12月のタスマニアは花盛り
          タスマニア(オーストラリア) 
           (ホバート・ロンセストン・クレイドルマウンテンを基点に)


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5日目 12月10日   ロンセストン・カタラクト渓谷ハイキングへ
            夜はペンギン・ツアーへ

ホテルの窓から

アーリントン・ホテルの203号室から
眺めた風景



朝食はここで

1階(実際は2階)にある
ビュッフェスタイルで、1人17.5$
朝食付きで頼んであるのでサインだけ



同じパターンの朝食

こんがり焼いた半切りのトマト
ソーセージ
スクランブルエッグ
三角形のマッシュポテトフライ
炒めたマッシュルーム
フルーツ各種
クロワッサン・
芥子粒ほどの種が入ったパン
アップルジュース




カタラクト渓谷へ

ん?何の花だろう?
日本では見かけない花



カタラクト渓谷へ

杉のような葉っぱなのに
青色の花が咲いている
カタラクト渓谷へ

タスマニアの横断歩道は
ニュージーと同じで
ボタンを押すとすぐ反応する

ヒュウッといって音で教えてくれるが
すぐ赤に変わるので要注意

ボタンを押さない限り
歩行者用の信号は青くならないので
これまた要注意




キングス・パークの花

この赤と隣の白の花が
隣同士で植えてあった

背の高い木




キングス・パークの花

ガム・ツリー
キングス・パークの花

ガム・ツリーの実


タマー川

海が近いのか?と思うほど
きれいな青い色をしている

カモメ?も近寄ってくる




タマー川の岸辺の花

背の低いなよなよした
クリーム色の花



タマー川に架かる橋

この橋を渡って左折したところが
カタラクト渓谷の入り口
1010発


カタラクト渓谷の花

Cataract Gorge
カタラクト渓谷
そのメイン・ウォークを歩くことにする




カタラクト渓谷の花

ツルカノコソウに似た花
カタラクト渓谷の花

これは、その赤版
ホバートの町の中でもよく見かけた
カタラクト渓谷の花

大きな白い花
タイサンボク風




カタラクト渓谷の花

カエデの仲間



カタラクト渓谷の花

ナンジャモンジャ風
カタラクト渓谷の花

遠くて下を向いているので
はっきりしないが、川のほとりに大群生

カタラクト渓谷の花

忍冬そっくり
カタラクト渓谷に架かる橋

この渓谷の上を
チェア・リフトが渡っていく

カタラクト渓谷に入ったとたん
水の色が泥色になった!




ワラビー?

木陰から出てきて
真剣にえさを食べている

後で考えれば
レストランでばら撒いている餌を求めて
現われたのかも?



レストランの庭先で

餌を食べている様子

このレストランで
鈴木さんとはぐれてしまった
私がトイレへ行っていたのを
先に出発した・・・と勘違いしたらしい

私は私で、
どこにも彼女の姿がないので
どうしたのか?と探していた

出会う人毎に
「日本人の女性はいなかったか」
・・・と聞き
大声で呼んでいたそうであるが
さっぱり聞こえなかった!



カタラクト渓谷に架かる橋

とにかく、ばったりと会えて良かった!

ホテルから歩いて来れるところだから
離れ離れになっても
何とかなるだろうと
私はそれほど心配していなかったが・・・

橋を渡って右折して
もうすこし歩くことにする

が、だんだん人通りが少なくなり
貴重品全部持って歩いていることに
気づくと、だんだん心配になってきた

景色は相変わらず茶色の川と
日陰のせいか花もなくなってきた

もう帰ろう!と言って引き返す




茶色の川

丁度すれ違った女性から
「英語を話せますか?」
・・・と尋ねられたので
「少し話せます」・・・と応えた

「タスマニアに来て何日目?」
「どこから来たの?」
「これからどこへ行くの?」
の質問の後で、
「私はスイスから来た」
・・・と聞いて、懐かしい〜

「今年の夏スイスへ行ってきました
美しい花と雪をいただいた山が
とても良かった」・・・と答えたが
サンモリッツとミューレンの名が
どうしても思い出せなくて
うんうん、うなっていた・・・




ジグザグ公園の花

帰りは、ジグザグトラックを通ることに

メイン・ウオークと違って
山の上の方を歩くので
渓谷ははるか下

カタラクト渓谷の水の色が
なぜ茶色なのか?

