~565mの亜熱帯から、ラルキャ・ラ(ラルキャ峠)5160mを越えて~ |
マナスル一周トレッキング(テント15泊) |
11日目 10/28(土) ロー3180m→サマ3550m(テント泊) |
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* 青字の山名は、トレッキング終了後にパトナさんに教えてもらいました |
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朝日に輝くマナスルを見たくて、5時前にテントを出発 辺りは真っ暗 昨日、僧院まで歩いた道を登っていくと、馬が砂浴びをしていた場所の上に、ライトが1つ 多分、長野県のカメラマンたちの灯りだろうと思い、足元に注意して登っていくと、 やっぱり思った通りの2人とミケシュ(カメラマンの個人ポーター)の3人だった 空は、頭上に星は見えるものの、雲が覆っていて朝焼けは悲観的・・・ そのうち、女性3名もやってきたが、相変わらずのどんより雲 5:55 とうとうあきらめて帰ることにした |
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6:00 左側の山並み |
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こちらは、右側の山並み |
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6:07 7:00の朝食の前に、荷物の片づけを終わらなければならない 急いでテントへ帰る 片付けの最中、「マナスルが見えた!」の声が聞こえたが、手いっぱいで見られず・・・ |
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朝食 7:00 |
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7:30 陽が差してくると暑いくらいなので 衣服調整は、スタート前に薄着にした |
7:55 出発 |
途中の分岐から川へ降りるのかと思っていたが、 トップを歩くガイドは、僧院を目指して歩いて行く これで、写真展望地までなら3回目 僧院へは2回目になった |
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8:25 僧院(僧房)に着 今日は赤い衣を着た若者が大勢いた 見学もできるそうなので、有志の人はお参りに入っていった (私はパス) |
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8:40 僧院の左側を通り抜ける |
僧院からは、新しく作られた道のようで、 道も土も木も落ち着いていなかった |
土砂崩れの跡のようなトラバース道 |
下の方が黄葉で明るくなった 大型のワシ(?)の仲間が数羽旋回していたが 木が邪魔な上、速すぎて写せなかった・・・ |
谷に降りた 左 下流 右 上流 (木橋から) |
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沢を渡った所で休憩 9:20 |
休憩後、すぐ、柵を乗り越える関門があった 乗り越えて理由がすぐ分かった ヤクのたまり場があったから |
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飲み水には事欠かないだろうが 食料は? 山の中の樹下に生えている草? |
昨日、籾山さんが「絶景ポイントがある」 ・・・と言っていたのは、この分岐から左折したところらしい 標識に「GONPA(ゴンパ)」と書いてあった 9:35 本来の道は、直進 |
9:55 急なジグザグ登りの後、平らな広場で休憩 |
木が伐り倒された広場のような場所 何か建物でも造る?? |
ゴンパが見えてきた また、柵を乗り越えて中へ |
大きなゴンパ 宿坊のような所もある |
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後ろを振り返ると、大きく迫った山 サウラ・ヒマールだって |
ここがマナスル展望地だが、どんより雲で見えず・・・ |
中に入ると、立派なゴンパ まだ新しい ラルキャ峠越えの安全を願ってお祈りしてもらったとか そういうわけなら、私もお参りして喜捨を少々 左 すぐ後ろに迫っている山は、サウラ・ヒマール |
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建築現場のような所を通って もともとの道に合流 |
とたんに人通りが増え、賑やかになった |
集落の入口となる門の内部 極彩色~ |
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ここは建築ラッシュのような様相 珍しく、土産物も売っていた |
緑色の屋根は、学校だって ネパールらしくないモダンな造り |
集落を出て、吊橋を渡って山道へ |
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黄葉は、多分カラマツの仲間 その奥には長~い吊橋 ここでラバ隊と少年2人に出会った ラバは、高所は苦手と聞いていたので 今日の宿泊地サマ(3520m)まで荷物を運んでから 引き返すんだと思った 夜の間、ラバを放しておく場所へ行く ・・・という説もあったが、 やっぱり彼らは帰ったんだと後でわかった |
吊橋の向こうから若い娘たちがやってきた 彼女らは、笑いながら吊橋を大きく揺すって 楽しんでいた で、彼女らが渡ってしまうまで、こちら側で待機 |
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先行グループが吊橋を渡り始めるのを待って、パチリ 11:35 |
今度は渡りながらパチリ |
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吊橋の上から下流をパチリ |
後続グループが渡り始めた と、若い娘たちが、また吊橋を揺らし始めた |
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山は秋 黄葉・紅葉 |
11:45 標識には、「Samagaun(45min) とあるが、今日の宿泊地「サマ」の事だよね |
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後ろを振り返ると、サウル・ヒマールが迫っていた こんなに大きく、こんなに近く! |
ヘビノボラズ:メギ科 あちこちにこの朱色の実がぶら下がっていた |
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サマの町を見下ろす 12:15 あの家並みのどこかが、今日の宿泊地 |
先行グループの姿は見えない いつものように、 左右の家の庭先に黄色いテントがあるかどうかを 探しながら歩いて行く 3つ4つでは少ない 10くらいないと、違うパーティー マニ車の列を回しながら歩いたり ヤクのすぐ近くをこわごわ通り抜けたりして、 やっと、左手の白い屋根の庭に たくさんの黄色いテントを見つけた 後続グループを待ってロッジへ入った 12:30 |
先行グループは、ロッジのダイニングで休憩中 そして、ランチの時間 12:50 |
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午後は、高度順応のために、歩くように勧められたので ゴンパへ行くことにした 後ろの山は、サウラ・ヒマール |
「GUMBA」と書いてあるが、 ゴンパの事だろうと思って左の道へ 45分で行けるらしい |
右手の山は天を指すようなとがった山容 |
ジグザグに登っていくと、ゴンパが見えてきた 14:10 |
ゴンパの前を通り抜けて、裏手へ行くと 広々とした草原 14:20 ヤクがあちこちで寝そべっている うへ~、ヤクの集会場か?? この広場の、出口と思われる所に 人陰を見たので、意を決してそちらへ進む |
ヤクを刺激しないよう、 静かにゆっくり通り抜けた |
出口からは、こんな石積みの道となって 「どうぞいらっしゃい」・・・というように 誘ってくれるので、どんどん歩いて行った |
もしかして、 ゴンパ巡りの道かと思って歩いて行ったが いくら歩いても、こんなゴンパへ近づかない 翌日分かったが、この道は 「氷河湖」へ行く道だった どんどん歩いても、 ぐるっと周回できるようにはならなかったので 引き返すことにした |
調べ中 帰り道、変わった花が咲いているのを見つけた |
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お茶の時間(15:30)の頃から雪が降り始めた お茶の時間が終わる頃から、ひどい降りになり、 スタッフたちが、バサッバサッとテントをゆすって雪下ろしに回っていた テントの中にいても、雪がテントに当たる音が聞こえるほど 18:30の夕食の頃にはやんでいたが、 スリッパでは滑りそうなので、登山靴を履いてダイニングへ出かけた 3550mのサマでこんな降り方なので、5160mのラルキャ・ラはどんなだろう?? 籾山さんの話では、以前胸まで積もった事があって峠越えができず、 同じ道を引き返したこともあったとか ラルキャ・ラ付近とは電話が通じないので、パトナさんと2人で偵察に行ってくる 明日の氷河ハイキングは同行できない・・・とのこと 雪が深ければ引き返すことになっても仕方がないけれど、 できるなら峠越えをしたい・・・と思いながら就寝 夜中トイレに行くと、星がバッチリ!!! |