関ケ原駅からバスで山頂駐車場へ

    
  伊吹山3コース上野登山口へ下山
         

              
(米原市)    2021年7月17日    


                        『   』内は、図鑑やネット検索からの引用です

多治見7:45発ーー名古屋8:28〜8:31--関ケ原9:19着
伊吹山山頂行きバス9:30発==山頂駐車場10:20着

料金所の掲示板には、
「山頂は曇り・気温17℃」
涼しそう〜と、期待大

登るにつれ、山頂に霧がたちこめ、
暗い雲が空を覆ってきた

駐車場手前のいつもの所で、
大きな望遠レンズを構えた
野鳥ファンがたくさん待機していた

山頂の駐車場は、たくさんの車
どんどん登ってきていた

天気は、風が強く雲が多いが、雨は無し

到着後、まず「中央登山道」を目指した 10:22発

 
 キバナカワラマツバ:アカネ科
葉っぱが松の葉のように
細くて尖っている

 ヤマブキショウマかな?:バラ科
トリアシヨウマ
かも?
よく似ていて
私には区別できない・・・

 
ヤマホタルブクロ:キキョウ科
駐車場付近は、つぼみが多かった

セリ科の花
セリ科の花も、よく似た花が多く
区別が難しい


ここをクリックすると大きく見えます
 
   
   
タカトウダイ:トウダイグサ科
花の仕組みが複雑で奥が深いので
私のお気に入り

ここまでが駐車場横の草むらで見かけた花

こちらは、東登山道
下り専用と書いてあるが
滑りやすいので、登りの方が安全だと思う

こちらが、中央登山道

扉を開けて閉めて中へ入る 10:26

 駐車場が見下ろせる
その向こうの山並みは
「伊吹北尾根」のある岐阜県側

 
こちらは滋賀県側
左に琵琶湖が見える

 
 い〜い声で鳴いていた鳥
大きな望遠レンズのついたカメラの所有者が
「ホオジロだ!」と言っていた

   
 
 ヒヨクソウ:オオバコ科
咲き残りの花

 
 
 上 ゴトゴトと、ゆっくりした音が聞こえてきた
モノレールだった
近づくのを待って、パチリ
下 ゆっくり動いて行った
以前、これに人が乗っているのを見たことがある
かなりの力持ち

 
 だいぶ登ってきた
この中央登山道は殆んどが階段

   
 ダイコンソウ:バラ科
 イブキトラノオ:タデ科
以前は、た〜くさん咲いているのを
見たことがあるが、
今回は、パラッ・パラッ

   
 コバノミミナグサ:ナデシコ科
萼より、花びらの方が長いのが特徴
『石灰岩地帯に分布し、滋賀県伊吹山と山口県に生える』・・・と

   
 日本武尊の像 10:55
30分ちょっとで山頂着
大勢の人〜
順番を待ってパチリ

とても風が強く
ベンチに座って休憩の気分には、なれず

すぐ東登山道方面へ歩き出す
三角点 10:58

空は雲行きが怪しい
 
 
 「殉難の碑」 最近できた記念碑
何の記念碑かと調べてみたら、
『1931年12月15日、測候所の勤務交代のために登山中、
3合目で猛吹雪に遭って遭難
1934年1月15日、山頂付近で雪庇(せっぴ)が崩落して引き起こした
雪崩に巻き込まれて遭難
この2人の殉難之碑が測候所跡に建てられた』・・・と

 
 イブキジャコウソウ:シソ科
イブキと名がつくが、
この山にこの花は少ない

山頂付近より、7合目辺りの方が多いかな

 
 この扉を開けて閉めて
「東登山道」へ進む 11:00

「これより先危険箇所あり!
登山靴等の装備出ない方はご遠慮ください!
この先は転倒事故が多く、軽装では大変危険です」の文字

確かに滑りやすい
転倒すれば、頭がゴツン
腕や足がゴツンになりそうな場所は多い

この看板のお陰で
人が少なくて静かな道になっている

 
 「東登山道」
前から3人とすれ違い、
後ろから追い抜く人は無し・・・の
静かな山道

これで花いっぱいなら
言うこと無しなんだけど・・・

 
 前方は雲が怪しい
風もビュンビュン

 
 ここにもさっきと同じ注意書き
ここまで来て引き返す人も多い

   
   
クサタチバナ:ガガイモ科
上 花の様子 残り花
下 実は、尖った紡錘状
熟してくると黒っぽくなる
しかし、この花がどうすると、
こんな形の実になるのか不思議??

 
 バイケイソウ:ユリ科
ネットの中に咲いていた
ネット外では見かけなかった

有毒なのに、鹿は食べるのだろうか?

