スイス シャレー利用の滞在型ハイキング

     ~白銀の山々と氷河を見ながら      お花畑の中をハイキング~ 

                   ツェルマット&ミューレン
                                   
 

    1・2日目 7月15日(金)・16日(土)      3日目 7月17日(日)
    4日目 7月18日(月)      5日目 7月19日(火)
    6日目 7月20日(水)      7日目 7月21日(木)
    8日目 7月22日(金)      9日目 23日(土)
    10・11日目(日)・(月)      全行程


 9日目 7月23日(土)
    
     【ミューレンークライネシャイデックーアイガーグレッチャー
         
・・・アルピグレンーグリンデルワルトフィルスト
         グリンデルワルトー
ミューレン】

                 ※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ≠飛行機  ➡その他
 
  
    ★ 花の名前は、まず、ざっと「○○の仲間」や「○○科」で表しておいて、
      後日、図鑑などで詳しく調べていきます。

   
★ 左右に並んでいる花は、同じ花で、「全体像」と「拡大した花」などです。

山側の部屋のベランダから-1
雲が厚いのですっきり見えない・・・
線路もすぐ下に見える

 
 山側の部屋のベランダから-2
アイガー・メンヒ・ユングフラウも、真正面に見える

このシャレー、ツアーリーダーの部屋は無いので、
彼は駅を過ぎた先の辺りで泊っているとか
リビングは無く、ベッド1つの広めの部屋がその代わりで
当然、男性用の部屋になった

あとは、ベッドが2つずつの部屋が、女性用

 
 朝食
今日でシャレー泊7日目
自炊も手慣れてきてスムーズにできるようになった

 
 シャレー 7:55発

 
 ミューレンの駅
8:06発の列車に乗車

 
 今度は右側に座って、景色を眺める
 
 アイガー・メンヒ・ユングフラウ(左半分)
 
 メンヒ(右半分)・ユングフラウ
 
 ラウターブルンネン駅で乗り換え
右側の列車「クライネシャデック行き」に乗った  8:30発

 
 車内はがら空き

 
 車窓から-1
こんな崖のような場所があちこちにあった
 
車窓から-2
崖の下には集落
 
 
 車窓から-3
ユングフラウの氷河
 
 車窓から-4
カーブしながらゆっくり走る
 
 車窓から-5
「とさか山」と勝手に名付けた特徴のある山

 
 車窓から-6
氷河と、融けて流れる川が幾筋も ↑↓
 
 車窓から-7
 
 車窓から-8
アイガー(左の山)も見えてきた

 
 クライネシャイデック駅に着いた 2061m
9:04着~9:30発

 
ユングフラウヨッホ行きの自動改札
 
 赤い電車はユングフラウヨッホ行き
 
 ↑ 急な岸壁
その下は、牛の放牧 ↓
 
 
 ↑ 牛の姿を見るのは珍しい

 
 アイガーグレッチャー駅に着いた 2320m
9:35
 
 目の前に大岩壁! ↑↓
 
 
 ここは、マッターホルン周辺より雪が少ない 
氷河が小さい・・・
 
 ここから途中駅の「アルピグレン」まで
「アイガートレール」が続く
アイガー北壁を右手に見上げながらのコース

 
コンクリートの隙間に、ずらりと並んだ
キキョウの仲間
頑張ってるね~ 君たち!
 
 
赤白マークのハイキングコースの印と、
「アルピグレンまで2時間」の文字
 
 
 アイガー北壁を見上げる

 
 眼下は・・・
入り組んだ道と線路と草はら

 
 ロープウェイでもアイガーグレッチャーへ
来れるんだ

 
 
 
 岸壁に埋め込まれた
アイガー北壁登頂者の手形がずらり
 
 どの手形も、かなり大きい
 
 手形のそばに、登頂者の写真と
来歴などが書かれていた
↑ この写真の彼は
Stephan Siegrist(ステファン・シグリスト)
ガイドであり、プロのアルピニストだって

   
 ユキノシタの仲間
赤い部分は、これから実になっていく場所
(花盤:かばん)と呼ばれている
   
 ユキノシタ科
これは「花盤」が赤くない

   
    
 皆、キキョウ科だが、
下右だけは、葉っぱの形がとても細い

   
   
 ハマウツボ科:ヨツバシオガマの仲間
濃い色・薄い色があった

   
 ナデシコ科かな?

