スイス シャレー利用の滞在型ハイキング

     ~白銀の山々と氷河を見ながら      お花畑の中をハイキング~ 

                   ツェルマット&ミューレン
                                   
 

    1・2日目 7月15日(金)・16日(土)      3日目 7月17日(日)
    4日目 7月18日(月)      5日目 7月19日(火)
    6日目 7月20日(水)      7日目 7月21日(木)
    8日目 7月22日(金)      9日目 23日(土)
    10・11日目(日)・(月)      全行程

  7日目 7月21日(木)
     【ツェルマット
スネガブラウヘルドロートホルン・・・
        オーバーロートホルンロートホルンブラウヘルド休憩)
       
・・・スネガ・・・ツェルマット】

                 ※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ≠飛行機  ⇔その他
    
   ★ 花の名前は、まず、ざっと「○○の仲間」や「○○科」で表しておいて、
      後日、図鑑などで詳しく調べていきます。

   
★ 左右に並んでいる花は、同じ花で、「全体像」と「拡大した花」などです。

朝起きると、水路の底が見えていた
下流も
 
 
 上流も・・・!
すごい差!!

 
 空はどんより曇っていた
雨具の用意をして、
シャレ―出発 8:00頃

 
 ツェルマット駅横のお店で
ミネラルウオーターを購入

 
 ゴルナーグラートへ行く駅の横を通り過ぎ・・・
 
 線路横を歩いて・・・
 
 トンネルの中を歩いて、ケーブルカーの駅へ 1620m

 
 階段式になっているプラットフォーム

 
 一番前へ座ろうと、階段を登っていくと
ケーブルカーが来た

 
 自動でバーが開くのを待っていた

 
 先頭車両のそのまた先頭 8:40
ず~っとトンネルの中を走って・・・ 
 
 スネガに着いた 8:46 2288m
周りはガスガス

ゴンドラに乗り換えて・・・
 
 ブラウヘルドへ

 
 今度は大型のロープウェイ 
乗換駅は、すぐそば 8:57 2571m

「雲の上は、青空かも・・・」と話し合っていたが
本当だった!

 
ロープウェイが上がるにつれ、青空が見えてきた!

 
 山裾は、雲の中
ツェルマットは、きっと雲の下だよね

 
 どんどん視界が開けてきた

 
 あの山の形、ブライトホルンだ!

 
 マッターホルンも見えてきた!

 
 パラグライダーも見える

 
 ロートホルン山頂駅(3103m)に着いた 9:21
前方の土色の山が、オーバーロートホルン 3415m
以前(2017年)、やはり単独で登頂している
今日は、私だけあの山に登る
他の4名は、すぐ下にあるステリゼーへ

黄色いパラグライダーは、風待ちらしい

 
 この広い林道をどんどん下へ降りていくと
オーバーロートホルンへの登山口がある

 
 右手に見える山々
左は、モンテローザ
右がブライトホルン

眼下の氷河は(底が深くて見えないが)、
フィンデル氷河

パラグライダーは、その氷河の上へ飛ぶらしい・・・

 
 細い登山道は、山肌を巻きながら
登って行っている

 
 後ろを振り返ると
ロートホルン駅が見えた

左端の3人は、ツアーリーダーと一緒に
ステリゼーへ行くグループ ↓


 
 
 右手の山はモンテローザ
氷河はゴルナー氷河かな?

 
 このひときわ鋭くとがった山は?
ツィナ―ルロートホルン(4221m)らしい

同行の男性が10年前、
マッターホルンのテスト山行に、フランス側から登頂した山だって
なんと険しい山だこと!

 
 鞍部まで降りた 9:35
林道はここで左右に分かれ、
直進は、オーバーロートホルンへの道になる
ここで標高2981m 9:35

ステリゼーへは、「50分」とある
登頂できなかったら、そこで合流・・・という打ち合わせ

 
 すぐそばに、オーバーロートホルンの登山口
山頂まで、1h10とあるが 
私の足だと2hかな? 9:37
男性2人組に先を譲った

   
   
 キク科:エーデルワイスの仲間

 
 後ろを振り帰る 
ロートホルン山頂駅は見上げる高さ
(ウンタ―ロートホルンともいうらしい)

左に、マッターホルンの頭がチラリ

 
 キキョウ科

 
 キク科:

   
 ハマウツボ科:シオガマの仲間
鳥のくちばしのような形が特徴

 
後ろを振り返ると、
マッターホルンが大きく見えてきた

 
 キク科:アズマギクの仲間

 
 谷間から雲が上がってきた

   
 花は、みんな背が低くなってきた

 
 モンテローザだよね!

