12月のタスマニアは花盛り |
タスマニア(オーストラリア) |
(ホバート・ロンセストン・クレイドルマウンテンを基点に) |
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9日目 12月14日 クレイドル・マウンテン〜ロンセストンへ移動
インフォーメーションにザックを預かってもらってから〜シャトルバスで
ロニークリーク・バスストップへ・・・クレイドル・マウンテン・ロッジ・・・
〜エンチャーティッドウオーク〜バスでダブ湖に最後のお別れ〜
インフォーメーション〜タジーリンクバスでロンセストンへ
クレイドル・マウンテン・シャトーからロニー・クリークまでの地図はこちら
(地図では旧名のDoherty Cradle Mountain Hotelになっている)
ダブ・レイク・カーパークからクレイドル・マウンテン周辺の地図はこちら
精巧に作られたキリスト誕生の場面 またまた、夜半大雨 起きたときもまだ雨 |
マッシュルームのオリーブ焼き?は 家でも作ってみよう |
穀物やフルーツが入っている 私の好きなヨーグルト 出発する頃になると雨も止んだので 雨具は大きいザックの中へ チェックアウトで詳細を調べて支払う |
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大きなザックを担いで インフォーメーションまで歩くのは大変 いつもの8:20発はあきらめ8:40にする 「バスに乗るまで荷物を 預かってもらえますか?」・・・と頼んで 部屋の隅に置かせてもらう 同じバスに、ブルーニーで会った ワーホリの女性が友達2人と 乗っていた 彼女たちは、車できた・・・と 今日はショルダーバッグ1つの軽装 9:10発 |
歩き始めると かなりの雨が降ってきた でも、もう動じない ここでの雨は降り続けることがない ・・・と分かったから バス道に沿うようにして クレイドル・マウンテン・ロッジまでの ほとんど平らな道が続く |
やはりここの沢の水も茶色い それに妙に泡立っている 洗剤を流した後のような光景 |
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花の少ないコース ガンズ・コーラル・ヒース? Gunn's Coral Heath? |
おっ、今日は形の違う糞がある 小型なので小さい動物らしい 勿論、おなじみの角ばった 大きな糞もいたるところにある |
羊歯の群生が続く |
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白い花が満開 |
見慣れた赤い実の他に ピンクの実も同居している 同じ木には同居していないので 別種かな? マウンテンベリー Mountain Berry |
バスの中からは何度も見たが ウオーキングトラックでは初めて会った バタフライ・アイリス Batterfly Iris |
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雨が多いのか苔がびっしりついている |
地面から10cmの背丈で 花のように真っ白な苔 |
ワラビーがいた! 走るときは後ろ足だけで走っている |
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クレイドルへ来てから あちこちのトラックを歩いたが 初めて昼間ワラビーに会えた コーラル・ファーン Coral Fern |
こんな風景の中 右側にある木の下にいた |
ニュージーでも これによく似たのを見たことがある カッティング・グラス Cutting Grass |
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クレイドル・マウンテン・ロッジへ着いた 11:00着 ここには、クレイドル・マウンテン・ ビジター・センターがあり ギフトショップの品数も多い 本当はここに泊まりたかったが 満室で、やむなくクレイドル・シャトーに 変えてもらったいきさつがある所 ロンセストン行きのバスは 15:00 発車 地図を見て、この近くで ウオーキングできそうな場所を 探して出かけることにする 20minutesコースの ENCHANTED WALKへ ENCHANTED(エンチャンティッド)とは 魅力的な・・・という意味 |
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クレイドル・マウンテンが望めるように ちょっとしたスペースが作ってあった ボタン・グラス Button Grass |
コースに入ったとたん ハリネズミのような ウサギくらいの大きさの動物に遭遇 さかんに地面に鼻を突っ込んで 一生懸命何か食べている風で いくら待っても顔を出してくれなかった ネットで調べると 『ほ乳類カモノハシ目 ⇒ ハリモグラ ハリモグラはオーストラリアの草原に住む 大変珍しい動物です。 針は体毛が変化したもの。 前足は土をかき分けられる大きな爪、 後足は鋭いかぎ爪が特徴です。 そしてほ乳類としては 大変珍しいのですが、卵を産むのです。 ハリモグラは朝夕に食べ物を求めて 草原を歩き回ります。 たどり着いたところは木の根っこ。 このようなところには大好物のアリが 巣をつくっています。 前足の強い爪で木の皮をはぎ、 長い口を突っ込んでアリを食べます。』 ・・・とあった 前足には本当に大きな爪があって 地面を掘っていた |
