7月・雨季のランタン谷は、花いっぱい ランタン谷トレッキング |
トレッキングの様子など
3日目 7月17日(土) |
シャブルベンシ(1460m)〜ラマホテル(2340m)へ |
シャブルベンシで泊まったロッジ こちらの建築は下からだんだんと造り上げていくので 3、4階はまだ建築中で鉄骨が出ている |
キッチン キッチン用具はすべてキッチンスタッフが持ち歩き、 ロッジの備品を借りることはない だから、空間さえあればどこでもキッチンになる |
出発の準備をするポーターたち おかげでトレッカーは 雨具と傘と、次のランチ場所までに必要な飲料水と トイレットペーパーとカメラと ファーストエイドキットとキャンディー程度の 必要なものだけを持って楽々歩くことができる |
シャブルベンシの町外れ この広い道をどんどん北へ行くと、チベットになる 今、中国側から立派な道路にするため シャベルカーなどの工事機械や人が どんどんネパール側に入ってきているとか 数年後は、カトマンドゥまで快適な道路ができているかも おまけに時間も短縮されるらしい もしそうなったら、ぜひまたランタン谷を訪れたい |
川が二股に分かれている この2つの川を吊橋で渡って 右側のランタン谷へ入っていく 左側の川は、チベットから流れてくる |
チェックポスト この後も、何箇所か通過した サパナの浅原さんがネパール語であれこれ話しかけ 受け答えしていた トレッカーの名前を書くらしい |
1つ目の吊橋 人だけでなく、馬や牛も通るのでとても頑丈 |
ポーターが追いつき追い抜いていく |
ランタン・コーラ(ランタン川)に沿って上流へと向かう |
3つ目の吊橋を渡ると、ドバン |
そのドバンの集落で休憩 すぐ横に大きな滝があった |
しとしと雨も止んだ 出発時、雨だったので雨具の上下を着込んだが 暑くて暑くて、まず雨具のズボンを脱ぎ 次いで上着も脱いだ サパナの浅原さんは、始めから帽子と傘だけの涼しい格好 これが一番快適な方法だと分かった |
ランタン・コーラのはるか上流に家が見えた あそこがランチの場所らしい |
ランチの場所(ランドスライド) ここでゆっくりランチ 足早に追い抜いていったキッチンスタッフたちが ランチを作ってくれていた ランチが出来上がるのを待つ間、 外の椅子に座って背中の汗を乾かしていると 「猿がいる!」と、神戸の女性 どこどこ?と指されたほう(対岸の大きな木の上)を じっと見ていると、何かが動いた! 猿の子供とその母親がいた キッチンスタッフたちは、私たちが出発した後 片付けてまた追い抜いていく |
バンブーの集落に着いた キャンジンゴンパでお祭りがあるため 1軒を残して皆出かけてしまっていて、 他のロッジは休業中 人影のないひっそりとしたところで休憩し また先へ進む |
橋の下を流れる川の水は透明 注ぎ込むランタン・コーラの色は、土色(というか泥色) |
ランタン・コーラを渡って向こう岸へ これからは、ランタン・コーラを右手に見て歩く |
ランタン・コーラ 土色(というか泥色)の川が 渦巻き逆巻き恐ろしいほどの水量で流れている (帰途、水流で登山道の土がえぐられ 登山道が消失してしまった場所もあった) |
ランタン・コーラのすぐそばを歩く 岩にあたって砕け散る水しぶきが ずっと続いている 冷蔵庫を開けたときのような涼しさ |
「下の村」で休憩 樹林の中は、花が少なく、花がないと疲れが倍増 お店があったので、ミルクティーを頼んだ ヤクのミルクらしい 角が丸みを帯びた白いかまどでお湯を沸かしていた 外には、どーどーと水が流れていたので 顔と手を洗いさっぱり 土間はきれいに掃き清められ お店の人は入口で履物を脱ぎ、はだしで歩いている 私たちは登山靴の土足 申し訳ない気分 |
ラマホテルに着いた ここがダイニングになる |
