氷河と花を見ながらのんびり歩き
  アンデス・ブランカ山群トレッキングと

             ・・・そこで出会った花たち・・・


 トレッキングの様子など

1日目 5/27 リマへ 2日目 5/28 ワラスへ 3日目 5/29 高度順応日
4日目 5/30 トレッキング1日目  ヤンガヌコ谷へ 5日目 5/31 トレッキング2日目 パリア谷出合へ
6日目 6/1 トレッキング3日目 タウリパンパへ 7日目 6/2 トレッキング4日目 ヤマコラルへ
8日目 6/3 トレッキング5日目  カシャパンパへ下山  バスでワラスへ
9日目 6/4 リマへ 10・11日目 6/5・6/6 リマーアトランター帰国
全行程 トレッキングのあれこれ 色別の花の一覧


 4日目 5月29日(月) 
 
 ワラス(3050m)ヤンガヌコ谷(3900m)キャンプ場へ      
                   トレッキング1日目


今日は快晴   山が見える




朝焼けの時刻に少々遅れてしまった



ホテルの談話室で出発を待つ




バスの車窓から-1

人口8万人の町の風景





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雲ひとつ無い青空
「ワスカラン」がよく見える
右が、南峰  左が、北峰




展望のいい所では、バスを停めて写真休憩

「左:ワンドイ西峰(6,356m)、右:ワンドイ南峰(6,160m)」だとか



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トウモロコシ畑の向こうにくっきり「ワスカラン」



こちらは、「ワンドイ」

幹線道路にあるユンガイの町から奥まった所に、
大きな学校が見えた






氷河湖の見学にバスから降りる
氷河湖は2つあって、これはその1つ目

「CHINANCOCCHA」の文字が見える




大きな氷河湖「ヤンガヌコ湖」
湖は「チナコチャ湖」と「オルココチャ湖」の2つ

手前の湖が、「チナコチャ湖」
奥の湖が「オルココチャ湖」

風が強いせいか、波が打ち寄せていた
帽子があっという間に1つ、吹き飛んでいった・・・




こんな強風下ではボートが操れないだろう

こちらは、「チナコチャ湖」




氷河湖に沿って散策路が作られている




湖からそそり立つ岸壁




前面に湖、背後には氷河の山

「ワスカラン(6,655m)北峰北壁」だとか




赤っぽい幹の大きな木があった
樹皮がペロリペロリとむける

先人は、これを紙の代わりにしていたという
[ペーパーツリー]と勝手に命名






キャンプ場手前にある「オルココチャ湖」で車から降りる

U字谷の景色がいいから
・・・と、何回目かの写真休憩





キャンプ場に到着〜
「オルココチャ湖」の湖畔

スタッフたちはすでに着いていて
テントを張って待っていてくれた




テントサイトの標識

こんなに広い所、何張りでも可能だが
テントは我々のみ



牛も馬もロバも自由に歩き回っている

そのため、あちこちに糞も落ちていて
気をつけて歩かなければならない




ほとんど直角にそそり立つ岸壁の麓に
テントサイトがある
食堂用テント

立っても頭がつかえないほど大きい




ランチを頂く

すでに到着しているキッチンスタッフが
準備してくれていた

スープとメインとデザートつき





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バスに乗って、少し進んだところで下車
(車が通ると、埃がひどいから・・・という心遣い)

キャンプ場の隣にある、
先ほどの2番目の氷河湖「オルココチャ湖」が見下ろせた




軽いハイキングに出発
どんな花が咲いているか、ワクワクする

こんなに広々としていても富士山より高い標高




氷河の溶けた水
白く渦巻く急流




こちらにもテントサイトがあった

白い山は
「左:チャクララフ西峰(6,112m)、
右:東峰(6,001m)」
だとか




[キダチルピナス]の大株




平らな所は楽々

足元には、黄色や白の[クビナシタンポポ]がいっぱい




このあたりは、[シロバナクビナシタンポポ]が多い




振り返ると・・・
真っ青な空に真っ白な山々




1時間半ほどの散策で引き返す

白い山は、
「左:ワスカラン南峰、右:ワスカラン北峰」だとか



キャンプ場に帰り着いた
直射日光の下では、ジリジリ暑かったが
日がかげるとぞくぞくと寒い




深夜でも、早朝でも、真っ暗なのに
車のエンジンの音が聞こえた

山へ登る車、下ってくる車・・・
ガードレールも無く、街灯も無く
でこぼこの悪路なのに、
かなりのスピードで走っていることに驚かされる







青字の「   」内の山名は、
帰国後、アルパインツアーの方に
教えていただきました


夕食は、ろうそくの灯りの下で
外は真っ暗

そして、満天の星!!!
(それも毎夜・・・)




 出会った花たち(3050m〜3900m)

ヤンガヌコ谷へ行く途中、道の脇に咲いていた
ホテルの裏庭にもそっくりな花があった

花の蕾


こちらは、実  食用になる
実際、テントでのデザートにこれが出てきた




ヤンガヌコ谷へ行く途中、写真休憩の場所に咲いていた
背丈1mを越える大株になるマメ科




国立公園入園時のチェックポイントで見つけた
見上げるような大株で、びっしり丸っこい花をつけていた
1つの丸は、花の集まり  キク科






これもチェックポイント付近で見つけた
昨日も出会っている
ここではふわふわの綿毛?のある種になり始めていた

これもチェックポイント付近で見つけた
シソ科:サルビアによく似た花
丈はひょろ長い






これ以降、デマンダ谷のトレッキングで出会った花
昨日も見かけた大きくなるキク科の花



昨日も見かけたリンドウ科の花





ベンケイソウの仲間のような花
背丈10cm程



おやっ?これには首がある
[ナガバノシロバナタンポポ]になるなあ・・・

川のそばに咲いていたので
もしかして、水際だと首が伸びるのかも??




昨日も見かけた
[ナガバノシロバナクビナシタンポポ]


オキザリスの仲間のよう
背丈10cm程




先ほどの氷河湖の所にも生えていた[ペーパーツリー]
水が好き?かも
「ケウィナル(Quinual)」だって




[ペーパーツリー]の群落


寄生植物だというつる性の花
色が鮮明なので遠くからでもよく分かる

「プパ(Pupa)」という名前だとか・・・




カノコソウによく似た花
こんもりとしたひとかたまりの花の集まり
背丈20cm程





[キダチルピナス]の雄花・雄株だそうである
雌花に比べるとぐんと数が少ない

(翌日、ヤンガヌコ峠を越えて向こう側の谷へ入ったところ
この雄株ばかりが大群生していて
雌株は数えるほどだった)




昨日出会った[キバナコスモス]と似ているが
こちらの花びらの先がややとがって見えるが・・・


昨日出会った[キバナコスモス]




キク科  背丈50cm程
葉や茎・ガクが全体に白っぽく見える
ぴんと立つことができず、ついうなだれてしまうような風情


黄色い小さな花をつけていた
株の大きさはこんもりとしていて、1m程の高さ




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