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ジャイアント・グラス・ツリー パンダニ Giant Grass Tree Pandani |
赤っぽい花が咲いていた ジャイアント・グラス・ツリー パンダニ Giant Grass Tree Pandani |
子供のワラビーか? 一心に草を食べていた |
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近くにいても静かにじっとしていれば むやみに逃げていかない |
こっちは母親か? 少し離れた茂みの中にいた |
湿っぽい樹林の中の花 プレティー・グラス・フラグ Pretty GrassーFlag |
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これはまた今までとは異なった風景 途中で雨が強く降り出したので 2回もトンネルの中に避難した (ビニール温室のようなかまぼこ型 になっていて外の景色も見える 中には手書きで実に写実的に また美しくタスマニアで見られる 動植物の絵がたくさん描かれていて 楽しかった) ランチもこの中で食べた このあたりには大きな穴がいくつもあった |
アルパイン・アーチェリア Alpine Archeria ぐるっと1周してもまだ時間がある 12:40着 「40minutesコースへも行こう!」 と、張り切ったが 「40分で歩く自信がない」 ・・・と鈴木さん なるほど、登りがある・・・ それより、 「昨日の下山届けが書いてないので もう一度ダブ・レイクへ行って 書き込んで、とんぼ返りして また帰ってこよう」・・・が彼女の提案 OK! バスストップまで引き返す でも、苔がびっしり付いた 今までにない雰囲気のウオークが できそうなコースだったなあ・・・! 13:20のバスに乗車 |
ここにいた4日間で 一番天候が良くない日のよう ダブ・レイク・カーパークでは 風は冷たく、ガスは降りていて ゆりかごの形もはっきり分からない 次の13:50バスに乗って インフォーメーションへ ダブ・レイクへ行くバスの中へ 鈴木さんが帽子を忘れたので 「彼女がバスの中へ赤い帽子を 忘れましたが、あなたは 知っていますか?」・・・と インフォーメーションで尋ねてみる 「何分のバス?」・・・と聞かれたので 「クレイドル・マウンテン・ロッジが 13:20発です」・・・と答える 少し待つと、運転手さんが 持ってきてくれた |
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今日のうちに 空港までのシャトルバスを予約しよう ・・・とフロントに申し込むことにする 鈴木さんが会話集を調べて (彼女は3冊もそんな本を持ってきている) 紙に書いて、それを見ながら話して、 ちゃんと通じた 「10:30〜11:00までに来る」・・・と 聞き間違えないように、紙に書いてもらう シャトルバスを頼むときは 何便に乗りたい・・・と言えば良かった ・・・と後で分かった 毎日寝る前にしていた洗濯も 今日はなし パッキングを済ませて就寝 鈴木さんはたくさんお土産を買ったので パッキングに苦労していた |
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15:00のバスが待っても待っても来ない 若い女性2人も待っていたから 我々の勘違いでもない あまり遅いので 「バスがまだ来ないがどうしたのでしょう」 ・・・とインフォーメーションへ言いに行くと 電話をして調べてくれた その間に、問題のバスは クレイドル・マウンテン・ロッジの方へ 行ってしまったらしい 35分遅れて発車 15:35発 110km以上?のスピードで飛ばして 予定時刻より早く ロンセストンに着いてしまった 17:30着 |
ホテルは前と同じアーリントン・ホテル 地図係の鈴木さんも 今度はばっちり案内ができ スムースに到着 17:50着 チェックインは今回も彼女にお任せ また、クレジットカードが必要 今日のディナー先を探しに出かける お客が座っているところから見える 窓に、メニューが貼ってある店は じっくり調べるのは嫌! ふと目に入ったイタリアン・レストランへ 「お勧め料理は何ですか? ・・・と尋ねると 大きな看板を持ってきて 「これとこれ」・・・と案内 ミネストローネとイカのリング・フライ? 勿論、白ワイン・シャルドネも それを食べ終わった頃、 「コーヒー?」・・・と聞こえたので カプチーノを貰ったが これは別会計だった 飛行機の中での無料サービスが 頭にあったので つい頼んでしまった! 日本語を勉強している・・という ウエイトレスさんで たどたどしい日本語で 話しかけてきてくれた レシートの下には日本語で ありがとうございました・・・ とも書いてあった あんなふうに私の英語も 聞こえているのかしら・・・?? 食後1人でシティ・パークへ いつ来てもここは静か でも、20:00過ぎると 暗くなりかけてきたので、ホテルへ帰る |
花の名前を調べるにあたって参考にした本
「WILDFLOWERS of TASMANIA」・・・ A Field Guide by R.F.(Bob)Minchin DCM
「A Guide to Flowers & Plants of Tasmania」・・・LAUNCESTON FIELD NATURALISTS CLUB
AJPRの千々岩さんには、図鑑では分からなかった花の名前を教えていただきました。