2日目 
       白馬八方アルペンラインで
唐松岳往復



八方池


唐松岳山頂
 
●場 所 長野県白馬村・富山県黒部市
●標高 唐松岳 2696m 
●山行日 2021年10月3日(日)
●コースタイム ペンション
ゴンドラ乗り場
リフト終点駅 八方池山荘
石神井ケルン 1974m
第2ケルン:息ケルン 2005m
八方ケルン 2035m
第3ケルン 八方池上 2080m
丸山ケルン 2430m
頂上小屋分岐
唐松岳山頂
頂上小屋分岐
丸山ケルン
第3ケルン 八方池上
八方池山荘
6:30発
6:40頃〜7:15発
7:50頃〜8:00発
8:29〜8:35
8:50
8:58
9:12
10:45
11:50
12:22〜12:35
13:00〜13:05
13:39
14:45〜14:55
15:43着
   1日目(小遠見山)  2日目(唐松岳)  3日目(下山)  
   周辺地図こちら  地理院地図はこちら


 今日は日曜日なので、
ゴンドラの始発は7:00

ペンションを6:30発で
送ってもらったが
もう、チケット売り場や
改札待ちの列ができていた

上まで通しの往復を購入
3000円

計画書を持っていない人は、
窓口で用紙を貰って記入していた

ほとんどの人は、
その場で記入していた
私はいつものように記入済みの計画書を
ポストイン

 まだ1本の列だが
すぐ、ぐにゃりぐにゃりと伸びていった

・・・・・・・・・・・・・

空を仰いでも、青空は無し
雨がないだけましか・・・と思っているうちに
雲を透かして青空が見えるようになった

どうやら、上は青空らしい!
  
 1番の人は、7:00発
私は、7:15発だった
1グループ=1ゴンドラ

 
ゴンドラの中からパチリ
思った通り、雲の上は青空〜

 
 白馬三山が見えてきた〜

 
後ろは?
麓の町は雲の下

 
 素晴らしい青空〜 7:23
雲一つない!

 
 うさぎ平について、リフトに乗り換え

 
 1グループ1台

 
 見えてきた〜
左から、白馬鑓・杓子・白馬

 
 黒菱平でもう一つのリフトに乗り換え

リフト駅へ行く板の通路に霜がついて
つるっつるっ!

こわごわ足を出して通った

 
麓はまだ雲の下

 
 寒いかと思って
フリースの帽子とダウンを着たが
必要なかった

 
 左手に五竜(手前)と
鹿島槍(双耳峰)が見えてきた

 
終点駅に着いた

今夜泊る八方池山荘へ行き、
山登りに必要ない物を預かってもらった
気持ちだけでも軽くなった

「暗くなる前に帰ってきます」・・・と言って出発 8:00

 
 行きは、真っ直ぐの道を登ることにした
正面に見える平な場所までは、登り・登り・・・

 
リフト駅の後ろは、雲海
麓はまだ雲の下

 
階段道がまっすぐ、ずっと続く

標準コースタイムは往復7時間
休憩無しで登ったとして、下山は15時
休憩をとったり、ゆっくり歩いたりしていれば
プラス1時間として、下山は16時
16時なら今はまだ明るい
大丈夫! 山頂まで行こう!と決めた
その為に、今日の宿を八方池山荘にしたんだから

 
 右の木の階段は、直登コース
左には、距離は長いが、ジグザグコースがある

 
 木の階段直登コースは、ここでやっと終了 8:30
「石神井ケルン」 1974m
八方池山荘から30分かかった

エネルギーゼリーをおなかに入れてから
出発

 
振り返ると、八方池山荘とリフト乗り場

遠くの中央左にある
台形型の山の左が「乙妻山」
右が「高妻山」らしい

麓は雲がとれたらしい
ずっと向こうには雲海〜

 
 左に、五竜
前方に、ゴツゴツした山が見えてきた
左が、「不帰V峰」
右の平らな山が「不帰U峰」

 
 トイレのある第2ケルン(息ケルン) 8:46

前方が開けてきた

左から、柱が3本のように見える「不帰V峰」
その右、平らな山が「不帰U峰」 
そのまた右、尖っているのが「不帰T峰」
その右が、「天狗の大下り」
そして、「天狗の頭」

