スイス シャレー利用の滞在型ハイキング

     ~白銀の山々と氷河を見ながら      お花畑の中をハイキング~ 

                   ツェルマット&ミューレン
                                   
 

    1・2日目 7月15日(金)・16日(土)      3日目 7月17日(日)
    4日目 7月18日(月)      5日目 7月19日(火)
    6日目 7月20日(水)      7日目 7月21日(木)
    8日目 7月22日(金)      9日目 23日(土)
    10・11日目(日)・(月)      全行程


 4日目 7月18日(月)
     【ツェルマット
グレイシャーパラダイスシュヴァルツゼー(Schwarzsee)
      ・・・フーリ(Furi)
ツェルマット】

                 ※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ≠飛行機  ➡その他
   
   ★ 花の名前は、まず、ざっと「○○の仲間」や「○○科」で表しておいて、
      後日、図鑑などで詳しく調べていきます。

   
★ 左右に並んでいる花は、同じ花で、「全体像」と「拡大した花」などです。

 5:42
月が白く見えた 天気は良さそう

4時ころは、満天の星状態だった

 
 キッチンからベランダへ出て、
教会の屋根を展望

眼下を流れる氷河が融けた川は、水量が減っていた

 
 8:25頃出発

 
 大通りへ出たら、右折して
ゴンドラ駅へ

(昨日は左折してツェルマット駅から、ゴルナーグラートへ行った)

 
 氷河が融けた川を渡って向こう岸へ

 
 ゴンドラ駅の自動改札機を通る 8:39
自転車用には、アーチ状の踏み台のある改札もある

 
 「マッターホルン・エクスプレス」で楽々運ばれていく

 
 マッターホルンの頭が見えてきた

うっすらと白く、マッターホルンの左側に下弦の月が見えた

 
 途中のトロッケナー シュテーク(Trockener Steg)駅  2939m

 
 大型のゴンドラに乗り換え、マッターホルン パラダイスへ ↑ ↓ 9:28
 
 5人掛けくらいの椅子が、背中合わせで4つ
右側に座ると、マッターホルンがよく見える

 
 前方右の、クラインマッターホルン 3883m
左が、ブライトホルン 4164m

 
 ブライトホルンが、だんだん近づいてきた

この山は、1988年に山友達とガイド氏と共に ↓

登ったことがある思い出の山

 
 下を見下ろすと、しわしわ氷河
その周りは、砂利採石場のような風景

 
 クラインマッターホルンと、ブライトホルンの間の氷河 ↑
 
 ↑ 大きく崩れた氷河
 
 右上 クラインマッターホルン
ほぼ垂直な崖の上に駅がある

 
 改札を出ると、大きなトンネルの中を通って
展望台行きのエレベーターに乗って・・・
 
 展望台に着いた~ 9:45
大勢の人で賑わっていた

磔のイエスが寒そう・・・

 
 工事用のクレーン車がこんな所に!
その後ろに、マッターホルン
見慣れた形ではなかった

 
 天辺が尖った山ばかり
氷河に削られると、こんなに尖るのだろうか?
マッターホルン登頂目的の男性は、
今日は練習登山(テスト登山)に出かけている

この3つのとがった山の真ん中
=Zinalrthorn(ツィナルロートホルン)だと
ツアーリーダーから聞いたが・・・

 
 ブライトホルンのなだらかな斜面を見ていると
 
 ↑ 黒い点々が少しずつ動いているのが見えた
登山者だ!

↑ 山頂付近にも黒い点々
縦走する人もいるようである
 
 
 こちらは、スキー場
ゆるやかな傾斜が続いている

 
 たっぷり展望を楽しんで、下りのエレベーターに乗る 
10:09

 
 ツアーリーダーは、この雪面を登って
遠くに見える国境まで行く・・・と 10:22
(向こう側はイタリア)

 
 スキー場を少し歩いてから、後ろを振り返った

 
 右手後ろには、
見慣れたマッターホルンとは別物がそびえていた

 
 4人は、どんどん歩いて行くが
私は、単調な雪面は好きじゃないので
「ここで待っていま~す」と声を掛けて
別行動とした
2014年7月27日に、イタリア側から、
このクラインマッターホルンを見たことがあるし・・・) ↓
(参考のため借りてきた)
   
 スイスとイタリアの国境は、黄色の線1本!  この黄色の線の左が、イタリア
右がスイス
   
イタリア側から見たクラインマッターホルン

 
 右下の建物とスキー場は
イタリア側だとか

 
 ちょっと形の違うマッターホルン

 
 このスキー場は子どもでも滑れる初心者用
登りは、ロープで引っ張ってもらうシステム

 
 前方は、クラインマッターホルン

 
 ゴンドラ駅への通路の椅子に座ったり、
展望台まで上がって見たり、
お店に入って休んだりしながら
4人を持っていた

 
 スノーバイクで運ばれる人もいた
怪我人だろうか?

