JR藪原駅鳥居峠JR藪原駅
       

        中央線(南木曽〜上松)間は、代行バスで
            鳥居峠を越えた所で、登山道が大規模な崩落
            通り抜けは危険!  引き返した

              

                   (木曽郡)    2021年8月26日

                


                        『   』内は、図鑑やネット検索からの引用です

ようやく雨が止んだ 天気はいいらしい

前々から温めておいた
「夏でも涼しく(標高1197m)、花の多い
薮原駅〜鳥居峠〜奈良井駅コース」へ
行くことにした

長雨と大雨のために
中央線は不通が続いていたが
8/23からは代行バスの運転をしているとか

8/27からは岐阜県に
「緊急事態宣言」が発令されることになったので
今日行こう!と決めた

 
 多治見駅5:59発ー中津川駅6:37〜6:43
ー南木曽7:01着
ここで代行バスに乗り換え

お客は数名のみ


 南木曽駅7:16発
この広場(天白公園)で乗り換え


   
「代行バス」の乗り場

これが乗り換えたバス
4号車
駅から乗ってきた人と
ここで待っていた人を乗せて、発車

   
 途中のバス乗り場
「十二兼駅」

 「野尻駅」
「Daily」のお店の横の広場
  
 バスの窓から-1
 
バスの窓から-2
 
「大桑駅」
ここも広場を利用

 
バスの窓から-3 
 
 バスの窓から-4
 
 バスの窓から-5
 
 「須原駅」
JR須原駅のちょうど前

 
 「倉本駅」
地域バスのバス停と同じ場所
お客は、高校生が多かった

 
 上松の町が見えてきた
ここでJRに乗り換える

   
 上松駅に停まっていた電車に
乗り込んだ

 運賃表も、次の駅名も
案内は無し
電車の速さに今更ながら驚いた!

バスはゆっくり
信号ごとに止まるし・・・

 
 薮原駅に着いた
降りたお客は私だけ

準備をして、8:50発
いつもの電車より40分程遅れたが
ここまで来れたことに感謝!

   
調べ中
駅前の道路脇に咲いていた

   
イチイ(アララギ):イチイ科
この辺りでは、垣根になっていることが多い
ぽっかり穴が開いているような形の実

『果肉は食べることができるが、
葉や、赤い果実の中にある黒い種子には、
有毒成分が含まれている』とか

   
 ツリバナ:ニシキギ科
いつもの所に、丸いつぼみがぶら下がっていた
花は、まだ1〜2輪咲いていただけ

   
 アメリカロウバイ:モクレン科
大きな実がなっていた
花の数の割に、実は少ない

花の様子 ↓ 2021/6/20 同じ場所で撮影
 
 参考のため借りてきた

   
 マツムシソウの仲間:マツムシソウ科
園芸種「
スカビオサ

   
 ノブキ:キク科-1
道路の両側にずらり〜
この
ノブキばかり
殆んどは実になっていた


   
ノブキ:キク科-2
下左 実の形も面白いが、花の形もまた面白い
普通は白色なのに、これはピンク!
中央にびっしり花が集まっている

下右 外側だけに、こん棒のような実ができている
こん棒の先は、ねばねばしたトゲ状

触るだけでねちゃ!ねちゃ!
もっと熟すと、ズボンのあちこちにくっつく

外側には雌花が並び、内側には両性花が並ぶ
雌花は実になるが、両性花は実ができない』
・・・だって

 
 石畳入口
『この度の大雨により、遊歩道の崩落が確認されたため
鳥居峠への立ち入りは禁止とします
木祖村長』・・・の文字
左の石畳・右の林道ともに禁止

しかし、どこがどう崩落しているのかが不明

現場まで行って確認することにして通過

   
フシグロセンノウ:ナデシコ科
鳥居峠を過ぎると
いっぱい咲いているはず・・・
の思いで通過

 オオバクサフジ:マメ科
まだ、パラパラ咲き
 
 熊除けの鐘を通過
石畳の箇所は、石が濡れて滑りやすかったが
ここからは大丈夫

   
 調べ中
傘が上を向いているような形

 ノコンギク:キク科
まだ、ぱらぱら咲きで花は少ない
   
ナンバンハコベ:ナデシコ科-1
花びらは5枚
2/3くらいのカクッと曲がって2裂している
中央の丸い部分は子房
ぐにゃりと曲がった3裂した雌しべ

   
   