 
キク科:ノコギリソウの仲間
葉っぱが白っぽい
 
   
 アカネ科:キヌタソウの仲間

   
 キキョウ科
背丈5cmもない

 
 太いロープが張ってある場所
ここ一箇所のみ
足元に気を付けて登る

 
 ロートホルン駅が遠くなった・・・
マッターホルンは雲の中に入ってしまった

 
 後ろからファミリーが来た
一番小さい女の子は、小学校の低学年・・・といった感じ

 
 彼らは絶景を見ながら休憩
私も、少し上の岩の上で休憩

   
 キキョウ科
この花も背が低くなった

 
 
この黄色い目玉 記憶がある 10:30
前回(2017年)もあった
片面には、日本語で書いてあるが、直訳風
意味深のようでもあるが、心に響いてこなかった
『動物の世界
動物は、泳ぎ、這い、走り、そして飛ぶ。
彼らが求める物は少ない。空間、食物、安全。
動物はやるべきことを行う。
彼らは人間の仲間であり、手本だ。
それをよく見たまえ。』

   
 オオバコ科:ウンランの仲間
花びらに網目模様がある

   
 ナデシコ科
この花はたくさんあった

   
   
 サクラソウ科
マット状にこんもりなる性質
濃い色や薄い色、微妙に違っていた

花の写真を撮っている間に、
ファミリーに追い越された

 
 右手の山々
モンテローザはまだ見える

 
 そのまた左に連なる山々

   
 首が長く、色の濃いリンドウの仲間

   
 ナデシコ科:ツメクサの仲間かな?

   
 ユキノシタ科かな?

   
 キク科ノコギリソウの仲間
薄汚れたように見えるが
近づいてみると可愛い
この花も多かった

 
 今度は青い目玉 10:53

 
 ロートホルン駅が見える
ずいぶん下になった
マッターホルンは半分雲の中

 
 
 
 山頂に着いた~ 
今度は赤い目玉 11:09
片面には、やっぱりこなれていない日本語で書いてあった (下の画像)
『精神の世界
身体と感情から解放された最後の自由。
解放はどこにでもあり、生命の美と調和を反映している。
それは心という無限の善と愛の力だ。
目を覚まし、無上の幸福にそれを探したまえ。』
何のことやらさっぱり・・・

登山口から1h30かかった

 
 
 クラインマッターホルンと、
その左に、ブライトホルン

標識には
「ウンタ―ロートホルン(ロートホルン駅のこと)1h05」と
私の足なら1h30かな?

 
 もっと左の山々
あの鋭く尖った山(ツィナールロートホルン)も見える

 
 足元は切り立った崖
怖くて近づけれない・・・

 
 さあ、下山 11:16
山頂はファミリーだけになった

 
 ジグザグ道を慎重に下る

登ってきたカップルに道を譲った

その後、続々と登山者とすれ違った
朝早い出発だったので、静かな山を楽しめて良かった~!

   
 ナデシコ科:ミミナグサの仲間

 
 青い目玉を通り過ぎ、
赤白マークをたどって歩く
(対岸の大きな氷河=ゴルナー氷河かな?)

   
 ユキノシタ科

 
 あの岩棚の上が、
オーバーロートホルンの山頂だった

 
↑ 2種類の花の集まり 
   
 左はナデシコ科:ツメクサの仲間  
右はユキノシタ科かな?

 
 キク科:ノコギリソウの仲間

 
 ウンランの仲間
紫色とオレンジ色の派手派手な配色

 
マルハナバチそっくりさん

 
 ザレた斜面をジグザグに下る

 
   
キキョウ科
つぼみもあった
本当に背が低く、地面から咲いているような感じ

 
 まだまだジグザグ

 
 キク科

 
 キク科:アザミの仲間

 
 ロープ場所は慎重に足を出す

 
 ロートホルン駅が見えた

 
 アカネ科:ヨツバムグラの仲間

  
 ハマウツボ科:コゴメグサの仲間

   
 ベンケイソウ科

 
 キキョウ科

   
       シソ科:イブキジャコウソウそっくり

 
 登山口へ戻ってきた 12:35
とても合流場所のステルゼ―へ行く元気はない・・・

ロートホルン駅は、ここから急坂を登ったその上
そこのレストランで休みたくて、
喘ぎながら登った

オーバーロートホルンへの道より
この坂道が一番きつかった!

林道のような砂利道を敬遠して、
左側の草原の中を登ったので
花に出会えて、少し元気をもらうことができた ↓
   
 リンドウ科

   
   
セリ科
右は、花の拡大

 
 オーバーロートホルンを振り返った
あの天辺まで登って、下ってきたんだ

 
 ロートホルン駅に着いた 13:01

レストランでビールを飲もうと思っていたのに、
閉店だった・・・

他の4人に連絡を取ろうとしたが、圏外でできず

 
 ロープウェイに乗って、ツェルマットに帰ろうとした

 
 ロープウェイから見下ろしたステリゼー
ここが集合場所だった湖(ゼーは湖のこと))

 
 ブラウヘルドに着いた 13:53
ここで乗り換えだが、
すぐそばにレストランがあったので
寄ってみることにした

 
 マッターホルンが正面に見える素敵な場所!
ビールの大ジョッキを頼んだ
これで元気になれる~

Wi-Fiのパスワードを見つけ
これで連絡が取れると思った!

