ガンジャラ峠 5130mを越えて

        秋のランタン谷

 


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9日目 10月4日(土)             
  
ケルダン(4270m)~ヤクカルカ(4095m)へ
  
           2010年7月15日~7月28日 夏のランタン谷は こちら
朝、起床時刻に「おはようございます~す」と言って
洗面器に入ったお湯と
紅茶等の飲み物がテントまで届けられる  6:40
ロッジなら部屋の前
寒いこんな朝は、
体はシュラフに入ったままで
受け取る


昨夜は冷えた
夜中トイレへ行くと、満天の星
毎夜、星を見るために夜中トイレへ立つ



 
テントには白い霜がいっぱいついていた




これがトイレテント
ファスナーの調子が悪く、きっちり閉まらない
ま、真っ暗ならヘッドランプを消して
用を足していれば、差支えはないが
明るい時は、ちょっとね・・・
掘った穴は埋めてからキャンプ地を離れる


 すご~い快晴!  6:48
これがナヤカンガ(5844m)
キャンジンゴンパから仰ぎ見たナヤカンガは真っ白だったが
裏側から見ると、こんな岩山


 
6:48  こちらは、ナヤカンガのずう~っと右の山
まだ朝日が当たらない


霜で凍り付いた葉っぱ


6:52  こちらの山にも、朝日が差してきた


   
ダイニングテント
天気のいい日は外で食べる  7:00




卵かけごはん(生ではなく焼いてある)
・パンケーキ・梅干し・漬物・味噌汁等
いつも完食できる献立だから
元気いっぱい歩ける
不便な場所なのに、
あれこれと種類多く作ってもらって有難い


タデ科とキク科の花の名残り
4200m程の高さなので、夏は花いっぱいだろうが、今はこんな花の名残りしかない


 
左  テント撤収前に、まず、棒でトントンと霜を払い落す
右  荷物を外へ出しておくと、スタッフがテントを畳んで荷造りをする
いつもありがとう~


 
7:42  出発前に全員集合写真(カメラマンは浅原さん)
ゲスト4名・ガイド2名(チェデン・ボテさんとラージさん)、コックのガーレさん
キッチンスタッフ3名・ポーター7名
計17名と浅原さん


 
 7:48  テント撤収を任せて、出発の準備
バックの山は、ナヤカンガ(5844m)
昨日通ったガンジャヤラ峠は、
ナヤカンガの右側に砂山のような山が見えるが、その向こう側だって


 
 7:50  出発
この辺りは、ヤクの放牧があるのか、道も石を敷き詰めてしっかり作られている
これ以後、次のキャンプ地まで迷うところはなかった


 
 8:04  後ろを振り返ると・・・ナヤカンガ(5844m)が遠くなった


  
   
トリカブトの仲間:キンポウゲ科
久しぶりに咲いている花を見つけた
日本のトリカブトにそっくり  ただ色は白い


   
タンポポの仲間:キク科
この時期でも咲いているキク科の花  綿毛もある


 
 9:00  ずっと向こうまで続く道  右上にある尾根を越すらしい


 
リンドウ科の花
また出会ったね!  所々に咲いていた


 9:07  後ろを振り返ると、ポーター達が追いついてきた


 
 9:11  今まで逆光になっていた山も、はっきり見えてきた


 
 9:15  ポーターに先を譲り、後につくが、あっという間に間が開く
赤いのは、タデ科の実(花はピンク色)


 
 9:40  後ろを振り返ると、また見える山が違ってくる


  
 9:43  タルチョが見える所が峠らしい


 
 9:55  峠に到着~
振り返ると、歩いてきた道がくっきり


 
 9:57  タルチョの向こうのとがった山は何だろう??


 
 10:00  峠を越えても、まだ道は続く
赤いのはタデ科の実


 
 10:15  また峠らしい  タルチョが見える


 
 10:20  峠を過ぎると・・・ランチ場所が見えた


   
ツツジ科の実
 青い実なので「アオタマ」または、「アオモノ」と命名した


ユキノシタ科の花
 久しぶりだね!


