ヨーロッパアルプス シャモニーからツェルマットへ オートルートを歩く |
9日目 7月28日(金) 【ディス小屋からアローラへ】
ディス小屋8:30発・・・氷河終わり9:35・・・トラバース始まり10:30・・・シェーブル峠10:45~11:05・・・ランチ休憩12:00~12:15頃・・・分岐12:40・・・レストラン13:10・・・アローラのホテル「クルハウス」13:25着 |
※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ≠飛行機 ⇔その他
ディス小屋(2928m)・・・シェイロン氷河・・・シェブール峠(2855m) |
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6:48 青空が見えて、ホッ |
朝食 7:30 もういい加減パンには飽きてきた ミューズリーの方が喉通りがいいので 朝食には適している *ミューズリー=シリアル食品の一種で 牛乳やヨーグルトなどをかけてふやかしてある食べ物 |
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8:30 出発 昨日の橋を渡って、シェイロン氷河へ降りる |
ジグザグで下る |
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赤いペンキ印を確認しながら歩く この石の下は、すでに氷河 |
石が少なくなり、氷が見えてきた 氷河が溶けた川もあるので要注意 |
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アイゼンを着けるほどではないが、 ツルッと来るので足元に注意しながら歩く |
後ろを振り返ると、続々と人が続いていた |
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前方の山の斜面を登り、 右にトラバースすると梯子がある・・・と |
大岩の下の氷が解けて、キノコのようになっていた |
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対岸との間に飛び越せない幅の川が出てきた 川幅の狭い、渡りやすい場所を探す |
ここが一番狭く、一応橋も架かっている 不安定な橋で、ぐらつくので足の置き場所が重要 9:35 |
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前方に見えるコルではなく・・・ |
岩場まで登ったら右へトラバースする |
右の方のコルに梯子が小さく見える |
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岩ゴロゴロ地帯 岩の状態は不安定で、要注意 |
赤ペンキで岩に梯子の絵 赤ペンキ印は複数あるので、どちらを選ぶかも重要 昨年の記憶をたどりながら進んだ筒井さんは 途中で引き返すはめ 毎年コースが違ってくるらしい |
こんな岩の隙間に、花! サクラソウ科 |
やっとトラバースになった もうこれで安心地帯 |
梯子に取り付く 頑丈な梯子で、一直線ではなくカギ型なので登りやすい 八ヶ岳のギボシから赤岳へ向かう「源治バシゴ」の方が緊張した ↓ |
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シェブール峠(2855m)・・・アローラのホテル:クルハウス(2006m)へ |
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シェーブル峠に到着 10:45 反対側には大きな湖が幾つも! |
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しばし休憩 |
梯子を登ってきた方を振り返ると、 ディス小屋が小さく見える |
シェーブル峠からの展望-1 | |
シェーブル峠からの展望-2 鋭い針のような山は、エギュー・ド・ラ・ツァ3668mかな? |
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シェーブル峠からの展望-3 |
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さあ、アローラに向けて下山 11:05 |
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エーデルワイス:キク科 1つ見つかれば2つ目もある 道の両側に目を凝らしながら、捜し歩く |
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ハンニチバナ::ハンニチバナ科 パッと目を惹く蛍光色 日本にはない花 |
ナデシコ科 薄ピンクの他に、白花もある |
ユキノシタ科 この花も多かった |
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マツムシソウの仲間:マツムシソウ科 背が低い 日本なら、「タカネマツムシソウ」となる |
アザミの仲間::キク科 |
リンドウ科 た~くさん咲いていた 白花は珍しい |
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氷河を見ながらランチ 12:00 右の山は、ピーニュ・ダローラ3796m ゆっくり花を見ながら歩きたい・・・と申し出る 筒井さんより、簡単にこれからのコースを説明してもらった →「もうすぐ行くと『アローラまで45分』という標識がある まっすぐ行くとレストランがある レストランの前を行くと林道に出会う 林道をどんどん行く ホテルはアローラの町から森の中を10分登った所」・・・だって 了解! 12:15頃出発 |
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高所でもチョウの活動は活発 |
アザミの仲間:キク科 茎がとても短く、 ほとんど地面から花が出ているように見えるので 「クビナシアザミ」と勝手に命名 |
ヤグルマギクの仲間:キク科 |
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これが、『アローラまで45分』の標識 12:40 中央の山が、モン・コロン3636m |
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のんびりゆっくり歩くうちに、追い越された 左が、モン・コロン3636m 右がピーニュ・ダローラ3796m |
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じっとして止まるまで待ってパチリ |
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ベンケイソウ科 やや小型の種類 背丈5~cm程 |
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ベンケイソウ科 大型の種類 背丈15~20cm程 |
調べ中 以前にも出会った、有毒そうな木の実 |
ここがレストラン 13:10 上の方からもよく見えるので間違うことはない この先が分かりづらいらしく、 一緒に歩くことになった |
森の中をくねくねと歩いて 今日の宿、「クルハウス」に到着 13:25 アローラ到着予定は、14:00だったが、 もっと遅くなるかも・・・と言われ、緊張していた 何のことはない、今日も早く着いてしまった 氷河上を歩くのはなかなかできない貴重な体験なので、 もっと、あそこで時間を取って、ゆっくりしたかった |
牛の体格・動きがそっくりに作られていたアート 奥の山は、モン・コロン3636m |
木陰で休憩 もちろん、ビールを注文 今日はラージ・ビヤー |
最初の部屋割り 2人では狭いだろうから・・・と 筒井さんの部屋と交換 |
交換してもらった部屋 2段ベッドまであるファミリー用 |
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窓の外は、森林 山は見えない |
クルハウスの庭 休んでいても、虫の心配がないので快適 虫刺され用の「ムヒ」なんて スイスではまったく出番がなかった 正面の山は、モン・コロン3636m |
夕食 前菜もメインも濃厚なチーズ味 おまけにケーキはこってり味 さすがに完食はできなかった・・・ 明日は「東部コース」の3人と合流する日 |