タスマニアの旅・あれこれ


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ホバート周辺の植物 ロンセストン周辺の植物 クレイドル・マウンテン周辺の植物
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タスマニア旅行のあれこれ タスマニアの動物


旅行会社  AJPR(オーストラリア・タスマニアにある旅行会社)
           (Australia Japan Public Relationsの略)
行き先を決めるまで 7月、スイスから帰って、海外ハイキングの素晴らしさ、ツアーではない個人旅行でのんびりお花見ハイキングが楽しめたあの楽しさ、なんとか2人の英語で乗り切れた自信で次回も個人旅行で行こう!と心に決めた。

日本の冬と反対の夏で、花が咲いている南半球のどこかで、英語の通じるところ・・・・で探した。

以前、ニュージーランドに行ったが、花がきれいでとても良かったので、その近くのオーストラリアはどうかな?と絞った。

計画を決めるにあたって まず、地球の歩き方「オーストラリア」を購入し、どこにするか考えた。これは個人旅行の必需品。

そこには、現地に詳しいいろいろな旅行会社の紹介があったので、あちこちにメールを送り、自分の目的「観光地めぐりではなく、花が咲いていてハイキングできるところ」を伝えた。

タスマニアは移動する交通手段がスイスと比べて不便で、公共機関を利用すると週に数本・・・というバス利用になり行動が制限されるので、効率的に回れる現地ツアーを勧められた。

しかし、1〜2人旅では日本語ガイドツアーは金額的に無理なので英語ツアーになる。

私に、英語ガイドが話す内容が理解できるとはとても考えられないし、決められたコースを決められたように連れられて回るのはどうも・・・。で、スイスのように気ままにハイキングできるようなプランを、お願いした。

数社から、メールで返事があったが、その中で「タスマニアの植物」というホームページのある『AJPR』に決めた。

8月の終わり頃、『AJPR』にメールを送ったが、返事が来ないのでいったんはあきらめたが、やはりあきらめ切れなくて9月終わり頃に再度メールを出した。

ところが、『AJPR』では何度も私宛に送ってくださったとのことだった。
近頃ぐんと増えた迷惑メールに手を焼き、メッセージルールを使って消去した中に入っていたらしい。

やっと、連絡が取れ、具体的なプランも送られ、内容を検討する段階に入った。
日程は10日くらい。

航空運賃の安い12月の始め頃を、ホテルは清潔であればいいので高くないところを・・・と希望した。

最初、自炊できるところも紹介してもらったが、初めての土地であること、英語が不安な2人旅なので、食事で頭を悩ませたくないことなどから、朝食付きのホテルにしてもらった。

直行便ではなく、シンガポール航空を使って費用を節約した。

木曜日なら、マウントフィールド国立公園のツアーがあると聞いたので、それにあわせて日本出発を12月6日にしたが、間近になって、バス会社の都合でそのツアーがなくなった・・・と聞き大変残念だった。

クレイドル・マウンテンの宿泊場所を、クレイドル・マウンテン・ロッジにしたかったが満室・・・と聞いて、近くのクレイドル・マウンテン・シャトーに変えてもらった。
もっと早く同行者が決まれば、手配も早くなったかもしれないとかえすがえすも残念だった。

費用
旅行費用 『AJPR』には、オーストラリア国内の手配をしてもらい、国際便の予約は紹介されたネイチャートラベルにお願いした。

『AJPR』への支払い・・・1404オーストラリア$(日本円で約12万6360円)
2名参加・ツイン・ホテル8泊・朝食8回・国内線航空券・路線バス代・ツアー代・手数料などを含む。

ネイチャートラベルへの支払い・・・12万9720円
中部国際空港〜シンガポール経由〜メルボルン空港往復
航空保険料・燃油サーチャージ・現地航空税・ETASビザ・海外旅行保険などを含む。
合計 25万6080円

メルボルン空港で5万円両替したが、結局50オーストラリア$残った。

誰と行くか?
同行者 海外ハイキングへ行くときは、たいてい林さんと一緒なのだが、今回12月ということもあって現役の彼女は仕事が忙しく、一緒に行けなかった。

1人でも・・・と思ったが、英語圏で11日間も日本語を話すこともできず、何かトラブルができたときに、日本語で相談する相手がいないことは大変心細かったので、「一緒に行きませんか?」と山の友人数名に声をかけた。

いろいろ事情もあって、結局、鈴木さんが「行きたいです」と名乗りを上げたので、2人で行くことにした。

彼女は英語が苦手だったが、彼女の笑顔と度胸で乗り切ることができた。

英語力は?
英語力 今までは、林さんという英語力が私より優れている同行者と一緒だったので、『2人で聞く・2人で話す』の方針で何とかクリアしてこれたが、今回は私の英語力が試されると思い、大変心配していた。

