ
   
 北アルプス縦走(新穂高温泉~扇沢)
           双六岳~三俣蓮華岳~鷲羽岳~水晶岳~野口五郎岳~
             烏帽子岳~南沢岳~不動岳~船窪岳~七倉岳~蓮華岳


 3日目 8月7日(日)  
    
双六小屋→三俣蓮華岳→三俣山荘へ  着後、鷲羽岳往復】

双六小屋5:20発・・・双六岳6:30~6:40・・三俣蓮華岳8:15~8:25・・・三俣山荘9:25~10:05・・・鷲羽岳11:15~
11:25・・・三俣山荘12:30着(泊)
 


1日目 8/5  自宅~新穂高温泉~わさび平小屋  2日目 8/6 わさび平小屋~双六小屋
3日目 8/7 双六小屋~三俣山荘 4日目 8/8 三俣山荘~野口五郎小屋
5日目 8/9 野口五郎小屋~烏帽子小屋 6日目 8/10 烏帽子小屋~船窪小屋
7日目 8/11 船窪小屋~針ノ木小屋  8日目 8/12 針ノ木小屋~扇沢~自宅


出発  5:20

夜中、外へ出て空を見上げたら、すごい数の星空!

今日もいい天気!




三俣山荘巻道分岐  5:40


巻道分岐のすぐそばに、中道分岐    




 ウサギギク:キク科




セリ科

同定の難しいセリ科の花




ミヤマダイコンソウ:バラ科

残り花




ミヤマダイモンジソウ:ユキノシタ科




ヨツバシオガマ:ハマウツボ科




 いつも目印になる「槍・穂高」




 
 急な登りの後に、だだっ広い台地に出た
この先に、山頂がある




 
 双六岳山頂  小屋から1時間10分で到着
山頂往復して「槍」へ向かう人も多い

台地に咲く花は少し  タカネツメクサくらい




 
 山頂から三俣蓮華岳へと続く稜線の道




 
 こちらは、笠ヶ岳の遠望




   
 三俣蓮華を目指して下っていくと・・・
いい声でさえずっている小鳥がいた

イワヒバリかな?

団体や、熊鈴をつけて歩く人が近くにいると、
ライチョウもイワヒバリも逃げて行ってしまう




 ミヤマリンドウ:リンドウ科

花びらには、ぼかし染めのような模様がある

よく似たタテヤマリンドウは、点線状の模様

   
 コケモモ:ツツジ科

今年は実の付き具合がいい




 タカネコウゾリナ:キク科

『全体に剛毛が多く黒っぽい感じがするのが特徴』・・・だって



   
 トウヤクリンドウ:リンドウ科

全開しない、カスリ模様の花




 ウラジロタデ(雌花):タデ科

赤く見えるのは、受粉して実になった部分

雄花は、白いまま




 
イワツメクサ:ナデシコ科




 タカネニガナ:キク科

 
 双六岳を振り返る  右奥は笠ヶ岳




 
 「槍・穂高」は、どこからでもいい目印になる




 
 三俣蓮華岳を目指す   右奥は鷲羽岳




   
 登山道わきのお花畑

左  赤っぽいのは、ヨツバシオガマ  黄色は、ウサギギク

右  黄色はミヤマキンポウゲ




 イワギキョウ:キキョウ科




タカネコウゾリナ:キク科

『全体に剛毛が多く黒っぽい』 感じがするから





 三俣蓮華岳  8:15着




 双六岳からの道を振り返る   バックは「槍・穂高」

眼下に、中道コースが見える




 
 こちらは薬師岳




   
イワギキョウ:キキョウ科




 三俣峠

山頂からザレ道を下ると、ここに出る




 右から鷲羽岳  ワリモ岳  水晶岳




   
 ヨツバシオガマ:ハマウツボ科




 モミジカラマツ:キンポウゲ科

鷲羽岳を正面に見ながら
三俣山荘まで降りていく




 三俣山荘  9:25到着

双六小屋から、約4時間弱




 時間はたっぷりある  鷲羽岳を目指す

鷲羽岳への登りの途中から三俣山荘を振り返る

中央の最奥は三俣蓮華岳




 
鷲羽岳への登りの途中、薬師岳を遠望




 
ここをクリックすると大きく見えます
 
 鷲羽岳山頂まで、あと少し

ガレとザレの続く道だが、まだ3日目なので元気いっぱい

がしがし・・・と、歩けた




 鷲羽池を見下ろす




 
 山頂到着  11:15   ぐるり360度の展望




 
 三俣蓮華岳~黒部五郎岳の稜線と、右は祖父岳




 
 三俣蓮華岳から三俣山荘へ下る道と、右下に黒部源流

明日は、あの源流まで降りてから、岩苔乗越を目指す




 
 明日登る、水晶岳・野口五郎岳方面




   
 タカネツメクサ:ナデシコ科




 トウヤクリンドウ:リンドウ科

 オトギリソウの仲間:オトギリソウ科




ミヤマリンドウ:リンドウ科

 
 
「槍」と赤い山肌の「硫黄尾根」




 
三俣山荘到着  12:30

食堂で、カレーとビール・マロンケーキのランチをとる

午後、暇を持て余して、山の本でもないかと探していると、
小学生の男の子とその妹が、やはり暇を持て余して、「本を読んで」とせがんできた

でも、子供の本がないので「さくらももこ」さんの漫画を読むことにした

ずいぶん古い中身だったが、3~4歳と小学2年生に分かったかしら・・・??

・・・・・・・・・・

夕食は、「鹿のシチュー」  この山の近くで獲れたんだって

煮込んであっても、かなり歯ごたえがあった

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここの乾燥室は、窓から入る自然の風だけ

カリッと乾かないまま、シーツの足元に入れ、体温で乾かすことにした

・・・・・・・・・・・・・

手洗い・飲用の水は豊富  洗面所での歯磨き粉・洗濯は禁止

玄関先にある蛇口をひねれば、だれでも無料で水が汲める

テント場の中を小沢が流れているが、水量は少なく浅い  洗濯は無理




 
 
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