12月のタスマニアは花盛り
          タスマニア(オーストラリア) 
           (ホバート・ロンセストン・クレイドルマウンテンを基点に)


1・2日目 3日目 4日目 5日目 6日目
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4日目 12月9日   ホバート〜フレシネ国立公園〜ロンセストンへ

朝食前のウオーキングに

今日は、玄関を出て昨日と反対側へ
出かけることにする

色鮮やかな花色

早朝は街も静か

鈴木さんは古い日本車が
現役で走っていることに感激

物の感じ方が
人によって違うことの実証

マキュア・ホテルの裏側

壁に大胆な落書き

芸術性のある絵画だと思う人も



ホバートの街の花

コトニアスター?

木の花




ホバートの街の花

マメ科?
ホバートの街の花

プラム??



ホバートの街の花

アカバナカノコソウ
Red Valerian
外来種

ロンセストンでもよく見かけた花
朝食

昨日と同じパターンのメニュー

このホテルのクロワッサンが
一番おいしかった

また、シナモン味のフルーツも
ここが一番おいしかった

ビュッフェで並んでいる数は
ロンセストンより多かった



タジーリンクのバスで

ホテルをチェックアウトして
7:45発

昨日下見しておいたタジーリンク・
バスターミナルに着くと
すでにバスがずらっと並んでいた

でも、表示を見ても「フレシネ」とは
書いていないので、中の受付で尋ねると
「一番前のバス」・・・とのこと

しばらく外で待つと
ドライバーが来たので
「フレシネへ行きますか?と聞くと
「そうだ」・・・の返事

バスのトランクにザックを入れて
乗り込む




バスの車窓から

木立と




バスの車窓から

牧草地と
バスの車窓から

どこまでも続く柵・・・
バスの車窓から

高い山はなし



トイレ休憩

ガソリンスタンド兼トイレ




その近くで

タスマニアン・ブルー・ガム
Tasmanian Blue Gum

オーストラリアにはユーカリの仲間が
約500種分布しているという
その中の1種

しおりにもなっている代表的な木の花




シャトルバスに乗り換え

野原の真ん中・・・といった様な所で
大きなタジーリンクバスから
小型のシャトルバスに乗り換える
11:15

乗客の行き先によって
乗り換えのシャトルバスが異なって
ドライバーによって振り分けられる

フレシネの後、ロンセストン行きは
このバス
ホバートへ帰る人とも同じだったことに
後で気づいた

ここで、鈴木さんがタスマニアの地図を
バスの網ポケットに忘れてきたことに
気づいた



ランチを購入して

ドライバーに
「彼女がバスに地図を忘れてきた
ロンセストンへ届けてもらえないか?」
と言うと
複雑な答えが返ってきたが
察するところ
帰りにはまたさっきの
ビッグ・バスが来るので
そこで探せばいい
・・・ということらしい


途中、ランチを購入して
フレシネ・ナショナル・パークへ向かう
11:40着 12:00発

チキンとターキーの
サンドイッチ1個ずつと
ビーフとマッシュルームの入った
揚げパン風のファーストフード2個

これで、1人6.5$




ウオーキングトラック
駐車場

ここでバスを降りて歩き始めるらしい
12:15着

外は暑くて、ベストを脱いで
靴紐を締めて・・・出発

他の乗客はさっさと歩き始め
あっという間に姿が見えなくなった

先導していたドライバーは、
ビーチとの分岐で待っていてくれた

そこからは1本道
花は少ない・・・のが感想



フレシネ国立公園

トラックには、こんな標識がたっていて
「LOOK OUT 1HOUR  RETURN」
・・・と、コースタイムが書いてあるが
我々の歩き方ではどのくらいなのかが
見当がつかないので不安



フレシネ国立公園の花

タスマニアン・ティー・ツリー
マヌカ
Manuka
(Tea-tree)
Leptospermum glaucescens
フレシネ国立公園の花

タスマニアン・ティー・ツリー
マヌカ
Manuka
(Tea-tree)
Leptospermum glaucescens
オーストラリアでは
通常
ティー・ツリーと呼ぶ




フレシネ国立公園の花

ティック・ブッシュ
Tick Bush
Kunzea ambigua

白くて花火のようにぱちぱちしている花




フレシネ国立公園の花

コモン・フリンジ・マートル
Common Fringe Myrtle
Calytrix tetragona

これも白色


フレシネ国立公園

大きな岩の山



フレシネ国立公園の花

ヒヤシンス・オーキッド
Hyacinth Orchid
Dipodium roseum


フレシネ国立公園

大きな岩と立ち枯れた木

鬼岩公園風・・・と鈴木さん
そうねえ・・・



フレシネ国立公園

観光地化され、まるで遊歩道

でも、ルックアウトへは
この道のほかにはルートなし




フレシネ国立公園の花

バンクシア
Banksia(or Hneysuckle)
Banksia marginata?

これが花?





フレシネ国立公園の花

バンクシア
Banksia(or Hneysuckle)
Banksia marginata?

花が終わったもの?


