7月・雨季のランタン谷は、花いっぱい ランタン谷トレッキング |
トレッキングの様子など
7日目 7月21日(火) |
キャンジンゴンパ(3800m)〜カルカへ(4500m) |
今日もガスかとあきらめていたら 同宿のスウェーデンの女性から「山が見える」と聞き 大急ぎでカメラを持って外へ出た 初めて遠くの山が見えた! 山に囲まれた所にキャンジンゴンパがあったとは・・・ ナヤカンガ(5846m) |
ガスの中に、ガンチェンボ(6387m) |
撮影Asahara |
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手前のとんがり山に隠れているが 真っ白に見えるのがランタンリルン(7225m) |
出発前、ナヤカンガをバックに記念写真 |
川の水量が増えないうちに (気温が上がれば氷河も融け増水するそうである) 早く渡ってしまいたい・・・と、6:45の早い出発 山を見ながら歩ける幸せをかみしめる |
これがその渡渉する川 (少し下流でランタン・コーラに流れ込む) 茶色の水がゴーゴーと流れている サーダーのカビさんが、渡りやすい所を探しに行っていたが 結局ここらしかないようであった それほど深くはないが、かなりの急流である ストックをしっかり持って、ざぶざぶ歩くのかと思っていたら なんと!負んぶして貰って渡るとのこと 昨日、「おんぶしてわたりますよ」とは聞いていたが 冗談だと思っていたのに、本当の話だった |
ポーターやキッチンスタッフは靴を脱いで じゃぶじゃぶと渡っていった |
私たち女性2名は、 カビさんと、浅原さんと、ポーターの3人に 交代でおんぶしてもらって、 足を濡らすこともなく向こう岸へ運んでもらった 急流に足をすくわれるようで、 すいすいとはいかなくて、ぐらりぐらりと運ばれていった |
私は、前半は浅原さんに背負われて中州まで、 そこからカビさんに背負われて向こう岸へ 向こう岸に着いたカビさんは 裸足の足を石にぶつけたらしく血を流していた あわててバンドエイドを探したが見つからず 包帯の代わりになるかもと思い、 縦につないだバンダナを渡した それは、包帯代わりにするには長さが足りなかったが 足に巻いて靴下を履いて血を止めるのは 何とかOKだった (あわてて見つからなかったバンドエイドだが やはりザックに入っていたので それもカビさんに渡しておいた) |
「さあ、ここからは登り登りですよ」・・・のとおり 登って登ってだった さすがに富士山を越えている高さなので息苦しい ゆっくりゆっくりのマイペースで歩くことにする 10歩、歩いて深呼吸・・・を繰り返すと 前を歩いている人と休憩タイムが違ってくるが 気にせず、楽な方法で登ることに徹した 後ろの景色を見ながら深呼吸、 花を撮りながら深呼吸・・・を繰り返した |
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いつもは足早のポーターたちも、今日はゆっくり気味 |
10歩歩いて深呼吸・・・タイムに 振り返ってランタンリルンを撮る 下の方に流れているのは、先ほど渡った川 |
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ガスに隠れたり、現れたり・・・とめまぐるしい風景 |
まだまだ登りは続く 遠くに、ヤクの集団が見える |
途中、ヤクを放牧しながら飼っている一家に出会った 手前の石垣の囲いは、家の側面になる この上にビニールシートをかぶせれば 石垣の後ろにあるような家になるわけ このようなカルカを利用し、定住することなく あちこち移動しながらヤクの乳を搾り チーズやバターを作っているそうである |
ヤクのすぐ目の前を恐る恐る通過する |
黄色いカーペットを敷いたような広場に着いた ここで休憩した後、もっと前進するのかと思っていたら ここにテントを張る・・・ことになった えっ、もう着いたの?といった感じ キャンジンゴンパから3時間の道のり |
キャンプ地のすぐそばで、ヤクの軍団が闊歩していた フンもあちこちにある テントの下にも、テントの入口にもある ヤクの活動場所にテントを張るわけ |
「テントを張る間、その辺りを散歩していてください」 というありがたいお言葉に感謝しながら周辺を散策する |
テントの近くには、イブキトラノオの仲間の群生がある |
黄色いテントは、女性2名用と浅原さんのテント 青いテントは、 キッチン兼ダイニング兼スタッフたちの寝場所 手前の細長いテントはトイレ用 |
テント場の向こうは、深い谷 |
手前が女性2名用 後ろが浅原さんのテント |
青いテントの中 突っかい棒を上手く利用して広い空間ができていた そして片隅はどこでもキッチン |
ランチの後、浅原さんと一緒に周辺を散歩 彼は、ここへ到着後すぐテント設営や トイレの穴掘りなどで忙しく、 休養していなかったためか 頭が痛い(高度障害の1つ)と聞いた 私たち女性2名は、到着後のんびり散策して 高度に慣れていたため頭痛はなし 申し訳ない気分におちいった 足元のピンクは、イブキトラノオ |
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キャンジンゴンパ(3800m)〜カルカ(4500m)間で 出会った花 |
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ヤナギランにそっくりな花 アカバナ科 川のそばに咲いていた |
キキョウ科 首が痛くなるほどうつむいて咲いている |
ゴマノハグサ科 シオガマの仲間 花のアップ |
キキョウ科 |
イワヒゲの仲間 ツツジ科 |
シモツケに似た花 バラ科 |
キキョウ科? でも、ミヤマリンドウに似ている |
薄い青色で羽毛のような毛がいっぱいある 花のアップ |
ムラサキ科? | サクラソウ科の花 花びらの先に数箇所の切れ込みがある |
エバーラスティングに似た花 キク科 |
ユキノシタ科の花 黄色の花の中に茶色の丸が面白い |
キンポウゲ科 テントを張った辺り一面に咲いている花 |
バラ科 葉が粉を吹いたように白っぽく 花びらの根元が濃いオレンジ色 |
ランの仲間? 花のアップ |
マメ科 茶色の「さや」は、果実 |
アネモネの仲間 キンポウゲ科 今まで見てきたアネモネとは違い、薄紫色 そして、花も大きい |
スミレ科 こんな草原にキバナノコマノツメが咲く?? |
キク科 | モリナ科 |
ゴマノハグサ科 シオガマの仲間 花のアップ |
エンゴサクに似ている ケマンソウ科 |
ラン科の花? | タデ科 |
センブリの仲間の花 リンドウ科 花のアップ |
キク科 下を向いて咲くのが特徴 花のアップ |
サクラソウ科 |