向かいの建物がベッドルーム 部屋には、濡れたものをかけて乾かす装置(釘などの)が 少なく、お客もいないようなので1人1室を使わせてもらった |
シャブルベンシ(1460m)〜ラマホテル(2340m)間で、 出会った花たち |
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チョウセンアサガオに似た花 ナス科 チョウセンアサガオなら 華岡青州が外科手術の麻酔薬として使ったことで有名だが シャブルベンシの周辺では 道端などに普通に咲いていた |
一目見て「ランの仲間か」と思ったが 「ショウガ科」とのこと 麓では盛りを過ぎていたが 上へ登るにつれ、初々しくなっていった |
おいしそうなオレンジがかった木の実 |
アサガオにそっくり ヒルガオ科 |
小さな粒がぎっしりとついた木の実 |
鮮やかなオレンジ色のキク科の花 |
大きなショウガ科の花 この辺りにだけ群生して咲いていた 10日後、下山してきた時には 花が終わっていた 後ろの川は、ランタン・コーラ |
ツリフネソウの仲間 ツリフネソウ科 花のアップ 昨日見たツリフネソウの仲間とは 花の形が違うような・・・?? |
これもツリフネソウの仲間 ツリフネソウ科 花のアップ(正面) 赤い蕾が目立つ 花のアップ(横から) |
かぼちゃの花に似ている |
ソバの花に似ている タデ科? | ユリ科の花 オリヅルランの仲間だそうである 我が家のベランダにも咲いているが これは、もっと大きくて、もっと清楚で、もっと美しい 花のアップ ほとんどが皆下を向いて咲いているので 花の中を見るのに苦労する |
咲き残っていたシャクナゲ ツツジ科 深紅に近い色 |
大きなショウガ科の花 道から少し入り込んだ草むらの中に咲いていた (たぶんここでヒルをくっつけてきた・・・と思う) ランチの後、何気なくザックカバーを見たところ 黒いヒルが動いていたので 「ピン!」と指ではじいた所、土間のどこかに飛んでいった そのことを浅原さん経由でロッジの女主人に伝えると 塩を一つまみ持ってきて体の上にかけておしまい・・・ |
麓近くで見たショウガ科の花より、 だんだんきれいになってきた |
ムラサキ科 ワスレナグサや、キュウリグサに似た花 |
樹林の木陰・湿っぽい岩の苔の上に咲いていた 葉っぱが大きい割りに、花は小さい 花のアップ |
ツル性の花のつぼみ ガガイモ科? どんな花が咲くのか??である |
樹林の木陰・湿っぽい岩の苔の上に咲いていた キツネノマゴ科? 直径3cmほどの花 |
目の高さほどの木 薄暗い樹林の中で、ピンク色が目立った 花のアップ |
2cmくらいのピンクの花?のかたまり |
イラクサ科のウワバミソウに似た花 |
3mほどの大きさの木に、びっしり実がなっていた |
キキョウ科の花 |
ショウガ科の花 花のアップ これは実だろうか? |
アヤメ科の花 10cmほどの背丈で、大きな花を咲かせていた |
ナツトウダイの仲間 トウダイグサ科 黄色い葉が鮮やか 花は終わりかけていて、実になり始めていた |
ムシトリスミレに似た花 イワタバコの仲間だそうである 岩の上に群生していた |
ニガナの仲間 紫色が美しい キク科 |
湿った岩の苔の上に咲いていたイワタバコの仲間 大群生を作る 花のアップ 地味な色合いだが私のお気に入り |
ショウガ科の花 登る際、大群生していたが(葉っぱだけ) 花はぽつぽつと咲いているだけだった 下山時に期待していたが、期待は外れ、まだまだだった |
ヤマゴボウに似た花 花のアップ |
アサ科 アサ属 アサ (マリファナになる) シャブルの町外れの排水溝の傍や トレッキングのルートや家の庭などの どこにでも普通に生えている この日は、ほとんど蕾だったが 下山してきたら、皆開花していた |
サトイモ科 テンナンショウ属 茎の足元から実が出ている 実のアップ |