足元は花いっぱい! でも、展望はなし・・・

四姑娘山
(スークーニャンシャン)トレッキングと
姑娘山
(タークーニャンシャン)登頂と

・・・そこで出会った花たち・・・


1日目 7/4 成都(チェンドゥ)へ 2日目 7/5 濾定(ルーディン)へ
3日目 7/6 日隆(リーロン)へ 4日目 7/7 老牛園子BCへ
5日目 7/8 BC付近を高所順応ハイキング 6日目 7/9 大姑娘山第1キャンプへ
7日目 7/10 大姑娘山登頂→BCへ 8日目 7/11 日隆(リーロン)→丹巴(ダンバ)へ
9日目 7/12 成都(チェンドゥ)へ・10日目 
7/13 帰国
全行程 旅のあれこれ


9日目 7月12日(日) 
    丹巴(タンバ)〜二郎山(アールランシャン)トンネル〜
               〜雅安(ヤーアン)成都(チェンドゥ)


今日は成都まで帰る

およそ、車で15時間ほどと聞いた

4:00起床
朝食は小さなパン2個と
ゆで卵のお弁当

5:00発
周りは真っ暗
川べりを走っているとは、うかがえるが
暗闇の中で間近に濁流を見るのは
怖いものがある

ガードレールとてなく
雨で路肩も弱くなっているだろうし
冷や冷やしながらバスに乗っていた




往路の静かな河とは大違い

川幅が広くなり、
瀬では濁流が逆巻き、渦を巻き
「うわぁー」と声がでるほど

バッファローの大群がひしめきあって
駆け下るような迫力

川岸から手を差し出せば
水に触れるほど近い所も所々あり
この河が氾濫したら
どうやって成都へ帰ったらいいのだろう
・・・と、ずっと不安に駆られていた
二郎山(アールランシャン)トンネル

凹みの少ない舗装道路になると
やっと、スピードも出て
快適な走りとなった

有料の
二郎山(アールランシャン)トンネルを
通り過ぎる頃には
近代的な町並みになり
これで、やっと成都へ帰れる
・・・気分になってきた


外観は近代的な
二郎山(アールランシャン)トンネルの
トイレ

ここなら快適かも・・・と
先ほどの「鼻が曲がる」トイレを
我慢して入らなかったので
期待して入ったところ
6ヶ所あるトイレで使用できるのは
片側の3ヶ所のみ

そのうち扉があるのは2ヶ所

真ん中に溝が通っていて
またいでしゃがむ式

扉のない真ん中のトイレは
蝿がぶんぶんと群れを成して
飛び回っている

手前の扉付きのトイレは
汚物がそのまま残っている

最奥の扉付きトイレは
紙が山積みになっているが
一番「マシ」

他が空いても入らず
一番「マシ」のトイレの前で
順番を待つ

時々、ざあーっと水が流れてくる
不思議な水洗トイレだった

後から着いたAグループの女性は
見ただけで恐れをなして
止める・・・と引き返していった




トイレのある広場には
果物売りのお店
ドライバーは休憩
工事?のためなのか
何のためか分からない
時間規制で待っている間
ランの花を売りに来た女性がいた

どんな花だろうと
ナンさんに尋ねてもらうと
窓から篭がバスに入ってきた

「いい香りがするので
胸につけたりします」・・・と聞いて
1つ貰うことにした(1/2元)

クチナシの匂いに
少しクセをつけたような香り

乾燥しないよう
濡れた布で覆われていたのを
開いて、写真を撮らせてもらった




バスの座席の取っ手にかけておいた

あたり一面香りが広がるほどの
強い香りではなく
鼻を近づけると分かる程度
高速道路の料金所
ランチの場所

13:50着と遅いランチになった

今まで10人で1卓だったので
隣の人と腕がぶつかって
不便だったが
ツアーリーダーにお願いして
2卓にしてもらってからは
快適となった




郷土料理を出すお店だとかで
今までとはちょっと変わった
「中華」だった
都会へ来ると交通標識もある

成都(チェンドゥ)の
ミンシャン・ホテルに着いた
16:40

時間にゆとりがあるので
夕食の後、
「川劇」観賞もできる・・・と

面白そうなので希望した




夕食は「薬膳料理」

今までの「中華」は野菜中心
この「薬膳料理」は、珍しく
エビも出た

人気のお店で
1卓しか予約できなかった・・・と

最後の日なので
「ビール」などの飲み物のサービスが
アルパインツアーからあったが
食前酒(かなり強い)のみで十分だった
「薬膳料理」のお店の外観




「川劇」の会場へバスで移動

入口付近は大変な混雑




中は、中程度の入り

ジャスミンティー付きのサービス
化粧などの準備をする部屋は
一般公開されている




派手できらびやかな衣装 開幕
早変わりが「ウリ」だそうだが
後ろを向いて、前を向いた瞬間
衣装も、面も変わっているのには驚く

それも何度も何度も

面白く不思議な1時間半だった
250元(約3000円)




ホテルへ帰ってくると
「登頂証明書」ができていて
1人ずつナンさんから貰った

明日は帰国






10日目 7月13日(月)
成都(チェンドゥ)〜上海(シャンハイ)帰国へ
5:45起床  
6:20〜6:50朝食
7:00ホテル発となった

朝食ビュッフェは朝早いと
出揃っていないが
速めに食堂に入った

左、Aグループのコウさん
右、Bグループのナンさん
2人は、日本語が大変上手で
いつもにこにこ
てきぱき、はきはきと対処し
有能な女性であった




ナンさんと、ドライバーのリンさん

リンさんは、
長時間の運転にもかかわらず
安全運転に心がけて
我々を運んでくれた
有能なドライバーだった

高速道路に入ってしまえば
空港までは約30分
成都(チェンドゥ)空港

ツアーの場合、チェックインなどは
ツアーリーダーやガイドがしてくれるが
上海からは1人なので
あまり人を頼らないようにと
いつも心がけている




B8ゲート付近で待機

予定通り上海空港に着いた
11:30頃

ここで皆とお別れ






乗り継ぎの上海空港

関空と、福岡空港行きは
すぐにチェックインできたが
中部国際空港行きの私だけは
チェックインができず
ずっと、座って15:30過ぎまで
待つことになった

その間、「大丈夫、1人でできるから」
・・・と、いくら断っても
現地係員の女性は
ずっと付き添ってくれていた

やっとチェックインして
中に入ってすぐしたことは
「天ぷらうどん」を食べること

味はまあまあだが、
「中華」でなければOK




予定通り18:15に出発
(関空と福岡行きは、18:00発)

中部国際空港に21:25着

ダッフルバッグから
洗濯物の入ったハイキングザックを
取り出して、名鉄の駅に走りこむ

21:52に乗車

金山駅で乗り換え
多治見駅に23:24着

タクシーの中から、月が見えた
久しぶり・・・

洗濯は明日することにして
まずは、画像をパソコンに取り込んだ

道路とトイレが
もっと快適にならないうちは
中国へは行かない・・・と
決心した旅であった


旅のあれこれへ

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