〜トロンパス5461mを越えて〜 

  
  アンナプルナ一周と
      ティリッツオ湖トレッキング
      
   (ネパール:シャンゲ〜ティマン〜ピサン〜カングサール〜ティリッツオ湖〜トロンパス〜ジョムソン)

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  9日目 10/6 カングサル3740m→ティリッツオBC4150m

                                    青字の山名は、浅原さんに教えていただきました

 6:15  朝焼け

青い屋根は、ダイニングルーム2 (こちらはストーブが無い)

屋根の黄色い部分は天窓の代わり  日中はここから陽差しが入ってとても明るい




 
 6:15  白い山が赤く染まることはなかった




 
 6:40  今日も天気は良さそう




 
6:40  キッチン小屋は、朝食の用意で忙しそう

青いテントは、スタッフたちの寝場所




   
 こちらは、ダイニングルーム1 
こちらにはストーブがあり、
夜中もブッダの周りにネオンサインが瞬いていた




朝食

今日も体調は良さそう
魚の佃煮以外は完食〜
(とても辛くて食べられなかった・・・)




  
7:35 出発

左前方はティリッツオ・ピーク 7134m




   
 この赤い実、どこにでもある




ノバラの仲間:バラ科

丸い小さな実、丸いが大きめの実
細長い実、横長の実・・・など
色々ある




 
 8:05  こんな所にもまだ「ホテル」があった

左前方はティリッツオ・ピーク 7134m




 
 あの尖った山は、カングサール・カン(KHAGSAR・KAN)7485mだって  浅原さんから聞いた
別名ロック・ノール(ROC NOIR)




 
 マッターホルンのように堂々としているカングサール・カン(KHAGSAR・KAN)7485m




 
この山は、カングサール・カン(KHAGSAR・KAN)7485mんの左に位置している




 
 カングサール・カン(KHAGSAR・KAN)7485mの右に連なる峰々




 
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草付きのトラバース道の先には、
岩の塔が並んでいるのが見えた





 
カングサール・カン(KHAGSAR・KAN)7485mの
ヒマラヤ襞のきれいなこと!
 
 谷のすぐ向こう側が、この大絶景




 
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吊橋が見えた

渡った所から、ジグザグに登り、稜線へ出るようだ





長〜い吊橋

もう渡るのに慣れた
 
  
 岩の塔の間を縫ってトラバース道が続いている

浅原さんが、「狭いから休憩する場所は無いですよ」…と言っていた場所らしい





 
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後ろを振り返ると、草モミジ風に紅葉した斜面が見えた
 
前方のあのトラバース道、傾斜もかなりきつそう・・・




   
  ヒョウモンチョウの仲間




キチョウの仲間かな?

 
 
ここを回り込むと、いよいよザレ場のトラバースになるらしい




   
  ロウワー・トレイル(LOWER TRAIL)と
アッパー・トレイル(UPPER TRAIL)の分岐

アッパー・トレイル(UPPER TRAIL)には×の印

浅原さんが、「今は通れなくなった」…と言っていたっけ




  マオウの仲間:マオウ科

この辺りにたくさん群生していた
 
ザレ場のトラバース

気を引き締めて行かなくては・・・




 
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危険地帯に入る前に、沢水で顔を洗い、
タオルマフラーを濡らして準備する

メギ科の実かな
 
9:15

ここから、ランドスライド・エリア(LANDSLIDE AREA)に入る

「地滑り地帯」という意味らしい

つまり、要注意!!ってことだね




  
 後ろを振り返ると、マナスル方面がよ〜く見えた

右から、ヒマールチュリ 7893m   その左が、ピーク29 7871m   その左が、マナスル 8163m

その左は、ピサン・ピーク 6091m  そのまた左(左端)がカンガル・ヒマール 6981m

逆光なのが残念だけど、今までで一番よく見えた




 
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ザレ場ばかりではなく、
大きな岩の間を通ったり・・・




 
大きな岩の根元を歩いたり・・・




 
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後ろから追い越されそうになったら、
草や木のある場所でやりすごす





右も左も避ける場所のない細い道は、
ひたすら足元を見て、滑らないようにして歩く
 
 
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写真は、足場を確認した安全地帯で撮る

殆ど垂直にそそり立つ岩壁に圧倒される





どちらかといえば、下りが多い

登りならまだましだが、下りのザレ場は怖い
 
 
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奇妙な岩の塔

風の浸食でできたとか

いつかは風化が進んで、皆、細かいザレになる??