   
 10:35  ランチ場所に到着~
左  キッチンスタッフたちは大忙し
右  ポーター達はトランプに興じている
ここで休憩している時、キャンジンゴンパへ行くという男性に出会った
(キャンジンゴンパからここまでに、すれ違った人は誰もいなかった)


   
 11:10  昼食
左  草原に座って頂く
右  パスタ・野菜サラダ・ベビーコーン・ソーセージ・ピーマン・汁物など
不便な所なのに、野菜を使った品数の多い食事に感謝!
いつものように完食~ = 今日も元気


 
 11:35  出発
すぐ近くに石積みの小屋があった (ここで単独のスイス人女性に出会った)


  
11:42  たらたらした登りだが、登りはやっぱりえらい


   
メギ科かな?
 長い棘のある木
実の長径は、1.5cm程


トウダイグサ科の実
 実の直径5~6ミリ程
葉が紅葉していた


   
バラ科だって
 粒々の黒っぽい実をたくさんつけていた


キキョウ科の花
 また会えたね!


   
 12:26
ガーレさんやポーター達が
草むらの中に分け入って何か探し物
急な斜面でも平気で降りて探しているので
なにかいい物らしい


キク科の花
また会ったね!


 
   
   
   
トリカブトの仲間:キンポウゲ科
薄紫の筋入りの花
毒があるが、毒と薬は紙一重  採っていたポーターもいた


   
リンドウ科の花
ムラサキセンブリに似ている


   
サクラソウの仲間:サクラソウ科
これは残り花


 
13:52  夏なら、花いっぱいの道だろうね・・・
赤いのはタデ科の実


 
 14:08  あの稜線を越える…とは分かるが、まだまだ遠い・・・


 
 14:57  稜線を超えると・・・キャンプ地が見えた


 
 15:04  到着~


 
 15:10  後続も到着~


 
 16:51  寒いのでテントの中で休んでいると・・・たくさんの牛のひづめの音と鳴き声が聞こえてきた
急いでカメラを持って飛び出した
ヤクを追い立てて家へ帰らせるようだ


   
左  若者のヤク(角の曲がり方でなんとなくわかる)
右  子供のヤク  珍しそうにこちらを眺めていた
大人のヤクのボスは、体が大きく・角がぐにゃり・毛がふさふさ・肩の筋肉が盛り上がり
歩き方も、どすどす・がっしがっし・・・


 
 ヤク追いの子ども


 
16:53  隣のテントは、オーストラリア人(だったかな?)
ヤクと一緒の写真を撮っているようだった
塩を持っていれば寄ってきますよ・・・と、浅原さん


 17:40  キャンプ地からー1
「山がきれいに見えますよ~」の浅原さんの声で、カメラを持ってテントを飛び出す
今まで真っ白で何も見えなかったのに、急にすっきりと見え始めた
隣のオーストラリア人(だったかな?)テントの方がよく見えるので出張
すご~い!!
稜線最後の日に、こ~んな景色に出会えるなんて~!!  ラッキー!!
山の名前はさっぱりわからないが・・・
後で浅原さんに尋ねた所、これらは「ロールワリン山群*」だって
・・・・・・・・・・
*は、後日、サパナの浅原さんに教えてもらった山や山群
・・・・・・・・・・・


 
 17:40  キャンプ地からー2
これも、「ロールワリン山群*」


 
 17:41  キャンプ地からー3
「ロールワリン山群*」のうち、
右にあるとがった山は「Chhoba Bamare 5971m*」だって


 
 17:41  キャンプ地からー4
「ロールワリン山群*」のうち、
中央の高い山は、「ガリウシャンカール 7135m*」だって


 
 17:42  キャンプ地からー5
皆、「ロールワリン山群*」


 
 17:42  キャンプ地からー6
雲が下から押し寄せてくる・・・
これも、「ロールワリン山群*」


 
 17:42  キャンプ地からー7
「ロールワリン山群*」のうち、右側の高い山は、「ガリウシャンカール 7135m*」だって


 
 17:42  キャンプ地からー8
どんどん雲が押し寄せる・・・
「ロールワリン山群*」


 
 17:43  キャンプ地からー9
一番左に見える山  「プルビチャチュ*」だって
これは「ランタン山群*」で、他の山は「ロールワリン山群*」だって


 
 17:45  キャンプ地からー10
「ロールワリン山群*」


 
 17:46  キャンプ地からー11
「ロールワリン山群*」


 
 17:46  キャンプ地からー12
雲が押し寄せて山は隠れてしまい、暗くなった・・・
光の競演は、6分間だった!


  
17:56  夕食  今日はダイニングテントで5人一緒に食べる
ちらし寿司・ハンバーグ・オクラ(練りに練ってあった)・野菜いろいろ・味噌汁
いつものように完食~  = 今日も元気
・・・・・・・・・・・・・・・・
明日は、町のロッジ泊まり~  テントは今日で最後



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