美ヶ原の次は   北横岳へ

 



坪庭入口


北横岳北峰山頂
●場 所 長野県南佐久郡・茅野市
●標高 北横岳北峰2480m 南峰2472.0m
●山行日 2022.年1月18日(火)
●茅野駅から
  登山口〜山頂
茅野駅⇒八ヶ岳ロープウェイ麓駅⇔山頂駅…北横岳ヒュッテ…北横岳南峰…北峰…坪庭…八ヶ岳ロープウェイ山頂駅⇔麓駅⇒茅野駅
 
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ⇔その他
●参加者 丹羽
●コースタイム 1/18 
茅野駅
八ヶ岳ロープウェイ麓駅
山頂駅
北横岳ヒュッテ
北横岳南峰
北横岳北峰

北横岳ヒュッテ
坪庭経由で山頂駅
八ヶ岳ロープウェイ麓駅

茅野駅
多治見駅

1/18
9:20発
10:15着〜10:20発
10:40発
11:40着〜11:50発
12:06
12:11
12:31〜12:40
13:30着〜13:40発
15:00発
16:16発
18:37着

 周辺地図こちら   地理院地図はこちら  


  4日目 1月18日(水)
     1/15〜17の美ヶ原はこちら

 
  昨年は、茅野駅発八ケ岳ロープウェイ駅行きのバスの始発は、
7:55と早かったが、
今年は、茅野駅9:20始発・帰りのバスはロープウェイ駅最終が15:00発となり
行動時間が短くなってしまった   (平日ダイヤ)

もし、最終バスに間に合わない場合は、タクシーを使うことも考えた
(8000円近いそうなので、ちょっとね…)

ホテルで朝食をゆっくり食べてから出発

 
  茅野駅のコインロッカーに不要な荷物を預け
バス停側のビルの2階から、八ヶ岳をパチリ

切符売り場は9:00から

それまで、陽の当たるベンチに座ってバスを待った

先客1人、同じバスに乗る…と聞いた

彼は昨日、上高地の河童橋まで歩いてきて、
松本駅近くの宿で泊って、ここ茅野駅へ来た…と

同じようなことを考える人もいるものだ…と
笑いあった

 
 発車の少し前に、列車が着いたらしく
山の格好をした人たちが、どやどやと階段を下りてきた

名古屋方面からではない
(始発の「しなの」に乗っても、この時刻には着かない)

1人を除いて、皆ロープウェイ駅で降りるらしいと分かった

バスの窓から、何度も蓼科山がきれいに見えた ↑
・・・・・・・・・

ロープウェイは、9時始発で20分間隔で運転されている
茅野駅から約1時間かかるとして、
運が良ければ10:20発に乗れる
それがだめなら10:40になるので
素早く下りて素早く2階へ上がって素早く切符を買った

最後の乗客として乗り込めた

外国からのスキーヤーの団体もいて
車内は8割の入り

 
 右手の窓に張り付くようにして外を見ていた

空は青く、木々は白い
いいねえ〜 この景色に会いたさに、何度もここへ来ている
 
 足元の木々も真っ白〜
 
 縞枯山かな? 稜線も見えてきた ↑ ↓
 
後ろの展望は人が多いので、見ることはできなかった
 
 山頂駅に着いた!

登山者は少ない
スキーヤーやボーダーが殆んど

 
 昨年はたった1人で、ワカン無しでラッセルしていったっけ

計画書をポストインしてから外へ

今日は去年の経験を踏まえ、
アイゼンとワカンの両方を持ってきたが
踏み跡はい〜っぱいあるので、アイゼンだけでいいねと思った

 
 ロングスパッツはホテルから付けてきた

風は?無さそうなので、ヤッケはザックの中へ
アイゼンを付け、ワカンをザックに縛り付け…と
素早く準備をしたが、
次のロープウェイが到着したと同時の出発になってしまった
10:40発

 
 昨年、踏み跡が無かったため、
坪庭へ上がるまでに大変な苦労をしたが
今日はらっくらく


ロープウエイ駅を見下ろしながら快調に登った ↑

 
 この踏み跡の多いこと!