しかし、約2年にわたって英会話CDを聞いていたことと、予想される質問などをメモしておいたおかげか、とっさに『この場では何を言うべきか』の英文がひらめいたのには自分自身びっくりした。
話すだけなら、前回のスイスより良くなっていると自分でも思った。

ただ、早口の英語にはお手上げ〜

でも、次回も何とかなるんじゃないかな?と思えるので、今度はどこへ行こう?と気持ちが膨らんだ。

出発前
地図・パンフレット
航空券・ホテルの予約件
10日前くらいに、ホバートやロンセストンの地図やパンフレットなどが届いた。

分からないことが出たときは、メールで何回も質問したが、その都度大変親切にアドバイスしてもらった。

オーストラリア国際線や、ホテルの予約などは、AJPRから送られたブッキングの用紙で事足りた。

現地で
前回の経験が生きた スイスでの個人旅行は、入国時の出迎えがあったり、ホテルまで同行してもらってチェックインの仕方を教えてもらったり、帰国の際に見送りしてもらったりと、個人旅行をするにあたってたいへんいい体験をさせてもらった。

その上での今回のタスマニア旅行だったので、余裕を持って対処できた。

AJPR事務所の電話番号は勿論、携帯の電話番号を教えてもらっていたのでもし何かあったときにはテレフォンカードを使おう!と思っていたが、何事もなく旅行できた。

AJPRでは、電話に応対する人はすべて日本語が話せる・・・とも聞いていたので安心できた。

ホバートもロンセストンも町の通りに名前がついているので、分かりやすいが、慣れないと迷う。

ホテル
ホテルに満足 お値打ちなホテルを・・・とお願いしておいたが、どうしてどうして、立派なホテルだった。

チップとして1フラン枕の下に置くといい・・・と、以前に聞いていたので、小銭があるときはそうした。

ホバートのホテル  
『マキュア』
2泊した。ちょっと郊外のホテルなので、家々の庭の花などが楽しめた。

朝食の品数が多いし、バスタブがあるのでロンセストンより上かな?

エア・ポートからシャトルバスで送ってもらった。1人11$

大きな公園が街の中にあって、しかもとても静か。
ロンセストンのホテル
『アーリントン』
 
計、3泊した。町の中心に近い。

エアポートへのシャトルバスは1人10$。

バスタブはなし、シャワーのみ。

大きな公園が街の中にいくつもあって、しかもとても静か。

クレイドル・マウンテン
のホテル
『クレイドル・マウンテン・
シャトー』
3泊した。

旧名『Doherty Cradle Mountain Hotel』の場所に新しく建てらえたホテル。

周りはまだ造成中・・・で、散歩をするところもない。

クレイドル・マウンテン・ロッジの予約は早めに押さえると良い。

インフォーメーション(バス乗り場)まで、20〜30分かかる。

ハイキング
地図と標識 標識はあるが、スイスのように数は多くない。

詳しい地図はないかと探したが、インフォーメーションは開いている時間に行かないとダメだし、空港やバスターミナルにおいてある資料は、ハイキング用ではないので詳細が分からなかった。

クレイドル・マウンテンの5$の地図は大変役にたった。もしこれが手に入っていなかったら、ハンソンズ・ピークもホース・トラックも行けなかったかもしれない。
何しろ、観光用の地図には、それらは除外されているので。
この地図が日本にいる間に手に入っていたなら、もっと計画が立てやすかったと思う。

標識にコースタイムが書かれていたが、どんな歩き方でその時間なのかは分からない。

準備段階で、ネットでいろいろ調べたので、何とか大まかな様子は分かったものの知ると見るは大違い!

国立公園に入るには入園許可証が必要。1人、1日10$

クレイドル・マウンテンでのハイキングは、花を見ながら、写真を撮りながらマイペースで歩けてとても良かった。

乗り物
バス ツアーバスや、路線バスなどは、ブッキング(予約券)の用紙を貰っていたのでそれを見せた。

ホバートからフレシネ経由でロンセストンへ行く時、バスの乗換えがあった。出発前、行き先を間違えないか大変心配していたが、ドライバーに何度も聞いて確認した。

バスでの移動の際のドライバーの話は、ところどころ単語が分かる程度だが、周りの人の様子に敏感になっていれば間違えることは少ない。これは娘からのアドバイス。

日帰りツアー ブルーニー島ツアー(バスターミナルから乗車)
ホバート〜フレシネ国立公園〜ロンセストンツアー(バスターミナルから乗車)
ペンギン・ツアー(送り迎えあり)
スポットライト・ツアー(ドア・ツー・ドア)      などに参加