スイスの女性は、「土に関係する」
・・・というような意味合いで
説明してくれたが、
AJPRの説明を読むと
ボタン・グラスの根から染み出た
タンニンによるものだ・・・とある

ふ〜ん、そうなのか・・・



ジグザグ公園の花

ジグザグ公園には
プールやバーベキューの設備もあって
人で賑わっていたが
ジグザグ・トラックに入ると
ぱたっと人通りが途絶えた
ジグザグ公園の木

鮮やかな黄緑色がまぶしい



ジグザグ公園の花

地面を這うようにして咲いていた



チェア・リフト乗り場

鈴木さんはこれに乗りたがっていたが
向こうまで片道で行っても
結局また同じコースを
歩くことになるので、止めた




ジグザグ公園の花

薄い紫色の小さな花
ジグザグ公園で

ぶら下がっている形がかわいい
ジグザグ公園の花

トケイソウに似た花




ジグザグ公園の花

木の花
外から見た
ペニーロイヤル・ワールド

地図には火薬工場・・・とあった




タマー川の岸辺の花

背丈5cmくらいの花
今日のランチ

テイクアウトのできるお店があった
一度は通り過ぎたが
「一口ずつでもいいので
味わってみたい」・・・
という鈴木さんの希望で
100gずつ4種類貰った

ついでにフォークも

しっかりした器のせいか
お値段は1人分10.15$




今日のランチ

「これはなに?当ててみようか・・・」
私は、豆腐だと思ったが
塩っ辛いチーズだった

バゲットを1本買い、
川辺のベンチに座ってのランチ

今日のランチ

これは、酸っぱい味の小魚
しめ鯖風の味

私は酸っぱいのが苦手
少しだけ味わってみた

そのほか、トマトのチーズ詰め
オリーブの実のピクルス?



シー・ポート

ランチの後は、タマー川に沿って
自転車専用道路があったので
そこをウオーキング

風が強くて帽子が吹き飛ばされそう!




ボード・ウォーク

自転車専用道路から分かれて
木の板をつなげた歩道があったので
そこをぐるっと歩くことにする


ロイヤル・パークの花

キングス・パークに隣り合っている
ロイヤル・パークは広い!
でも、人影は少なく
静かなウオーキングができた
ロンセストンの街で

いったんホテルに帰ってから

インフォーメーションで
クレイドルマウンテンの地図を
買おうと出かける

いろんなパンフレットもあって
無料でもらえたが
「クレイドル・マウンテンの
地図はありますか?」・・・と聞いて
出してもらったのは、5$

これは便利だった!
日本にいる間に、これを
手に入れていれば
あれこれ計画できたのに・・・



ロンセストンの街で

黄緑色の葉っぱが鮮やかなので

今度はクレイドルでの行動食を
買うために
教えてもらってスーパーへ
出かけることにする

バナナ1房・トマト1パック・
マフィン・チョコレートブレッド・
フルーツブレッド・りんご等

そして今夜のディナー用に
ハム・パンケーキ・
カット済みの野菜などを購入

ここのスーパーは
自分で重さを量らなくても
そのままレジへ持っていけばOK




ロンセストンの街で

プリンス・スクエア

今がアジサイの最盛期

種類も花色も日本と同じ
ロンセストンの街で

プリンス・スクエア



ロンセストンの街で

この時計台はポスト・オフィス
この近くにインフォーメーションがある
(バスターミナルは同じ屋根の下)



今日のディナー

久しぶりに野菜を食べたが
6枚入っているパンケーキのうち
3枚がやっとだった

ハムも野菜も残ったが
鈴木さんはそれを氷と一緒にパックして
クレイドルまで持っていった

さすが主婦の知恵!