ナンバンハコベ:ナデシコ科-2
上段 そのうち花びらが萎れてきて落ちる

下段 最後に残るのは子房
熟すと黒くなってくる

  
 左折して測候所跡へ

 
   
   
ミヤマウズラ:ラン科-1
いつもの所に咲いていた
今年は株数が多い
『葉っぱの模様が、
ウズラの羽の模様に似ているので、
こんな名前がついたとか・・・
   
   
ミヤマウズラ:ラン科-2
花の拡大
花柄や花には細かい毛がびっしり
一方向に向いて咲くのが特徴

   
 調べ中
ラン科
の花の後

 ツリガネニンジンかな?:キキョウ科
ツリガネニンジン
に似ているが、
ちょっと雰囲気が違うような・・・

   
   
ゲンノショウコ:フウロソウ科
白花と赤花が混じって咲いていた

   
  
ツリフネソウ:ツリフネソウ科
今年は数が少ない

   
 
 キツリフネ:ツリフネソウ科
この花も数が少なかった

登山道(遊歩道)整備で、草刈りをしたり
道幅を広げたりした結果のよう・・・

   
 チゴユリ:イヌサフラン科
黒くて丸い実がたくさんできていた

   
 ヒヨドリバナ:キク科

 ミヤマキケマン:ケシ科

   
   
ミヤマママコナ:ハマウツボ科
たくさん咲いていた

 
 御嶽神社

→   →
 
タマアジサイ:アジサイ科
→の順に咲いて行く

  
カワミドリ:シソ科

   
   
 オトコエシ:オミナエシ科
そっくりさんで、黄色花は
オミナエシ
下右 平たいお皿の上に
丸い物が乗っているような変わった形は、実

   
   
シデシャジン:キキョウ科
細い花びらが、隣の花と絡み合って
どれがどれやら分かりにくいが、
『花びらは基部まで5深裂し』ている 下右

   
 クサボタン:キンポウゲ科
くるりと巻いているのは、花びらではなく
『萼(がく)』で、花びらは無いんだって・・・

 
 休憩所

   
 ゴマナ:キク科

 フシグロセンノウ:ナデシコ科

 休憩所までは、危険な個所は無し

ここから奈良井駅へは、約1時間ちょっとで行ける・・・

どこが崩壊?と不思議に思いながら下り始めた

ここから花の種類がガラッと変わって
今までにない花に会える・・・と思って
滑りやすい木橋を慎重に渡り
右へカーブをする所から
あっという惨状!!

 
 登山道の左上の斜面から土が流れてきて
(左上には林道が通っている)
木も草もなぎ倒し深くえぐれ
茶色の土に替わっていた

幅約6〜7m!
水は流れていなかったが
大雨の時、ここを水が流れたんだ!
 
 土の上に足を置くと、ずぶずぶとめり込むので
慌てて硬い場所を探して
5〜6歩下ってみた
元の登山道らしき跡は無し!
柔らかい茶色の土があるだけ

ここをどう下って行けば安全か?と考えたが
固いしっかりした地面は見えない

真っ直ぐ行けば川
川に沿って左へ曲がっていくはず
でも、足元が不安定

ここを慎重に通り抜けたとしても、
この先も川沿いの道が続き、
木橋も数回出てくる

とても前進は無理!

引き返すことにした

 
 休憩所を過ぎ、
御嶽神社も通らず、
測候所跡のある尾根道も通らず、
どんどん下って・・・
 
 熊除けの鐘のある場所へ

石畳の道は通らずに林道を歩いて・・・
   
 ヤマアジサイ:アジサイ科

 アザミの仲間:キク科

  
 通行止めのあった場所に着いた
(赤い矢印)のあたりが、崩落の場所

消防署の横を通り、
来た時と違う道を探して集落の中を通り抜け・・・
   
 ヤマグルマ:ヤマグルマ科
お庭にあった木

 アジサイの仲間
畑に植えてあった

   
オミナエシ:オミナエシ科
これも畑に植えてあった

 
 ボタンヅル:キンポウゲ科
道路の脇に咲いていた

 
 薮原駅に着いた

・・・・・・・・・・・・・・

花の多い鳥居峠の道

あんなに大掛かりな崩落を直すことは
簡単にはできないだろう・・・


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