2000年7月と、2006年8月に単独で縦走している

 
 右手には、
左から「白馬鑓」「杓子」「白馬」の白馬三山

そしてもっと右へは
「小蓮華」「白馬乗鞍」へ続いていく

 
 ああ、いい眺め〜

雲一つない青空〜

ずっとこれらの山を見ながら歩いていた

 
 八方ケルン 8:50

後ろからの追い越しは、
どんどん先へ譲り、
スピードは早くないが、
滅多に休まないで
マイペースで歩くのが、私流

 
 わあ〜い!
こんなにきれいに見えるのは、
何度もここを歩いているが
初めて〜

 
 八方ケルン 8:58
「音妻山」・「高妻山」が見える
(特徴ある台形型なのですぐ分かる)

 
遠くの方に、まだ雲海

 
 八方池への分岐 9:05

今日はまず唐松岳に登頂して
明るいうちに宿に着く・・・が目的なので
八方池へは寄らない

 
 八方池へ行く木道と、
池の周りを取り囲んでいる人が見える

 
 左から「天狗の頭」と白馬三山

 
 
 八方池に写りこんでいる
「天狗の頭」と「天狗の大下り」

 
八方池の上の稜線にある
第3ケルン

 
 「白馬三山」と「小蓮華」への稜線
そして、八方池

 
「天狗の頭」と「白馬三山」
そして、紅葉の始った木々

 
 後ろを振り返ると、八方池

 
 前方は、「下の樺(したのかんば)」
八方池山荘からここまでの間には
大きな木がない

 
 ここから「下の樺(したのかんば)」と呼ばれる
樹林帯に入る

 
左手に五竜が大きく見えてきた
その後ろには、双耳峰の鹿島槍

 
 ああ、きれいだねえ〜
黄葉の中に赤色が混じってきた
左上の土色の部分は、丸山への登り道

 
 青と茶色と赤!

 
 前方の林の中に入ったら(上の樺)
休憩しよう・・・と、考えていた

太いダケカンバがベンチのように曲がっている
いい場所を見つけて休んでいると
続々と人が続いて登ってきた

団体ですか?と尋ねると
3人グループです・・・と返ってきた

どうやら渋滞になっていて
追い越しもできないらしい

へ〜え・・・と驚いて見送っていた
80人くらいだったか・・・

その「団体」が通り過ぎてから
ダケカンバベンチを
疲れた風の女性に譲って
歩き始めた

静かでいいねえ〜

   
  ハリブキ:ウコギ科
真っ赤な実がなっていた
ハリブキ
こんな状態は初めて見た

  オオヒョウタンボク:スイカズラ科
この「上の樺」には多い
 
 黄色のトンネル〜

 
 ほお〜
色鮮やかになってきた!

右の小高い所が丸山 2430m
夏は、この辺りお花畑になっている

 
 後ろを振り返ると・・・
人が切れ目なく続いている

あのポッコリした所を、
さっきまで歩いていた

 
 ここを右へ上がれば、丸山ケルン

 
 丸山ケルンに着いた 10:45
良〜い眺め!

 
 右手は、「天狗の頭」から
「白馬三山」「小蓮華」へと続く稜線

 
 右前方が大きく迫ってきた
「不帰の険(かえらずのけん) V・U・T峰」

 
 丸山からは、たらたら道が多くなる
あれえ〜
左手から雲が湧きだした!
(この雲、広がらずに消滅した)

 
 「五竜」と「鹿島槍」が近くなってきた〜

 
 大きいねえ・・・
「天狗の頭」と「白馬三山」

 
 チングルマの紅葉

 
 右手前方のとがった山が、唐松岳
ぐるう〜っと巻いて行く感じ

 
 こんなたらたらの場所があると
ホッとできる

 
 左のとんがり山が、唐松岳
そしてその右にある柱のような岩場がV峰

 
 V峰から天狗の頭へと続く稜線
谷を挟んで、直ぐ目の前

   
 このとんがり山が唐松岳
そして、ググっと降りて
不帰V峰になる

 ここから狭い岩場になる
登りと下りがバランスよく交代しないと
下りの人はいつまでたっても下りれない

 
 鉄パイプで足場が作ってある橋を渡ると
ひょいっと稜線に出る
右は山頂へ
左は山頂小屋へ

 
 いったん下って前方の尾根を登れば
唐松岳山頂〜
ざっと見て、15分かな?

 
左におおっきな五竜!

 
 前方左手に、立山・劔

 
 後ろを振り返ると、さっきまでいた稜線と
山頂小屋(今年は休業)

ジグザグに下って行ったところがテント場
3張りはあった

 
 山頂到着〜 12:22
人が多すぎて、
人物を入れないように写真を撮るのは困難だった
・・・・・・・・・・・・

山頂へ来るまでに、左太ももが攣ってしまい
イタタタタ・・・

足が攣るなんてめったにないのに
今回は2回も!