ペンギン・ツアー

説明が終わると、今度は観察席へ移動

階段状に椅子が作られていて
そこに座ってペンギンが波とともに
岸に上がってくるのをじっと待つ

レンジャーが時折遠くまで照らせる
スポットライトで波打ち際を照らす

しばらく待っていると
ふいっと波から現われた風にして
ペンギンが砂浜に立ち
それから1列の集団になって
草の茂っている陸に
向かって歩いていった

待っていると、ふいっとまた現われ
今度は岩陰に向かっていく

星がだんだん見えてきた
真っ暗なので分かりやすい


しばらくすると元来た方へ引き返すので
えっ?もう終わり?と思ったら
レンジャー小屋に通じる細い道の
左右に分かれて
じっとして動かないで待つようにと
指示が出た

何が起こるのか?と待っていると
レンジャーの女性に
優しく追い立てるようにして
ペンギンが私たちの待っている方へ
やってきた!




マウント・ジョージ

夜、7:30に、ペンギンツアーのお迎え

もし、遅くなって門限までに
帰って来れないといけないと思い
「もし、ペンギンツアーで遅くなったら
どこから入るのですか?」
・・・と尋ねると
「裏から」・・・という返事だった

カード・キーで入れるんだと

8:00過ぎてもまだ明るい
ホバートより、夜になるのが遅い

暗くなるまでジョージ・タウンが見える
マウント・ジョージ展望台へ案内された

「マウント・ジョージって
どこにあるのですか?」・・・と聞くと
「ここ(展望台)がそうだ」・・・との返事

「何m?」と聞くと・・・「???」だって



ロウ・ヘッド

それからロウ・ヘッド(岬)へ移動

日没が9:00ちょっと前


ペンギン保護区?に着いた

砂浜に小さな小屋があって
そこがレンジャーの居場所

英語での説明はほとんど理解不能

でも、下調べや
看板に書かれている絵の説明と
周りの人々の様子で
何とかついて行くだけ

鈴木さんは、丁度乗り合わせた
ワーホリの日本人女性に
説明をしてもらっていた



ペンギンを間近で

ペンギンは、人間が
両足を広げている間を通り抜けたり

手を伸ばせば届くほどの近くに来たり
キョロキョロ迷いながら歩いて
草むらの中へ入っていった

次は小グループに分かれて
砂浜や草むらの中を
ペンギンがいそうな場所を探して
歩くことになった

赤外線の懐中電灯
(ペンギンの目に優しい光)で的確に
ペンギンの巣を照らして案内をしてくれる
レンジャーと、静かについていくお客



フェアリー・ペンギンとは

別名、リトルペンギン
約30cmの大きさ
レンジャーは説明時に
「今のうちに触っておいて」・・・と
剥製(たぶん)をまわして触らせてくれた

『繁殖時や、子育て、休息のために
陸にあがってくる

浅瀬の敵から身を守るために
できる限りの速さで上陸する

上陸すると声を出さずに
海岸沿いの安全を確認してから
行進して巣にむかう

もし、何かの恐怖を感じると
直ちにこの行進を中止する





フェアリー・ペンギンとは

敵を避けるために暗闇の中
小さなグループを作って陸へ上がる

身を守るために木の茂みの中に巣を作り、
声を出し合いながらお互いを確認する

巣は60cm〜80cmのトンネルを
横に掘って作られる

日が昇る前に海に帰っていく

リトル・ペンギン、卵、巣は
法律で守られている

破ったものは厳しく罰せられる』

・・・と、レンジャーから貰った
日本語のリーフレットに書いてあった



23:00頃ホテルに到着
もし、正面玄関に鍵がかかっていたら
裏から入るように・・・と言われていたが
まだまだ営業中だった




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