   
 バラ科:ハゴロモグサの仲間

   
 キク科:フキの仲間
背が高~い

 
 キンポウゲ科:トリカブトの仲間

   
 セリ科 
右は、実の様子

 
 殆んど垂直!

   
 アイガー北壁のコース説明板

 
 右手には、アイガー北壁
左手はハイキングコース

 
 この岩壁を眺めながら、ずっと歩く
足元は、花・花・花・・・

 
 キク科:コウゾリナの仲間

   
 キク科:ノコギリソウの仲間
   
 キク科:アザミの仲間
 
 ムラサキ科:ワスレナグサの仲間
   
 ナデシコ科
   
   
 ユキノシタの仲間
   
 タデ科:マルバギシギシにそっくり
 
 アカバナ科: アカバナにそっくり
   
        マメ科:シャジクソウの仲間
 
 マメ科:イワオウギの仲間
   
 マメ科
横に這う性質
 
 あら?雲が湧き出てきた
 
 みるみる間にうすいベールで覆われていった
が、すぐ治まった

   
調べ中
   
セリ科
右は、細かい花が集まっている様子
 
 右上は、アイガー北壁
砂礫の中のたらたら道

   
 ナデシコ科:ツメクサの仲間
 
 先行グループが休んでいた

 
 ロープウエイがゆっくり揺られていくのが見える

   
   
 ニシキギ科:ウメバチソウの仲間
   
 リンドウ科
左 花の中を覗くと、ブラシのような「モノ」が見えた
右 8/17に出会ったリンドウの仲間
同じ仲間かと思っていたが、花びらの数が違っていた

 
 おやあ、カタツムリがいた
日本のカタツムリと、大きさは同じくらい

 
 チシマゼキショウ科:イワショウブの仲間
日本では湿地に咲いている

 
氷河から流れてきた川をまたぐ

   
ナデシコ科:マンテマの仲間

 
 マツムシソウ科:マツムシソウの仲間
日本のマツムシソウそっくり

 
 岩の上で休んでいる先行グループ 11:27
マラソン仲間3人は、「ユングフラウ・ヨッホ」へ行きたい」・・・と
目の前にユングフライが見える、一見の価値がある所
私は以前行ったことがあるのでパス

ツアーリーダーは、
彼らを乗り換え駅「アイガー・グレッチャー駅」まで送り
その後、グリンデルワルトへ降り、
「フィルスト」へ行く・・と

マラソン仲間3人は、「ユングフラウ・ヨッホ」の後、
今日の予定だった「フィルスト」へも行きたい・・・とのことで、
じゃあ、「フィルスト」で合流しましょう・・・と話が決まった

私は、花を見ながらゆっくりアルピグレンまで下り、
登山電車でグリンデルワルトへ降り、
ゴンドラで「フィルスト」へ登り、皆を待つことにした

 
 4人を見送った 11:38

 
 おや、ゴーゴーという音と共に、
水煙が上がっているのが見えた

 
 かなりの高さから流れ落ちている
氷河の融けた滝だった 11:58

水しぶきが風で登山道まで流れてきた

 
 ランの仲間
背丈50cm程

 
 はるか下に大きな集落が見えた
赤白マークを確認しながら、下へ下へ・・・

 
 振り返ると、さっきの滝は一つではなかった

 
 ゴーゴーと水煙を上げて流れる川は、
深い峡谷をつくっていた  12:09

 
 親子連れに先を譲った
子どもの方が速かった

 
 彼らはこの分岐標識を見て 12:17
グリンデルワルド(2h25)へ直進

私は、ここから左折して、アルピグレン(20分)へ

 
 氷河からの川をここで渡った
(流れは大分優しくなった)

 
 バラ科
だんだん麓の花に代わってきた

 
 背丈を超す高さの木だった

 
 この小さい集落がアルピグレンかな? 12:30

 
 キク科:アザミの仲間
 
 キク科:ヤグルマギクの仲間
 列車が見えた!  12:33
あそこまで下りれば駅がある

 
 キンポウゲ科:トリカブトの仲間
 
 リンドウの仲間
背が高くなった

 
 シソ科:ウツボグサの仲間
 
 ハマウツボ科:コゴメグサの仲間
これも背が高くなった

 
 この尖った特徴ある山、
下ってくる途中、ずっと正面に見えていた

 
 オオバコの仲間
 
 アルピグレンの駅に着いたー列車がやってきた
・・・という、ラッキーな到着だった 12:40発

 
 グリンデルワルトに着いた 13:10
ツアーリーダーから
「フィルスト」のロープウエイ駅は、
「グリンデルワルト駅のもっと先にある」と聞いていたので
どんどん歩いて行った