国立公園
入園許可証 1日、1人10$で入園できる。

入り口が決まっているので、そこを通過しないと入れないシステム。
そのおかげで、登山道はきちんと整備され、ボードウオークは滑らないように金網が張ってあるなどして手入れされていた。

こういう使い方なら、日本でも払ってもいい・・・と思った。

食べること
行動食 クレイドル・マウンテンでは売店も店もないので、ロンセストンのスーパーで購入して行った。
ただ、ホテルから遠いのが難。

スイスのように、果物や野菜はばら売りしていても、自動秤に乗せて出てきた料金表をぺたりと貼ってレジへ持っていくシステムではなかった。

ブルーニー島ツアーでは、ブレックファースト・ティーとランチ代がツアー代に入っていた。

ホバート〜フレシネ国立公園〜ロンセストンツアーでは、12時頃に、ファーストフード店でバスが停まってくれたので、そこで購入した。

朝食 ビュッフェ・スタイル(いわゆるバイキング形式)で、食べたいものを食べれるだけ自由に取ってきて食べた。

各種のパン・ソーセージ・トマトの焼いたもの・スクランブルエッグ・マッシュルームの焼いたもの・ヨーグルトいろいろ・飲み物いろいろ・フルーツいろいろなどで、楽しめた。

夕食 ホテルの夕食は付いていないので、毎回何を食べよう?と悩んだ。

おいしいかおいしくないか?値段は?口に合うか合わないか?など考えるとイタリアンが無難だった。

気温・天候
さわやか 日向は暑くても、日陰に入るとすぐ寒くなるほどで、これで夏?と思うほど。

鈴木さんは就寝時、電気毛布を愛用していた。

乾燥していて、夜洗濯したものが朝には乾いていることが多かった。

クレイドルマウンテンでは、さすが気温が低く、朝は4〜7℃くらいだった。

クレイドル・マウンテンの周辺での天候は本当に変わりやすく、夜中雨・朝方雨・曇り・晴れ・ガス・雨など、めまぐるしかった。

夜中の雨は大雨だったが、日中はさあーっと降る程度で、傘は必要なかった。

持って行って(着用していて)よかったもの
外国対応の充電器 寝ている間にデジカメの充電をした。

O型のコンセント これがないと充電できない。今回は購入した。

ベルトなしのズボン 出国のボディーチェックの時、無反応ですいすいと通過。
全方向ストレッチ性のあるズボンは、長時間座っているとき大変楽。

シルクの下着 すぐ乾いて便利。肌触りもいい。

洗剤 洗面所やお風呂で洗って、タオルで水気を取って乾かす。
下着などたいていのものは乾いたが、ズボンやウールの靴下はさすがに乾かなかった。

パズル本 乗り継ぎや長時間のフライトの時、退屈しないように。

アイマスク 周りが明るくても眠れる。

小型ザック 大型ザックの中へ小型ザックを入れてパッキング。手荷物はショルダーバッグで。

スリッパ 登山靴は、ザックの軽量化のためと嵩張り防止で履いて行くので
機内用のスリッパは手荷物の必需品。


爪切り 1週間以上の旅には必要。いつも短くしておく習慣なので、伸びてくるとうっとうしい。

ポケットのたくさんあるベスト 内ポケットにファスナーがあると貴重品保管に大変便利。
合計5個のポケットには、航空券・パスポート・ハイキング地図・シニアグラス
現金・デジカメ用乾電池・xDピクチャーカード・フレキシーパスなど、たいていのものは入る。
ウエストポーチより簡便で、さっと取り出せる。
また、ボディ・チェックのときは、さっと脱いで籠に入れればいいので簡単。

食べ物など
オーストラリアは、食べ物など大変厳しい検査があると聞いていたので、アルファ米やインスタント味噌汁の素などは極力やめた。
しかし、インスタントコーヒーと紅茶は、使い慣れたものを持っていった。


入国カードの書き方 スイスでは書かなかったが、オーストラリアではこれがないと大変困った。
ネットで調べて、プリントアウトして持っていった。
出国カードの書き方も同じ・・・とあったが、そうではなかったので辞書を引きながら何とか書き込んだ。

花の名前を調べるにあたって
参考にした図鑑 「A Guide to Flowers & Plants of Tasumania」
  LAUNCESTON FIELD NATURALISTS CULB著

WILDFLOWERS of TASMANIA
  R.F.(Bob) Minchin DCM著

調べ方

花だけアップしてある写真が結構多く、断定し難かった。
英文の説明も、辞書を引きながらなので、大変苦労したわりにはかどらなかった・・・・


お気づきの点や、間違いがあれば   flowerniwa@yahoo.co.jp     へ連絡いただければありがたいです。


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