1回目に薬を飲んでマッサージ
しばらくしてふっと痛みが消えた

2回目は、一生懸命マッサージをして直した

 
 バックは立山方面

写真を撮る列ができているので
交代の間隙を狙ってパチリ

 
 ああ、いい眺めだねえ・・・
去年に続き、今年も又来てしまった

 
迫力満点の「不帰のキレット」と
その奥の「天狗の大下り」
そして「白馬三山」

私の記憶では、T峰を登る時が一番緊張し、
U・V峰は、あっさり通過した覚えがある

 
山頂は狭いうえに、次から次へと
人でごった返しているので
行動食をおなかに入れたら
早々に下山を始めた 12:35

 
 左手の深い谷を覗き込んだ
白いのは、雪渓?

 
唐松岳頂上小屋は宿泊はできないが
テント泊は可能
(完全予約で1日20張りだって)

休業中の小屋の傍に
何故人が大勢いるのか不思議だったが
売店が営業しているからだと分かった
水が購入できれば、持ち上げなくてもいいわけ
トイレも使えるならいいねえ

 
 前方の岩の上に人が立っているのが見えるが
ついさっき、登りに使った岩場
こんなに切り立っていたんだ・・・

 
 ここから尾根の向こう側に下りる

その前にもう一度この
景色↓を
見ておこうと思って休憩
 
 雪がないと寂しいし、物足りないなあ・・・

 
 すれ違いで要注意のヤセ尾根

時間が遅いせいか、前後に誰もいない

 
左手に見える唐松岳を仰ぐ
40分前は、あそこにいた

 
 父親・小学校1年生の男児・祖母の3人で
唐松岳を登ってきたファミリーを追い越した後、
岩場を下りてくる様子を振り返った

背も低く、歩幅が狭いのに、1人で登った・・・と

また、小学校3年生くらいの父子にも出会った
このファミリーには追い越された

 
 五竜を振り返る
少し雲が出てきたが大勢は変わらず

 
 赤っぽいのは、チングルマの紅葉
赤と緑と青空の三色

 
 まだこの時刻からでも
登ってくる人がいる  13:22

丸山が見えてきた

 
 丸山 13:39
休憩ポイントだが、通過

 
 遠くの山並み
台形に似た山 乙妻山と高妻山は、
一目で分かる

 
 「扇雪渓」の雪はちょっぴり 13:58

 
オオヒョウタンボク:スイカズラ科
この扇雪渓そばに、多い

  
行きに休んだダケカンバベンチ

 
 右に見える尾根は、昨日登った遠見尾根?

 
 八方池が見えた

 
 「下の樺」
白い幹がアクセントになっている
バックは「小蓮華」かな?

 
「下の樺」に入った

 
 木々の向こうに「白馬三山」

 
 「八方池」のずっと奥が「雨飾山」かな?
初夏の花がいっぱいだった(2011/6/19)
そして台形型の右に高妻山
2009/10に会山行で登ったことがある

他の山は、行ったことがない・・・

 
 八方池が近くなってきた

 
 この分岐を左折すれば八方池へ下りられるが
もう十分歩いたし、
降りたら登らなければならない

や〜めた 上から眺めるだけにする

 
 八方池を真下に見る特等席(平らな岩のベンチがあった)で休憩

もう白馬三山は見飽きた・・・

 
特等席をすぐ隣で休んでいた女性に替わって
出発 14:56

第3ケルンを過ぎたら、どんどん下る

 
 「白馬連峰の展望図」が刻んであった
今日は、ぜ〜んぶ見えた!

 
 八方ケルンを過ぎ・・・

 
 第二ケルンの近くにあるトイレから
ジグザグコースへと進んだ

 
夏なら花いっぱいの所

 
 列になって下る人たちの姿

 
 八方池山荘とリフト駅が見えた

 
リフト駅に15:43着
出発から、約7時間45分
・・・・・・・・・・・・・・・・・

八方池山荘に入って、宿泊手続き
2階の畳部屋で、女性6人が同室
2人グループは高知労山の女性だった
他は、1人旅

コロナの為、浴槽のお湯はなし
シャワーだけ
順番に汗を流してさっぱり
缶ビールもおいしい〜

夕食は2部制(5時と6時)
私は6時

 
 野菜・肉・魚とバランスの取れた夕食を
ビュッフェスタイルでお皿によそい
美味しく頂いて満足〜


   次の日へ続く
   
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