 
 エビの尻尾もよく育っている

 
 う〜ん、10cmはあるね
後ろは縞枯山方面

 
 正面に見えるのは、三ツ岳方面
葉っぱのある木は雪が凍ってバリバリ

竹の棒にもエビの尻尾
まるで幟のようになっていた

 
 後ろを振り返ると、南アルプス
左から、北岳・甲斐駒・仙丈かな?

 
 こちらは中央アルプス
左から、南駒・空木・宝剣・木曾駒かな?

 
 おやあ〜 立派なエビの尻尾の木だこと!

 
 T字路 11:00
帰りはここから坪庭を突っ切って帰ろう〜 

 
 いったん下って橋を渡る

昨年はこの下りの手前で、諦めて引き返した

 
 橋を渡ったら、次はジグザグの登り登り…

途中、視界が開けた所から、
坪庭と縞枯山とその右の南八ヶ岳をパチリ

 
 南アルプスに雲がかかってきた…

右端に白いジグザグのある山は、入笠山
これもいい目印になる
一昨年(2021/3/17)登ったことがある

 
 まだまだ登りは続く
急ではないが登りは登りなので、息が苦しい

 
 三ツ岳分岐 11:32
ここからはたらたらになり、
あと少しで北横ヒュッテ
 
 三ツ岳へ行く踏み跡があった
へ〜え、あんな大岩ゴロゴロの山へ、この時期に行くなんて…
(後で分かったが、昨日上高地へ行った男性は
三ツ岳山頂まで行って引き返してきた…と)

5〜6年前(2017/3/12)に登ったが
積雪期にはあまり行きたくない所だった…

 
 北横岳ヒュッテに着いた 11:40
ロープウエイ駅駅から1時間
いい調子じゃないのお 写真パチパチ撮っていたのに…
雪があって歩き易かったからかもね

先客4名ほど ベンチの端に座って休憩
ここへザックをデポして、身軽で山頂へ行くのが常
カメラとスマホだけは持って行く

 
 ベンチに座ってパチリ

 
 さあ、行こう! 11:50発

 
 急坂を約15分我慢すれば、展望が良くなる

風が強いと、この先はビュンビュンに吹かれるので
山頂まで行かずに引き返したことも度々(2020/1/30も)

 
 振り返って南八ヶ岳をパチリ

こうやってみると雪山らしくないが、
足元にはしっかり雪があるんだよね

 
 左の白いジグザグ山は、入笠山
その奥の山、雲が出てきてぼ〜んやり…
中央アルプスかな?

 
 坪庭から、ずらずらずら〜っと北八ツ・南八ツへと続いているのが
よ〜く分かる

 
 南峰:2472.0mの三角点
大きなエビのしっぽ!
30〜40cmはありそう

蓼科山がベレー帽をかぶっている〜

 
 北峰へ行く途中、蓼科山とバリバリのエビの尻尾をパチリ
風が無くてよかったあ〜!
 