フレシネ国立公園の花

エレクト・ギニア・フラワー

Erect Guinea Flower
Hibbertia riparia

木の花


ワイングラス・ベイ
ルックアウト(展望台)

行き止まりが、
ワイングラス・ベイ・ルックアウト 
12:50着

なるほど、展望台ができていて
ワイングラスのようなベイ(海岸線)を
見下ろすのには適地

でも、花を見ながらゆっくり登っても
わずか30分!!
もうこの上はないのかと
ためしに登り始めたが
トレースは全然無くやむなくあきらめる



ワイングラス・ベイ
ルックアウト(展望台)

視線を右の山に移すとこんな岩々の山

ワイングラス・ベイを見ながら
先ほど買ったファーストフードを
食べていると

「あなたは日本人ですか?」と
きれいな日本語で聞かれたので
「イエス」・・・と言うと
我々が食べている
揚げパン風の食べ物は
「オーストラリアの代表的な食べ物で
それを食べながら、
オーストラリアの代表的な景色を
見ているのはとてもいい!」
・・・ときれいな発音で話してもらった

こんな風に滑らかに
私の英語も話せているのだろうかと
少々心配になってきた



思いがけない出会い

ふと周りを見回すと
一緒のバスに乗ってきた
人々の姿が無い

13:15発

下りは鈴木さんも快調で
25分で降りてしまった

もうすぐ駐車場!というところで
かわいいワラビーに出会った

思いがけないプレゼントだった!

ネットで調べると
『ワラビー (Wallaby) とは、
特に明確な定義付けはなされていない
ものの、フクロネズミ目(有袋類)
カンガルー科に属するの動物の内、
小型のものを指す。
カンガルーに比べ、後ろ足が小さく
尾が短い。
しかし、後ろ足で跳躍し移動すること、
育児嚢(いくじのう)で子どもを育てること
など、基本的な習性は
カンガルーと同じである。

ワラビーはオーストラリア全土の
遠隔地や密林のような土地で
見られることができ、
一方でカンガルーが好んで住むような
広大な平地においては
あまり目にすることがない。』
・・・とあった


13:40着  13:45バス発




フレンドリーー・ビーチへ

シャトルバスはわき道へそれて
人気の無い海岸へと進んだ

青い海・ゴミ1つ無い白い砂浜

砂粒がとても小さく
キュッ・キュッと歩くごとに音が出る




静かなビーチへ

ルックアウトから
見下ろしたような砂浜に
立っているわけ

きれいな2枚貝の貝殻が
いっぱいあった

ビーチで

めったに撮らない写真も
あんまりきれいな海の色に惹かれて・・・
砂浜の植物

つんつんととがっていたい葉っぱだった


ビシェノーの海岸

ここでもバスを止め
しばしの散策を勧められる



ビシェノーの海岸

岩が茶色い

おにぎり岩?がどっしりと鎮座




ビシェノーの海岸

砂浜とは違った風景



海岸の花

海水の流れ込む
潮溜まりに咲いていた



海岸の花

これも
海水の流れ込む潮溜まりに咲いていた




海岸の花

コーストワトル?

大きな木にぶら下がっていたマメ科の実

海岸からすぐのところで
バスの乗り換え

我々はロンセストンへ行くので
同じシャトルバス

ホバートへ戻る人は
行きに乗ってきた
大きなタジーリンクのバス

そうだ!と気づいて
「忘れた地図を探しています」・・・と言って
バスに乗り込むと・・・
ちゃんとあった!




トイレ休憩

乗り換え地点では新しく
サイクリングの若者たちが乗ってきた

前輪をはずして
しっかり後ろの荷物車に固定してOK

トイレ休憩地点で、ドライバーは
タバコを吸っている彼らを
ブーブーとクラクションを鳴らして
催促してロンセストンへ




ビシェノーの街の花

キンポウ ゲの仲間?
ビシェノーの街の花

車窓から

こちらへ来ると
羊の毛は刈り取られ、ヤギか?
と思われるほどスリムになっていた

黒い牛も見かけた




車窓から

延々と続く牧場
ニュージーと似た風景
ロンセストンに着いた

ロンセストンのバスターミナルが終点

ここから、地図を頼りに
アーリントン・ホテルまで歩く

街はクリスマスのデコレーション

セント・ジョン・ストリートを南下して
ブリスベーン・ストリートで左折すると
高いアーリントン・ホテルの看板が見えた




アーリントン・ホテル

大きなホテル

今日は、鈴木さんに
私の住所と私の名前で
チェックインの仕方を体験してもらう

ここはカード・キー


ホテルの部屋

ここは私が窓側のベッド


明日はフリータイム

お金の清算はその日のうちに済ます
・・・を原則にする

シャワー・洗濯後、就寝

乾燥しているので
水気をバスタオルで
しっかりふき取っておけば
綿以外なら、朝までには乾いている

さすがにウールの靴下や
ズボンのような大物は無理だったが



シティ・パークへ

アーカンサス

夕食場所を探しに街へ
まず、大通りを右折
だんだんさびしくなってくるから
繁華街ではないよう

たまたまあった公園へ寄ってみる
ざっと見ただけで引き返す



夕食に迷う

賑やかな通りに出ると
すぐ、本屋さんが目に入った
「タスマニアの花の本はどこですか?」
・・・と聞いて探す。

ホバートと同じ本で
写真写りは良くないが
思いきって手に入れないと
今後見つからないかも・・・
購入を決める

日本のような模型や写真がないので
食べることには本当に迷う

ある店の前で迷っていると
お店の人から声をかけられた

「アップ・ステア」の声に誘われて
2階へ
イタリアン・レストランだった

メニューを見て、値段を見て
ピザに決める
ワインはシャルドネの白ワイン




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花の名前を調べるにあたって参考にした本

「WILDFLOWERS of TASMANIA」・・・ A Field Guide by R.F.(Bob)Minchin DCM
「A Guide to Flowers & Plants of Tasmania」・・・LAUNCESTON FIELD NATURALISTS CLUB

AJPRの千々岩さんには、図鑑では分からなかった花の名前を教えていただきました。