 
 もうそろそろ何か標識が・・・と思ったら
小さい標識があり、
人の流れは、その方向に曲がって行ったので
ようやくたどり着いた 13:22

 
 自動改札機を通って、ロープウエイに乗り込んだ  13:26

 
 どんどん上へ上へ・・・
 
 後ろを振り返ると、こんな景色

 
 1つ目の駅 ボルト
このまま終点まで行けばよかった(と、後で分かった)が
前の客が下りるのを見て、乗り換えか?と思い
いったん下車

 
 2つ目の駅が近づいてきた
シュレックフェルト
 
 が、そのまま乗っていた
 
 展望が良くなった
 
 終点駅「フィルスト」 13:51

 
 雲が多いので、展望はイマイチ・・・

 
 ツアーリーダーはもう着いているかと思ったが
姿は無し

ビールを飲みながら待つことにした

Wi-Fiが繋がるかと思ったが、ダメだった

そのうち、ツアーリーダーがやってきた
「昨日のPDR検査の結果は、メールで来るはずなのに
待っていても来ない」・・・と
「昨日の検査所まで行って聞いてくる」・・・と言って
早々に分かれた
彼がいるとWi-Fiが通じるのだが・・・

 
 たくさんの黒い鳥!
カラスのよう ↑ ↓
 
 このカラス、お客の食べ残しを餌にしているらしく
お行儀が悪い

ここで約2時間待ったが、雲はだんだん厚くなるし
他の4人の姿も現れないので
ここから帰ることにした

ツアーリーダーとの打ち合わせでは、
「コープで待ち合わせ」だったので、
まずはグリンデルワルトへ下りることにした

 
 16:15 「フィルスト」発
 
 今日はずっと雲が多く、感動も薄くなり
PCR検査の結果も分からないので、気が重い

 
 麓駅に着いた
怪しい雲が下りてき始めた

 
 コープの入口にも、ツアーリーダーの姿なし
何か良くないことが起きていそうで気がかり

雨も強く降ってきたのでコープを離れ、
グリンデルワルト駅前の案内所なら
Wi-Fiが繋がるかと思ったがダメ

一人でシャレーへ帰ろうと時刻表を見ていたら
17:48発があった

どこで乗り換えるのか、いまいち自信が無かったので
案内所で、「ミューレンへ行きたいのだが」・・・と聞くと
乗り換え駅と時刻が書いた紙を渡された
それを持ってプラットホーム近くで待っていると、
「丹羽さ~ん」の声?
どこ?と見回すと、手を振っている女性の姿

今までの事情を話して、
「先にシャレーへ帰っています」・・・と言って別れた

 
列車に乗ると、
隣に座っていたカップルが日本語でしゃべっていたので
「私も日本人です」・・・と言い、「これからミューレンへ帰ります」・・・と言うと
彼らも同じミューレンだと分かった。
ご主人の定年祝いの旅行だと聞いた

ツヴァイリュッチネン駅(Zweiiütscinen)←これがどうしても読めなかった!!
ここでラウターブルンネン方面へ乗り換える
(同じホームの前と後ろ)

 
 この列車に乗って、18:16
 
 ケーブルカー駅へ 18:32
 
 ミューレンに着いた 19:00
雨は降っていない!

彼らは左折してホテルへ
私は右折してシャレーへ

シャレーについてすぐ、ラインを送って、
無事に着いたことを報告

「先にお風呂へ入っていてくださいねー」のラインで
そうだ、先に着いた順に入らないと
あとあと混雑すると思ったので
お言葉に甘えてシャワーをかけてさっぱり

今日の夕食も、
「作らなくてもいいものを全員分買いました」・・・と
気配りのラインが届いた

ハイキングの最後の日が
慌ただしくなってしまったが
それも忘れられない思い出の一つ・・・
ということで、明日はチューリッヒから出国の予定

   
  次へ続く(7月24-25日 10-11日目)

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