↑ 北峰に立っている人たちが見えた
もうすぐ
 
 
 北峰へ行く途中
エビのしっぽは左に伸びているから、
風は左から吹いてくるんだね
 
 北峰到着〜
蓼科山の後ろは北アルプスがずら〜り

 
この標識の後ろは浅間山
踏み跡は、まだ大岳の方へと続いていた
大岳〜双子池〜蓼科山の計画だったが (1998/2/14

とても無理と分かって引き返したことがあったっけ

 
 ↑ 凍りついた木々の向こうに、
南八ヶ岳を入れてパチリ ↓
 
 南峰へ戻る途中、ドローンを飛ばしていた二人組と
すれ違った ↓
 
さあ、帰ろう〜
最終のバスに余裕でまにあいそう〜
 
 北横岳ヒュッテに着いた 12:31
デポしておいたザックを担いで出発

すぐそばの男性のストックを見ると、キャップがついたまま
黙って歩き出そうと思ったが、
日頃のお節介好きでつい言ってしまった
「キャップ取った方がいいですよ」と

今日が初めてではない
今までに数回お節介を焼いたことがある…

 
 三ツ岳分岐
どこまでトレースが付いているか、ちらっと覗きに行った ↓
 
 ↑ う〜ん、1〜2名じゃないね
このくらいしっかりついていれば行けるかもね

 
 南アルプス方面は雲が重い
入笠山の白いジグザグはよく見える
ロープウエー駅も見えてきた

12:47 慌てなくても大丈夫の時間
坪庭をゆっくり見て回れそう〜

 
 いいねえ〜
この景色に会いたくて何度でもここへやってくる
ロープウエイを使えば楽々、7分で雪山に着いてしまう

難は、電車利用で日帰りができないこと
バス便が少なさすぎるから

土日を使えば多少は便利になるが、
今度は人が多くて騒々しくなってしまう…

 
 T字路に着いた 13:09
登山者は殆んど直進してロープウエイ駅へ行ってしまう
ここから坪庭に入り、ぐるっと回って
ロープウエイ駅へ行くことにした

 
 風が無くてよかったあ〜
風が強いと、遮るものが何もない所だから
ビュンビュンに吹かれる

今日は穏やか〜
人もいなくて静か〜
空は青い〜
散歩に理想的!

 
 よくまあ、頑張って立ってるねえ…
エビの尻尾は、20cm程

 
 後ろを振り返ってパチリ

さっきまであの山の稜線にいて、
ここまで降りてきたんだ

 
 ロープにもエビの尻尾
こちらは4〜5cm程

 
 岩に咲いた氷の花
あっちにもこっちにも、い〜っぱい

 
 人の背丈より、ひときわ大きな岩
熊が2頭…って感じ

 
 ここから階段になる(はず)
遠くにロープウエイ駅

ゆるい傾斜ばかりではなく
急な場所もあることを知っているので
そろりそろりと下りていった

アイゼンの爪のない靴の跡もあった

そういえば、登る時に擦れちがった男性(日本人じゃなかった)
運動靴だった…

 
ここで本通りに合流 13:21
左へ行けば、縞枯山荘・雨池峠・縞枯山方面へ

右へ行けばロープウエイ駅へ

ここからどこかへ行くには、時間がない!
ゆっくり雪を楽しんでロープウエイ駅へ行こうっと

 
 坪庭から降りてきた急な道を振り返ってパチリ
雪の下は階段になっている

 
 あ〜! きれいな霧氷(樹氷かも?)
背景の白い雲が残念!
青い空だったらいいのに!

 
 ↑ これは兎 まだ新しい!
    
 ↑ これは足の長い動物  まだ新しい
右 足跡を覗き込んだら「蹄」があった 
 
 ↑ これは小さい動物
 
 ↑ 北横岳方面を見上げる
黒い雲が出てきた…
 
 ロープウエイ駅山頂駅に着いた 13:30
13:40発に乗るには慌ただしい
14:00に乗ろうと思っていたが、
片付けがスムーズにできたし
早く暖かい所へ行って、暖かい飲み物や食べ物を頼もうと考え
ギリギリに滑り込み乗車

 
 ロープウエイから-1
帰りは右側の景色を眺めていた

こんなに雪が付いているのに
遠くから見ると雪山には見えないんだねえ…
 
 ロープウエイから-2
真っ白〜
遠くの山は、霧ヶ峰
 
 ロープウエイから--3
蓼科山〜
ここから見ると、ベレー帽が無くなっている〜
 
 ロープウエイから-4
雲が多くなってきたのは、北アルプスかな?
 
 麓駅に着いた

期待していた暖かい飲み物も、暖かい食べ物もなかった
休業中だって…

仕方ない、行動食を食べてバスの発車まで待つことにした
・・・・・・・・・

バスの乗客は、こんなに多いのは初めて!というほど多かった

上高地へ行っていた男性を始め、
朝のバスに乗っていた人が全部そろった(みたい)

いいねえ、日帰りができるなんて…
・・・・・・・・・・・・・・・

塩尻で乗り換えて、
予定通り、多治見には18:37に着いた


****************

      今までの、北横岳を訪れた記録
         1987/10/10〜10/11             
         1990/11/11〜11/12            
         1990/12/29〜12/30
         1993〜12/28〜12/30
         1996/12/27〜12/29
         1998/2/14〜2/15

         2007/8/25
         2008/1/13〜1/14
         2011/1/9〜〜1/10
         2013/2/23〜2/24
         2017/3/11〜3/12
         2018/2/25〜2/26
         2020/1/30〜1/31
         2021/3/18
         2022/1/18
         2022/3/30



   山行記録(2011年〜現在まで)へ戻る
   トップページへ戻る