2回目のNZ   2人旅
ニュージーランド・南島
(クライストチャーチ・アーサーズパス・フランツジョゼフ・カイコウラ)


3日目 1月8日
     クライストチャーチ → アーサーズパス
    (ブライダル・ベール・トラック : ビーリー・バレー・トラック:
             デビルス・パンチボウル・フォールス・トラック)


1・2日目(1/6−7) 3日目(1/8) 4日目(1/9) 5日目(1/10) 6日目(1/11)
7日目(1/12) 8日目(1/13) 9日目(1/14) 10日目(1/15) 11日目(1/16)
全行程(1/6〜1/16) ハイキングのあれこれ


列車にザックを運び込む

B&Bだから朝食がつくのだが
何しろ列車の発車時刻が早い
1日1往復というのにも驚かされる

特別7:00から・・・と
朝食を早くしてもらったが、
7:20にはタクシーが来た

大慌てでクライストチャーチの駅へ

日本のように
発車間際に飛び乗ることはできず
全て予約制で、チェックインがある

駅についてみると
ずら〜っと長い列ができていた
その後ろに並んでチェックインを待つ

ザックは最後尾の車両へ
下車する駅を言ってから
預かり券を貰う




トランツ・アルパイン

指定車両と指定席のナンバーを
チケットに書いてもらってから
列車に乗り込む

あれほどたくさんのお客も
長い列車全てにきっちり入ってしまった


座席

向き合って4人掛けの席

テーブルの上には時刻表と
車内販売のメニューなど




展望車の車両

窓のない展望車は
写真を撮るのには便利だが寒い

フリースなどを着て
しっかりした防寒対策の必要がある



駅があっても

駅があっても全て停車するとは限らない

ほとんどは素通り

たまに下車してもいい駅がある



汽笛は集合の合図

このトランツ・アルパインは
山岳展望が売りらしい

だんだん山が見えてきて嬉しい

ぼーっとなる汽笛は
発車するから戻っておいで〜の合図

てんでに散らばっていた乗客が
戻ってきて発車






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車両から

広い草原と羊たち




車両から

ニュージーらしい景色がずっと続く



車両から

だんだん山岳地帯に入ってきた




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車両から

茶色の山は牧草地


車両から

ヤナギが茂っているのは
近くに川があるから




車両から

山のてっぺんまで樹木がない



車両から

かなり上のほうにも羊たちがいる


ルピナス

アーサーズパスに近づくと
主に紫色の花の群生が
あちこちに現われた

ええっ?
マウントクック国立公園では
外来種だからと除草剤をかけられたり
図鑑にも載せてもらえない花が
逆境にもまけずこんなにたくさん!




車両から

きれいな川が出てきた



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車両から

真っ白な花をつけた木がいっぱい

どうやら
マヌカの木らしい




車両から

川のほとりに
紫色のルピナスの群生
車両から

広い河原になった

アーサーズパス駅

下車したのは
日本人の団体と10名ほどの人

荷物車両の位置を間違え
うろうろしていたが
ちゃんと2人分のザックが下ろされていた



駅の表示

外は雨

指示通り、地下のトンネルを潜って
お迎えの車を待っていたが
姿なし・・・

反対側で待っていると
チャイニーズの男性が探しに来てくれた




ここで3泊する宿

The Chalet(シャレー)
山小屋・・・という意味らしい

別棟の部屋

裏に別棟の部屋がある
階段を上って2階へ



部屋の裏は
ビーリー・リバー

河原が広く、水量は少ない



DOCへ

DOC(自然環境省)
(Department of Conservation)

ここで明日の天気を聞いたり
トラックの地図を買った

今日これからでも
デビルス・パンチボウル・フォール
へ行って、
ブライダル・ベールトラックから
ビリー・バレー・トラックへ行って
帰ってこられるという返事だった




DOC=アーサーズパス・ビジターセンター

「DOC」はどこですか?ときいても
あのチャイニーズの若者は
分からなかった

ビジターセンターと同じところだったんだ



ハイキング開始

トラック入り口は宿のすぐ近くだった!

まず、ブライダル・ベールトラックへ進む



可愛い花!