  
 出口に着いた 11:41
山頂から約45分

今度は西登山道へ

   
 シオヤキソウ(ヒメフウロ):フウロソウ科
最近、家々のお庭で見かけることが多くなった

最初、庭で見つけた時は、
「あれ〜、伊吹山で見た花と同じ!」
と驚いた覚えがある

 
 やっとベンチで休むことができた

 
 西登山道入り口
こちらは人が多く通るので、
開け閉め無し 11:57

   
 シロバナヤマホタルブクロ:キキョウ科
こちらは風も弱く、日当たりが良いのだろうか
花が咲いていた

 
 サラシナショウマ:キンポウゲ科
大群生
これは鹿が食べないらしい

   
 テンナンショウの仲間・サトイモ科
これ1つ見たきり

 キンバイソウ:キンポウゲ科
これも1つ見たきり
   
 アカソ:イラクサ科
これは大群生
鹿が食べないらしい

 キヌタソウ:アカネ科
東登山道に多い花なのに
今回は少なかった
   
 
 クサアジサ:アジサイ科
これも少なかった

 
 シモツケソウの群生:バラ科
ネットの中をパチリ まだつぼみ
ネットの外ではほとんど見かけない

以前は、大群生だったのに・・・

 
 2回目の山頂 12:29
駐車場から約20分

 
 琵琶湖を見下ろしながら2回目の休憩後
出発 12:33

 
 9合目  12:39
さあ、ここから急な下りになる
それも、石ゴロゴロ・岩ガレガレの道

 
 8合目のベンチは、ほぼ満員
靴下を脱いで、
ベンチの上に足を投げ出している人も

足が痛いと辛いよねえ

近頃は、登り優先の習慣が無くなったのだろうか
下る人が、どんどん先を急ぐ
登る人が遠慮して立ち止まっていると
どんどん下る人の列が続き
切れ目がない

「登りますっ!ていう意思表示をしないと
いつまでも待ってないといけませんよ」
・・・と、ハッパをかけた

 
 イブキジャコウソウ:シソ科
山頂より広範囲に咲いている場所

年々広がっているから、種が飛んだのかも

 
3合目の広場が見える

 
 上を見ると、どんどん人が降りてくる
「お先にどうぞ」と言って
何十人に追い越されただろう

 
 7合目通過 13:17

 
 6合目通過 13:29

 
 5合目 休憩している人を横目に通過 13:43

 
 3合目の旧ホテルが見えた

4〜5合目の間で、
登山道の補修をしている人たちがいた
感謝して、挨拶をして通り過ぎた

↓ ここからネットの中の観察地の花
 
ここをクリックすると大きく見えます

ここをクリックすると大きく見えます
 
 タカトウダイ:トウダイグサ科
また会えた!
私の好きなお気に入りの花

   
   
 ハクサンフウロ:フウロソウ科
上右 花の中を覗いた
中央の棒が雌しべ(まだ開いていない)
紫色は雄しべの葯
エゾフウロとの違いは、分からない・・・

   
 カワラマツバ:アカネ科
花が白色
キバナカワラマツバ:アカネ科
花が黄色

   
 オオバギボウシ:ユリ科
名前の通り、大きな葉っぱだった

 テリハノイバラ:バラ科
名前の書いた名札があった
『地面を這うつる性の木』

   
   
 カワラナデシコ:ナデシコ科
タカネナデシコ
という
そっくりさんもいる

   
 オカトラノオ:サクラソウ科
 
カワラマツバ:アカネ科
ネットの中には、草を刈った
細い道ができている
 
 
ユウスゲの向こうに、伊吹山
保護されているから、こんなに多い

   
   
 ユウスゲ:ススキノキ科ワスレグサ属
『夕方に開き翌日の午前中にしぼむ』・・・ので、
殆んどはつぼみか、萎れた状態
↑ これだけは開きかけていた

   
 ミヤマクルマバナかな?シソ科
よく似たものに、
クルマバナがある
どちらかは、私には判別できない・・・

   
ルリトラノオ:オオバコ科
以前は、普通に見られたのに、
今回、ネットの中、それも1株だけだった

   
 シモツケソウ:バラ科
山頂では開花していなかったが
ここでは満開
これも以前は、どこにでも見られた花だった
ネットの中でも、1部分だけ・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・
バスの時間も気になるので
扉を開け閉めして、ネットから外へ出た

いつものように登山道を離れ林道へ 14:17

   
 サルトリイバラ:サルトリイバラ科
  
 マタタビ(虫こぶ):マタタビ科
   
 クララ:マメ科
10cm以上にもなる実がぶら下がっていた
右下の白いのは、残り花

 イワガラミ:アジサイ科
高い木に絡みついていた
   
 ウリハダカエデ:ムクロジ科
ウリカエデ
と似ているが、
これは葉っぱが3つに分かれていて大きい
実も大きい

 シロモジ:クスノキ科
可愛い実がなっていた
   
 ミズキの仲間かな?:ミズキ科
大きな木に白い花
花はほとんど終わっていた
ドライブウェイでも、あちこちで見かけた

   
サルナシ:マタタビ科
高い木に絡みついていた
高い所には、実がいっぱいなっていたが
手の届く高さでは、これっきり

   
 ウリノキ:ミズキ科
葉の裏を注意深く見て行くと、
可愛い実がなっていた
花は、こんな感じ ↓
 
 2021/6/20 撮影 参考のため借りてきた

  
 2合目のあたりで、登山道へ 14:53

 
琵琶湖が大きく見える

 
 1合目で休憩 15:12
かき氷が大繁盛

 
 登山口に到着 15:38
1合目から木陰になるので
登山道は泥ぬる状態

 
 靴の泥と、ストックの泥を落とすために
浅い沢へ降りて洗った

バスの発車16:10まで、
ビールでも飲んで・・・と思っていたが
残念! いつものお店はお休み!

バス停で待っていると、
近江長岡駅行の前に
大型バスが来た 米原行きだった

関西方面へは、便利

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