7月・雨季のランタン谷は、花いっぱい ランタン谷トレッキング |
トレッキングの様子など
6日目 7月20日(火) |
キャンジンゴンパ(3800m)周辺で高所順応 (キャンジン・リ 4600m辺りまで登る) |
展望なしの朝 雨が降らないだけ良しとする キャンジンゴンパからぐんとそびえるピークまで ジグザグに登る 3名のほかに、ポーター長のソナムさんも同行 |
そのピークが4200mとか キャンジンゴンパから400mの標高差だが これがなかなか手ごわい |
遠く、ヤクの姿もガスの中に見える |
これが4200mの無名峰 |
ソナムさんと一緒に記念写真 |
4200mピークから 尾根伝いに4500mピークまで縦走 ちらっとランタンリルンが姿を現した わあ〜い!と喜んだがこれっきり・・・ |
尾根道は、 ピンクのイブキトラノオの仲間の群生 |
ガスがなければ、 左手にランタンリルンやランタンUが 谷を挟んで見えるという |
先を歩いていたソナムさんが ライチョウの子供を捕まえていた 親鳥は、鳴きながら心配そうに周りを駆け回っていた 記念写真を撮った後で、放鳥 ヒナは、急いで親鳥のいる方へ走り去っていった |
4500mピーク ここから4600m辺りまで登ってから、 ぐるっと回ってキャンジンゴンパへ帰る |
ザレた斜面に、 ウールのセーターを着たような花が咲いていた ふ〜ん、こんなザレた場所が好きなんだね・・・ 花のアップ |
ますますガスは濃くなってきた 間が開くと、姿が見えなくなる |
前方の小ピークから右へ降りた |
どこでも歩けるヤクの道を下っていくと草原になり、 馬やヤクの姿もガスの中に見えるようになってきた |
母馬は、人間を注意深く見つめ 子馬をかばっている |
細い道が出てきた 周りはキク科やトチナイソウの仲間など、 見慣れた花がいっぱい |
キャンジンゴンパの集落が見えてきた |
右手の赤い屋根が私たちの泊まっているロッジ |
キャンジンゴンパに着いた 今登ってきたピークは、このガスのもっと上 |
ランチの後、体を動かしていた方が高所順応になる ・・・と聞いていたので、散策に出かける 丘の上で、ガスが取れるのを待っていたが 期待できそうにないので 川の方へ降りていくことにした お祭りは昨日で終わったので、 自分の村へ帰る用意をしている姿を、あちこちで見かけた ざーざーという大きな沢の音は、 この滝のような川の音だと分かった |
川の右手へ進んでいくと、ヤクが進路を阻んでいたので うっ!と思って引き返し、川の左手へ進んでいった 橋があったが渡るのは止め、川沿いにしばらく進みながら 何か面白い花はないか探した 今まで出会ったことのない 大きな黄色のシオガマがあったので 同室の女性を呼びに行くことにした 2回目、案内してから帰る途中、 サパナの浅原さんに出会ったので、その花のことを話すと 「ぜひ見たい」との事で、結局3回もその場所へ行った |
上から見たカルカ (放牧場のような囲いのある場所のこと) 囲いは、どこから出入りするのか見えないが 石を適当に退かして、そこからヤクを入れ ヤクが入ったら、適当にまた石を積み戻す・・・のだと聞いた 注意深く見ると、きれいにきちんと石積みされた所と 適当に積み上げた所がはっきり分かった |
キャンジンゴンパ周辺の高所順応で出会った花 (3800m〜4600mあたり) |
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バラ科 コトネアスター属という花 赤い実がなる木の花 |
キキョウ科 キアナントゥス属 背丈15cmくらい、横向きに大きな花を咲かせる 花を正面から見たところ |
これで蕾 白と茶色できれいに見える 花のアップ |
今まで黄色い花はいくつか見てきたが この葉っぱに注目 初めて見る花である バラ科 |
ゴマノハグサ科 シオガマの仲間 こんな太目の茎のシオガマは初めて見る |
マメ科の花 今までに何度も見てきたが、赤紫色がきれいなので |
ヤナギの仲間か? |
いつも下を向いてばかりの花 キキョウ科 グラデーションが美しい |
初めて出会う花 モリナ科という日本にはない花 | こんな草原にキバナノコマノツメは咲かないよね・・・ 別種のスミレか? |
ムラサキ科のヤマルリソウに似ている | 日本のムカゴトラノオによく似ている しかし、こちらの方が、ぐんとピンクが濃い |
右と左の花は別種 キク科 ミヤマアズマギクによく似ているが こちらは標高が低い所でも咲くキク科 |
右と左の花は別種 キク科 ミヤマアズマギクによく似ているが こちらは標高が高い所で咲くキク科 |
撮影Asahara |
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これもシオガマの仲間?ゴマノハグサ科 なんて毛深いこと! 花のアップ |
4500mあたり一面に咲くイブキトラノオの仲間 タデ科 |
右と左の花は別種のツツジ こちらは標高が高い所で咲くツツジ科 |
右と左の花は別種のツツジ こちらは標高が低い所でも咲くツツジ科 |
キク科 ウスユキソウに似ている | ウールのセーターを着込んだような花 これで、キク科 トウヒレンの仲間らしい 花の始め 雪でも積もっているのかと一瞬思ったが よく見ると、ウールセーターの始まりだった |
キク科 ウスユキソウの仲間 | ツツジ科 イワヒゲに似ている花 |
サクラソウ科 4500m付近に咲いていた とても背が低く、3cmほど |
ゴマノハグサ科 シオガマの仲間 花のアップ |
ナデシコ科 ノミノツヅリの仲間 こんもりとマット状になる 花のアップ |
ベンケイソウ科の花のよう |
ミヤママンネングサに似た花 ベンケイソウ科 花のアップ |
4500m付近のザレ場に咲いていた よく似た花はもう少し標高の低い所にもあったが この花は一回り大きい |
ニワゼキショウのような花 |
ウメバチソウの仲間 ウメバチソウ科 4500mの高さでは大きくなれないようである 背丈5cmほど |
小さい花が丸いかたまりになって 放射状になっている セリ科 花のアップ |
まだ蕾 リンドウ科? どんな花が咲くのだろう・・・ハナイカリに似た花? |
キク科 ヒゴタイに似ている | アブラナ科 |
川の近くで見つけた 花のアップ |
リンドウ科 サンプクリンドウに似ている 花のアップ この花をどこで見つけたか場所が分からなくなって 浅原さんたちに案内できなかった |
ハナイカリに似ている リンドウ科 花のアップ 花を横から見てみた |
背丈5〜6cmほどの花 キキョウ科 どれも皆、極端に花の部分がカーブしている |
黄色い大型のシオガマ ゴマノハグサ科 川べりに咲いていた 背丈は60〜70cmほどもあった |
花が開いた? ゴマノハグサ科 花のアップ シェル形のマカロニみたいな花 |
川沿いで見かけた花 ギョリュウ科? 背丈は60〜70cmほどもあった 昨日見た花↓と同じ?? 花のアップ |
マメ科 |
ウメバチソウ科の花 4200m付近のウメバチソウは、 別種の花かと思われるほど背丈が低かったが(5〜6cm) キャンジンゴンパ付近では、なんと!20cmもあった |
まだ蕾だがラン科? どんな花になるのだろうか? |
コゴメグサの仲間 ゴマノハグサ科? |
キク科 ウサギギクに似ている大型の花 |