クリーピング・ウーリシア

木陰や湿地など
湿っぽいところが好きな花らしい

今回たくさん見かけた





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マウンテン・ビーチ

NZの主なブナは3種類

レッド・ビーチ
シルバー・ビーチ
マウンテン・ビーチ




説明板

日本のブナも保水力が大きく
森のダムといわれているが
ここにも大切な木であると書かれている
レイン・フォレスト

レイン・フォレスト

苔とシダの世界

レイン・フォレスト

熱帯雨林は、木が大きく育つが
ここのレイン・フォレストでは
それほど大きな木はない

整備されたトラックを歩く




マウンテン・
キャベッジ・ツリー

『あまり枝分かれしないのが
マウンテン・キャベッジ・ツリー』・・・だと
川を渡る

滑りやすい階段・橋には
全て金網がまきつけてあり
転倒を防いでいる

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キャベッジ・ツリー

これはよく枝分かれしているから
キャベッジ・ツリーかな?
背も高いし・・・

赤い三角は、トラックの指標




展望台から

展望台から
明日登るアバランチピークは
どのあたりか?・・・と眺める
展望台から

こちらは反対側の山々



マウンテン・ホリー

白い花が束になって咲いている
ちょうど見ごろ



マウンテン・スノーベリー

シラタマノキに似ている背の低い木
花はそっくりだが、背の高い木もあった
レザリー・リーブド・
マウンテン・ヒービー

ヒービー(HEBE)科の花

HEBEとは、
『古代ギリシャの、若さを守る
女神の名前に由来している』・・・と

ちょうど見ごろ




ニードル・リーフ・
グラスツリーの仲間

松の木の葉っぱの様に細い葉に
花が咲いているのが特徴

ニードル(針)のような葉っぱという意味



ビーリー・バレー・
トラックへの標識

往復4時間コースになっている
アド・リーブド・オーキッド

アド(変わった形の)リーブ(葉の)
オーキッド(ラン)
2枚の葉のうち1枚は長く
もう1枚は小さい・・・とある

背丈10cmほど






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ビーリー・リバーを渡る

この橋を渡って、少し登ったところに
高層湿原があった
赤っぽい色のシダ
ブラウン・スケール・ファーン?

赤っぽい色のシダが目につく

ブラウン・スケール・ファーンは
若いときはこんな色で
成長するとグリーンになるそうである




高層湿原

遠くに雪を被った山々

そしてレイン・フォレスト

その手前に高層湿原
木道がずっと続いていた



サンド

高層湿原のような所
ロック・クッションの中に混じっていた

モウセンゴケの仲間




ロック・クッション

緑色の、ふわふわのクッションのような
葉の間から、茎も見えないほどで
葉の間から花がのぞく



ゴブリン・モス

白っぽいサルオガセのような苔(モス)
引き返し地点

高層湿原の後はまた
レイン・フォレスト

後を待ちながらどんどん登っていったが
いくら待っても姿が見えないので
分岐点から引き返すことにする



アバランチ・パスへの分岐

Warning(注意・警告)

一見して、普通のトラックではない
と思ったが、やはり『マークなし』らしい


エバーラスティング・
デイジー

群生する

エバーラスティング(永遠の)とは
花期が長いことからくるらしい

日が当たるとぱっと開いて
とても豪華




ブライダル・ベールの
反対側の入り口

国道より、トラックの方が勿論快適

同じ道を引き返す




ニュージーランド・
バイオレット

レイン・フォレストの中に咲いていた
パンチボウル・
フォールスへ

段差の大きい階段を
いくつもいくつも乗り越えて行くトラック



パンチボウル・
フォールス

展望台からだと
見上げるような高さから落ちてくる

行き止まりは展望台
ここからは滝の上には何も見えないが
翌日登ったアバランチピークから
眺めると、この滝は山全体の
かなり下の方になることが分かった




パンチボウル・
フォールス

滝への入り口付近から
デビルス・パンチボウル・フォールを望む
河川敷に咲くルピナス

とってもきれいだが
冷遇されている
明日はここから

明日のトラック入り口を確認しながら
明日の行動食を買いに行く

スーパーマーケット兼
コーヒーショップの店だが
パン・サンドイッチ・バナナ・菓子類が
あるくらいで、これといったものがない

結局バナナだけ買って終わり



ケア

コーヒーショップのテーブル下を歩いて
食べ物を物色中

鋭いくちばしはちょっと怖そう
宿の1階はレストラン

夕食のお勧めは何かと尋ねたところ
「フィッシュ」・・・とのこと

あっさり味でぺろりと食べられた

きゅうりを炒めたり、
サツマイモを添えたりして
芸術的な盛り付け

この1皿だけで十分だった




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