 
 ザイルを担いだグループは、
ブライトホルン登頂組だろうね・・・

 
 4人が帰ってきた 11:56

 
 ゴンドラに乗って下山 12:04

 
 深いクレバス! ↑ ↓
ウンタラーテオドル氷河(UNT. THEODUL GLETSCHER)
 
 細い水の流れる川もあちこちにある
これが流れ流れて、あの白い川になるってことね

 
 マッターホルンと氷河湖(小さい水溜りかな?)
人や車も小さく見えた

 
 トロッケナー シュテークで乗り換えて・・・
 
 ガラガラの荒れ地のような所を過ぎ・・・
 
 シュヴァルツゼー(Schwarzsee)で下車 12:45
標高2583m

 
 このレストランでランチタイムとなった
パラソルの向こうは、昨日間近で見たモンテローザ

 
 私は、ペンネ・アラビアータとミネラルウオーター
ビールが飲みたいところだが、
まだこれから歩くと聞いているので
水で我慢・・・

   
   
 このお店の近くで
カメラを持った男性が2人、
花の写真を撮っている姿があった

こんなことはめったにない
そもそも、大抵の人はスマホ

何が彼らの興味を引いたのか
食べ終わってから調べに行った

多分、このリンドウだと思う ↑
やや紫がかった色や白っぽい色のリンドウがあった

 
 さあ、ここからお花見ハイキングになる

ツアーリーダーは、行き先は同じで2本ある道の
どれを選ぶか考えている様子 13:53

フーリ(Furi)まで、「1h35」と、「1h25」の二通りの道があった

今だから分かるが、短い方は傾斜がきつい
長い方は、傾斜が緩い

 
 ツェルマットの町がう~んと下に見える
フーリの駅は、ツェルマットの1つ手前 1867m

そこまで約700mの標高差を歩いて下る

 
 
 広い道も時々ある
正面には、小さく見えるが、
昨日登ったゴルナーグラートの駅が見えた
昨日下った斜面と対峙している

 
 キキョウ科
花が大きめ

 
 マツムシソウの仲間

 
 4人の足並みはそろっているが、
私はマイペースで、
後から写真を撮りながら下っていく

   
 ナデシコ科:マンテマの仲間

   
 マメ科
鮮やかな黄色

   
 トウダイグサ科
この仲間は、面白い花の仕組みなので
私のお気に入り

 
 キク科:ヤグルマギクの仲間

 
 、マメ科:ゲンゲ(レンゲ)の仲間

   
 リンドウ科
ちょうど真っ盛りの時期で、あちこちで出会った
右 花の拡大 毛が多いのが特徴

 
 キキョウ科
背丈が20cm程で毛深くて、
下を向いて花を咲かせる

 
 山肌をジグザグに降りていく
ツェルマットの町は、まだまだ

 
 ヤナギの仲間
花が終わると、ふわふわの綿毛ができる
その綿毛の中に種があり、風に乗って飛んでいく仕組み

 
 キク科:ヤグルマギクの仲間
面白い形

 
 ハンニチバナ科
日本の野山では、出会ったことがない

 
 黄色の大株の中に、ワイン色の花
   
 ワイン色の花は、
ハマウツボ科:シオガマの仲間

黄色の花は、
ユキノシタの仲間
 
 
 マメ科:ゲンゲ(レンゲ)の仲間
花が終わると茶色になるので
ツートンカラーにも見える

 
 キク科:アザミの仲間

 
 先行グループは休憩中 14:40
私はゆっくり歩きなので
休憩しながら歩いていることと同じ
あまり休むことはしない

   
 ニシキギ科:ウメバチソウの仲間
右 花の拡大 マッチ棒のように伸びているのは雄しべ
その根元にある黄色い粒々は「仮雄しべ」
日本のウメバチソウは、こんなに黄色くない ↓
   
 ↑ 2018/1016撮影 参考のため借りてきた

 
キク科

 
 これも、キク科
背が高い

   
 ユキノシタ科

 
 サクラソウ科

 
マツムシソウ科

 
 バラ科:チョウノスケソウの仲間かな?

 
 深い谷 氷河が流れてきた川

 
 キキョウ科::タマシャジンの仲間
日本ではこれに似た花は見たことがない
よく、「魔女の爪」というニックネームで呼ばれている

 
 ハマウツボ科(ゴマノハグサ科):
オクエゾガラガラの仲間
日本ではまだ見たことがない

 
 ナデシコ科

 
 キキョウ科
ほっそりしていて、背が高い

   
 トウダイグサ科
花も面白いが実の形も面白い
花が終わって、紅葉が始まったのか、赤っぽい
日本のトウダイグサ科 ↓
   
 ↑ トウダイグサ科:ナツトウダイ
 ↑ トウダイグサ科:タカトウダイ
2020/5/17撮影 比較のため借りてきた

   
 セリ科
黒っぽいのは、種ができているせいかも
   
 これもセリ科
花の状態

 
 アカバナ科

 
 「フーリまであと20分」の文字

 
 キキョウ科
麓の花になってきた

 
 キク科
背が高い

 
 グロブラリア科:ルリカンザシかな?
日本では見たことがない

 
 外来種と思われる
海外ハイキングの際、
あちこちで見かけたことがある

 
 ゴンドラが動いている
もうすぐ、フーリ

 
 フーリの駅に着いた 15:50

 
 ツェルマットへは一駅

 
 ツェルマットに着いた 16:00

 
 今日のディナー
早く着いた人たちが、作ってくれていた
ありがとう~

 
  次へ続く(7月19日 5日目)

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