岩の形も様々
 
  
マナスルがまだ見えるが、先ほどとは角度が違ってきた

ヒマールチュリ7893mが見えなくなった

右から、ピーク29 7871m   その左が、マナスル 8163m

その左は、ピサンピーク 6091m  そのまた左(左端)がカンガル・ヒマール 6981m




 
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前方から馬に乗った男性がやってきた

小さなスペースを見つけて、やり過ごしたが
この先どうやってこのザレ場を通過するのだろうと
後ろを見送っていると
さすがに、馬から降りて引いていくらしい

ポーターとのすれ違いを予測して
待機していた





眼下に流れる河まで大分ある

滑ったら河まで滑り落ちる!
 
 9:50  ここで危険地帯は終わり

長く感じたが、35分間だった  その間、緊張のしっぱなし




 
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危険地帯は終わったというが、
まだまだ足元は「滑りやすい地帯」





幅も狭い

 
 
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粘土質のようで、ザレではなくなった




 10:10  ポーター達が休んでいるので
ここから本当の安全地帯かな??




 
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おやまた、馬が来た




 
左上を見ると、
今にも転がってきそうな岩がずらり




 
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河の向こう、茶色の斜面にくっきりトラバース道

明日行く、ティリッツオ湖への道だろうか??




エーデルワイスのドライフラワー:キク科 
 
 120度パノラマで撮影した画像

手前のこんもりした茶色の山の右手が、カングサール・カン(KHAGSAR・KAN)7485m

左手が、グレイシャードーム(GLACIER DOME)7069m




   
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珍しい〜  ミヤマリンドウの仲間:リンドウ科

昨年のランタン・ガンジャラではたくさん咲いていたが
今回は初めての出会い〜




 
10:35

青い屋根の建物が見えた

あそこが今日の宿らしい




  
 カングサール・カン(KHAGSAR・KAN)7485mとそれにつながる稜線




 
 カングサール・カン(KHAGSAR・KAN)7485mのアップ

見事なヒマラヤ襞




 
 10:45

遠くから見えた青い屋根の快適そうな「ホテル」には、先行しているはずのスタッフ達の姿がない

もっと先の「ホテル」かな?と思って進んでいくと・・・




 
10:55  建築中の「ホテル」が数軒あった

見覚えのあるスタッフの姿が見えたので、ここが今日の宿だと分かったが、
窓も扉もまだない部屋のようで(屋根だけはあるが部屋の中はカンナ屑でいっぱい)、居場所がない

ホースから水が出ていたので、髪の毛をざぶざぶ洗ってさっぱりさせた

暑いくらいの気温なので、バンダナで縛っておけば夕方までには乾いてしまった




   
変わった鋸で板を切っていた




 小川にかかる橋の上で(座れそうな石が積んであったので)
後続を待つことにした

後続の男性から、
「ポーター2人が高山病らしく、バテテいる」と聞いた

先に到着していたポーター達が助っ人に出かけた




  
 メギ科の実




12:25

全員揃ったところで、ランチ

作業員たちのキッチンといった場所で




 
建築中の「ホテル」の後ろには、砂山のような山

「2部屋だけは用意できるが、後はテント泊で」・・・となった  (テント場は、この小屋の裏手)




  高齢の男性と、寒がりの男性に部屋を譲って、女性2名は、テント泊となった

「それなら1名1テントで」・・・といつも同室の女性が提案して、久しぶりに広々とした空間を手に入れることになった

テント設営をする浅原さんと、ヨーマンさん

周りは、ヤクの糞がいっぱい(新しいものも、古いものも)

もう大抵のことには驚かないようになっているので、
トイレテントへの道中にある糞を、板の切れ端で退けて、通路を作った

「1名1テント」はかなり快適〜

テントいっぱいに荷物を出しても平気  それに連泊なので、出しっぱなしでいい




 
目の前にそびえる白い山




   
   
17:20頃から、ヤクが山から下りてきた




 
 
17:25  夕日で山が赤くなるかと思ったが、これっぽっちだった-1


 
 夕日で山が赤くなるかと思ったが、これっぽっちだった-2




 
 17:50  ディナー

陽が落ちると、寒くなった!

何枚も重ね着をして、建築中の「ホテル」のディナー場所へ行った

扉もまだついていない部屋だが、ストーブに火が入っていたので、そこだけは暖かかった

今日のメインは巻き寿司〜

いい酢味で、お代わりしてしまった





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