早速、ラインを開くと、続々と4人の会話が分かり、
ツアーリーダーは、私と合流できないので
「ロートホルンに登り返します」って・・・

「ブラウヘルドの乗換駅のお店でビールを飲んでいます。
ご心配なく!
大丈夫!一人で帰ります」と返信したが
既に遅く、移動中だったらしい

彼は結局ロートホルンまで戻って、
一つ下の駅にいることが分かって、やっとここで合流できた~

申しわけない!

大ジョッキのビールを飲んで元気を取り戻したので
私はここからツェルマットまで歩く気になった

だって、こんなにいい天気だし、今日でハイキング終わりだし
すぐ乗り物で帰ってしまうのはもったいないもの!

ツアーリーダーと別れて歩き始めた 15:21

 
 
 キキョウ科
ここのキキョウは背が高い

 
 「Zermatt」の文字を見ながら
標識を見ながら行けば大丈夫

以前もそうやって歩いていた

 
 マッターホルンがすっきりとしないのが、少々残念・・・

 
 ブラウヘルドと、ロートホルンを振り返った

 
  「Zermatt」 あるある 右へ
林道歩き

 
 キキョウ科
背が高~い

   
 アカバナ科:ヤナギラン

   
 ユキノシタ科

   
林道脇に写真の説明板があった
これは、ワイン色の背の高いリンドウの仲間

 
 マメ科:シロツメクサの仲間

 
 キク科:ニガナに似ている

   
 背が高く、下を向いて咲くキキョウ科

   
 黒い実がなっている写真があったが、
この実のことだろうか??(右)

 
 ヤナギランと、昔風の小屋 16:09
 
 そのすぐそばに分岐があった
もう林道歩きは飽きた
「Zermatt 1h35」と、「Zermatt 1h15」の2つがあった
1h15を選んで・・・
 
 樹林の中の小路へ

いいねえ~ これで花が違ってくるはず
涼しいし・・・

 
 フウロソウの仲間

 
 赤白マークじゃなくて、黄色い矢印になった

 
 広~い場所に出た
下の方には、入り組んだ道・・・

 
 自転車ロードがあるので注意!・・・ってことね

 
 背の高いキキョウがわんさか~

 
 林道に出た 16:40
ここの標識は時間が書いてないが、
「Zermatt」の文字を確認して左折

 
 すぐまた標識があった 16:41
「リエド経由」と「Tiefenmatten」の二つ
どちらも「「Zermatt」へ行くならどちらでもいいや!!

 
 広い林道の道と、小道があったので
迷うことなく小道に入ったが
これは困った!

幾つにも分かれ道があって、
頼りになる目印や矢印が無い!
仕方なく林道に戻った

 
 林道には、こんな黄色いマークがずっとついていた

 
 キックバイク・トレールと併用ってことだね
時々すれ違った

 
 ハマウツボ科:ママコナそっくりさん

 
 キキョウ科
とても葉が細い

 
 キク科かな?

 
 また分岐
「Zermatt」が35分と40分 17:09

 
 すぐ近くにまた分岐 17:10
ふ~ん、林道歩きか、農道歩きかの違いのよう
農道歩きを選んだ

 
 いい選択だった!
こんな赤い実にも出会えたし・・・
 
 干し草運搬車にも出会えたし・・・
 
 畑の中の小道だし・・・
   
 メギ科:ヘビノボラズの仲間
鈴なりの実にも出会えたし・・・
 
 乗ってきた電車にも出会えたし・・・
 
 木造の古い家にも出会えたし・・・
 
 こんな小道は大好き・・・
 
 水場まであるし・・・
 
ハマウツボ科:ママコナの仲間
黄色いママコナにもまた会えたし・・・
 
 
 干し草小屋にも出会ったし・・・
   
 アヤメ科の花にも会えたし・・・
   
バラ科:ハゴロモグサもどっさり咲いていたし・・・
   
スグリの仲間も可愛かったし・・・ 
 
と、ここまでルンルンに歩いてきたら
ここから舗装道路になった

 
 黄色いマークに導かれて
ツェルマットの町中へ

 
 標識を確認して適当に勘で歩いて行くと・・・
 
 氷河の融けた川に出合った
これで自分の位置が大体分かった

上流も・・・
 
 下流も、ゴーゴーとすごい勢いで流れていた

 
   川に沿って歩いて行くと、
今朝乗ったケーブルカーの駅の前に出た

シャレ―へ無事戻って、ゴール!
ああ、楽しかった~


明日はツェルマットを離れ、ミューレンへ移動

  
  次へ続く(7月22日 8日目)

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