スペイン巡礼路 800kmを歩く |
サン・ジャン・ピエ・ド・ポー(フランス)から、 サンティアゴ・デ・コンポステーラ(スペイン)へ |
29日目 6月18日(月)
【モリナセカ・・・カカベロスへ 21.33km(合計583.98km)】
※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ≠飛行機 ⇔その他
朝食 6:30から 柔らかめのトーストしたパン・ジャム2種 ・マーガリンかな?&ジュース |
アルベルゲ出発 6:58 |
左 モリナセカ 右 ポンフェラーダ しばらく車道歩き |
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マンネングサの仲間:ベンケイソウ科 ここで初めて出会った |
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ブドウ:ブドウ科 |
このまま車道を歩いて行けば、 時間短縮でポンフェラーダに着くらしいが 私は正統派で行くので左折 7:30 車道では花に出会えないもの かなり大勢が、車道歩きで行ったらしい |
遠くにビル群 |
「カンポ」の文字 7:52 |
ここがカンポの集落 |
前にも後ろにも人影無しでしばらく歩いていた |
スズカケノキの仲間:スズカケノキ科 手の届く高さにいっぱい生っていた |
「ポンフェラーダ」に着いた 8:26 どう進むか?迷う 何も指標がない場合は、まっすぐでいいはず |
ノイチゴの仲間:バラ科 |
黄色い矢印に導かれて、教会へ向かう |
突き当りを左へ進むと、・・・ | ポンフェラーダ城 |
ポンフェラーダ城 ワイドで撮ってみた 8:43 |
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広場に出た 8:47 さて、ここからどうやって出ていく? |
黄色い矢印は、坂道をどんどん下っていく 両側の家々の壁に、ひどい落書き こんな歴史的価値のある建物の足元で こんな低俗な落書きを許している? |
黄色い矢印に導かれて進むと、 小学校らしい建物へ 8:57 親が子供を送ってくる様子が見えた |
小学校の隣は緑の多い公園 ベンチで休憩 |
遊歩道の右下に川が流れ 歩道も整備されていた |
変わった実がなっていた 下の歩道にある樹だが、上の遊歩道では、 丁度、目の高さで観察できる |
ここをクリックすると大きく見えます |
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眼下は大きな川 そのずっと向こうに雪が残る山々が見えた |
黄色い矢印は、この建物の中(通路)を通るようにと |
そしてこの教会の前を通って外へと導かれた 9:33 |
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イガグリのようなとげとげのある実 |
畑には、鈴なりになったサクランボ この先、どんどん歩いて行くと、 何本もサクランボの木があり 赤い実がびっしり生っていた 道のすぐ脇、持ち主のいなさそうな木を選んで、 片手いっぱいにもぎ取って、 一つ食べてはペッと種を出しながら歩いた 「巡礼者は自由にサクランボを食べていい」 ・・・とは、後から聞いた |
「コルムブリアノス」の文字 9:56 今日の目的地まで、ここからまだ16km以上ある |
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いくつもの教会の前を通って…郊外へ |
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遠くにゴツゴツした山の稜線 手前の黄色い花はオトギリソウの仲間 |
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この集落の黄色い矢印は、独特のデザイン 右上にある杖を持つ右手と貝のマーク |
教会の塔の上に、またまたコウノトリの巣 10:52 |
「カンポナラヤ」の教会 11:23 |
その横の木には、 タイサンボクのような大きくて白い花 |
ベンチがあったのでここで休憩 11:46 |
歩道橋を渡って、向こう側へ |
ここをクリックすると大きく見えます |
ここをクリックすると大きく見えます |
独特な形をした花 まだつぼみ 草丈1mを超すこともある |
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地面を這うようにして横へ広がっていくオレンジ色の花 草丈10cm程 ・・・・・・・・・・・・ 12時近くになると、日差しが強すぎて花の写真を撮る気力がなくなってくる 特に小さい花で、しゃがんで撮らなければいけない場合は、横目で見て通過 いつもなら、「出会った花すべてを撮る」・・・ を目標にしているが、今回はだいぶ「ま、いいや」と見過ごすことが多かった 太陽が頭上にあって、ピーカンだと、きれいに撮れないし・・・ |
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アカバナの仲間:アカバナ科 草丈1m以上 |
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高木に真っ白い花! | 「カカベロス」の文字 ↓ 12:46 |
教会の前を通って… 通りすがりの人に、 「アルベルゲ・ムニンシパル?」と何度も聞いて どんどん歩いた ・・・・・・・ この町の入口に、農家のおばさんらしき人が 1ユーロで袋一杯のサクランボを売っていたので 買い求めた 気兼ねなく堂々と食べられるので、一段と美味しかった |
川を渡って・・・ |
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川の向こうに見えた教会が、 今日の宿のムニンシパル ↓ 13:10着 |
中に入ると・・・広い中庭と「倉庫」 (中庭から出入り口の門を見た所) 「倉庫」のような部屋の奥に、 トイレとシャワー室と洗濯場 |
目の前に教会 |
中庭の周りに、倉庫のような部屋がずらり 出入り用の扉だけで、窓もない! 中から鍵も掛けられない! 1室に2ベッド 二段ベッドではない 11と12の番号の部屋を割り当てられたが、 ぐるっと回り込んでいる最後の番号は74番 「倉庫」の中は暑くて! 扉をあけておいても風の出口がないので 風は入ってこない・・・ 天井に各部屋に通じる三角形の隙間があるだけ 夜、暑いので扉は空けたまま うっかり者が入ってこないよう ザックをバリケードがわりにしたが、 「扉が開いていると落ち着かない」の訴えで 閉めてしまった・・・ |
いつもの3点セットは後回し まずはバルへ行ってビールを飲もう! 13:32 この大ジョッキだと3ユーロ 自販機の缶ビールは1ユーロ 赤ワインは、お値打ちな物なら1.5~1.9ユーロ ・・・・・・・ このアルベルゲは町の中心からかなり離れているので メニュー(定食)はあきらめた キッチンはなく、レンジだけが受付の部屋にあった その部屋の隅にあったお皿・フォーク・スプーン・ボールなどを借りて、 スーパーで買ってきた サラダ・スペイン風オムレツ・サラミと赤ワインで夕食とした 明日の朝食用のサンドイッチやフルーツは冷蔵庫がないので、 ドアの外に袋に入れて吊るしておいた |