日本勤労者山岳連盟30周年記念 |
天山山脈トレッキング・ハイキング |
(Eコース 天山ハイキングとイシククリ湖) |
(ハバロフスク〜アルマアタ〜カルカラキャンプ〜アルマアタ〜ハバロフスク) |
4日目 8月13日
1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目 | 5日目 | 6日目 | 7日目 |
8日目 | 9日目 | 10日目 | 全行程 | あれこれ |
夜中から朝にかけて風が強い。テントがパタパタとあおられる。 6時過ぎから明るくなり、6:45起床。体温・脈拍異常なし。 8:30、テントの外の鐘が鳴り朝食の合図。 今日のハイキングには、通訳のワーレリイ氏が同行。 天候はよくない。雲は低く、走る。
9:45、歩き出してすぐ雨がポツリポツリ。雨具の上だけ着る。 ハイキングに出かける だんだん高度が上がってくる 川を渡り、カザフ・エーデルワイス(どこにでもあるありふれた花・・・といった具合) の中を歩き、橋を渡り、まっすぐ山へ向かう。 1軒の家があった。軍帽をかぶった10歳ぐらいの子供が馬に乗っているのに出会う。 馬の少年は、雨など気にすることなく後ろからついてくる。 出がけに雨 傘を怖がった馬 こちらの山も花・花・花でいっぱい。 |
しばらく休んでいても雨に変わりはないのでまた出発。 ちょうど雨の八ヶ岳風でなかなか素敵。 埃っぽさが現われ、緑の色が落ち着いている。 雨が止んだ。だんだん天気も回復。 よかったよかった・・・と喜び合いながら登る。 やっと雨が止んだ きのこ狩りのコースとか 振り返ると川も道もキャンプも眼下に見える。 う〜ん、結構知らないうちに高く登ったんだと感心。 川の向こうがカルカラキャンプ場 やっと雨が上がり、遠くまで見渡せるようになった 素晴らしい天気になってきた 中腹で休憩 周りはトリカブトの群生 牛も食べない |
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谷間にパオが見える。馬・羊・牛・犬の姿も。 ユルタ (パオ) 後ろは、日本のゴルフ場のような景観の山 登りきったところで休憩。 ワーレリイ氏のザックからトマトやグリンピースの大瓶が出てくる。 このグリンピースなかなかおいしい。 グリンピース休憩 |
歩きやすい道なき道を通って登り、やっと頂上丘に着。 頂上丘 野球ができるくらい広いピーク 双六岳の頂上も野球ができるくらい広くて平らだったが ここもそれに負けないくらい広い。 そこにもここにも牛の糞。
遠くに白い山が見える。あれがテン・ハングリだと。 頂上は風当たりも強く寒いので、 頂上から少し降りた平らなところで昼食にする。 頂上丘を降りていく途中の池 納橋さんのコッフェルは、15人が軽く2杯お代わりができるくらい大きい。 お湯を沸かして、インスタントコーヒーをいただく。 14:30〜15:00。 昼食場所で これから下山 |
下山の途中で羊の群れと羊を追う少年(先ほど見えたパオへ帰る・・と)。 ワーレリイ氏が通訳となってあれこれと聞いている。 下山の途中で羊と羊を追う少年に出会う 羊の背中には番号 彼は3ヶ月の夏休みで、家に帰って手伝いをしている・・・と ヒューという口笛の音色で歩かせたり止まらせたりしていた。 羊の背中にはロシア語の記号が書いてある。 1軒の家に大きな羊番の犬2匹。放し飼い。 ワーレリイ氏は、大回りしなくてこの土地を突っ切って行ってもいいかの交渉。 OKとなり、ワーレリイ氏と安藤さんが鉄条網をぐいと押し開けてくれる間を、 ザックを先に押し込み、次に体を入れる・・・と言う具合で通り抜ける。 雷のゴロゴロ音や雲行きが怪しいので。足を速めてキャンプに帰る。 |
ハイキングで見た花 |
ホソバトリカブトにそっくり | マツムシソウの仲間 日本のものよりピンクがかっている |
ヒョウタンボクの仲間 |
今日は暖かいシャワーが使えるか・・・と急いで出かけると、 サウナの前にはズラリと男性の列。 サウナはやめてシャワー室に入る。 超特急で体を洗い、シャンプーまでして、10分以内で外へ出ると まだサウナには男性の列が続いている。 「あなたたちは大変早い」と副村長さんにほめてもらう。
夕食は21:00、おなかがぺこぺこ。 待つ間、パオ(バー)に入って食前酒を頼む。 ここは外貨で支払い・・・とか。シャンペンを貰う。 食事は2部制となっていて、今日は交流会があるので後の部になっていて、 引き続き2次会に移ると言うわけ。
本来ならば、B・D・Eコース一緒に交流会のはず。 ところが天候が悪くて、ヘリコプターが飛べないそうである。 Bコースの中には、血圧の高い人・装備に不備のあった人など 3人が待機を命じられていると聞く。 Dコースも3人が明日からのトレッキングに許可が出なかったとか。 健康診断の結果でそうなったわけだが、ここまで来て待機とは悲劇・・・。
交流会は、キャビア・イクラ・メロン・すいか・今日とってきたきのこなどが並ぶ。 京都の納橋さんとDコースの数学教師が司会となって 各班の紹介をしたり歌を歌ったりと進めていく。 キャンプのスタッフ側からはギターを持った青年と若い女性中心の10数名。 ロシア民謡・カザフ民謡などたくさんの出し物。 日本側はやや遠慮がち。民謡やら山の歌やら子供の歌やらいろいろ。 キャンプのスタッフ側からの注文はなんと、「ブルー・シャトー」 ロシア語で歌われ大ヒットしたとか。 24:00、やっと解散。 |