スペイン巡礼路 800kmを歩く |
サン・ジャン・ピエ・ド・ポー(フランス)から、 サンティアゴ・デ・コンポステーラ(スペイン)へ |
33日目 6月22日(金)
【トリアカステーラ・・・サリアへ 18.37.km(合計660.69km)】
※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ≠飛行機 ⇔その他
今日は二手分かれているうちの右側 距離の短い方のコースにするつもり 暗くては分岐が分からないと思い 少し明るくなるのを待って、6:08発 |
左側の車道に沿って歩くコースは、24.5km 右の短い方は、18.37km 始めのうちは、 静かな山道で良かった・・・と思っていたのだが |
小さな集落を通り・・・ |
気持ちのいい山道だが、急な下り・・・ 膝をかばってゆっくり歩く |
時々水場に出会い、 7:24 ガーゼマフラーを濡らして気分をシャッキリさせる |
霧が出てきたので、じりじり感は減った |
山道は、たらたらではなく、何度もアップダウンが出てきた |
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ドーネーションの店 ずっと、バルがなかったので、飲んだり食べたりして休憩ができる場所は有り難かった! |
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また、山道に入った |
サンティアゴまで、あと「122.470km」 ↓ |
こんな土の道は、膝にやさしい 簡易舗装・石畳の道は「嫌だなあ~」と身構えて歩く |
古い家並みの中を通って… |
広い車道沿いの道に出た 「サン・マネデ」の文字 あと、3kmちょっとで今日の目的地サリアに着く |
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ママコナの仲間:ハマウツボ科 懐かしい花 スペインでも、オートルートでも 何度も出会った |
ノバラの仲間:バラ科 |
またコウノトリ! |
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「サリア」の文字 ここが町の入口 |
町の中に入ると、黄色い矢印を見つけるのが大変 |
見落とさないよう四方に目を配って歩く 教会への道は工事中で、迂回させられた |
あの教会だろうか 『教会を過ぎてから右側にあるアルベルゲ』 ・・・というのが、今日の宿の打ち合わせ |
教会は、この階段を登ってまだまだ ・・・と思っていたら、左上から友人の声 見上げると、「今日の宿はここにするよ~」と 12:20着 早く着いた彼女は、教会の先まで登って 探したそうだが、よく分からなくてここに決めたって 今日の宿は、10ユーロ ここからサンティアゴまでは都会になるので、 これくらいが相場らしい |
階段を登って2階へ 手すりにつかまって、一段一段登る 下りは、いったん両足を揃えないと、 痛くて降りられない |
2階には、キッチンと |
ベッドルーム 1室に2段ベッドが2つ 日本人グループ3人の他に、ロシア人の男性1人 |
まずは、ビール! バルを探したが近くにはない 膝が痛いのでたくさん歩きたくない もうここでいいよ~と決めたのがこのレストラン 13:27 大ジョッキのビールと、パエリヤがおつまみ パスワードを教えてもらって、メール送信 |
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友人は会計係を一手に引き受けてくれている どのアルベルゲもバルも現金払いなので、両替したユーロはどんどん減る 二人分なので減りも激しい そろそろ手持ちが寂しくなったから、ATMを探しに行く・・・と 私は膝が痛くて一緒に歩けないので、「ここで待っているわ」と言い 木陰のある川沿いのベンチに座っていた 面白いペインティング! 結局、ATMの場所は分からなかった・・・と |
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手洗い用洗濯場 備え付けのタライは大きすぎて入らず 折り畳みバケツの出番だった |
洗濯物干し場 |
シャワー室とトイレと洗面が1つの部屋 椅子も、スノコもフックもあって、鍵もかかるので安心して使えるのだが トイレだけ・・・とか、洗面だけ・・・とかを利用したい人には不便なつくり |
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ベッドルームから見下ろした教会へと続く道 ・・・・・・・・・・・・・・ 地図に書いてあった標高は、車道沿いの道 起伏のないたらたらだったので安心していたのだが 短いコースは、登りあり急な長い下りありで、痛い膝をかばいながら歩いたこともあって かえって時間がかかり疲れた・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・ 近くにレストランもなさそうなので、 品揃えがたくさんあるというスーパーへ二人で買い出し (私は膝が痛くて歩けないので、テーブルのセッティング) ついでに、埼玉の男性と一緒に、ATMへ出掛け、無事ユーロが手に入った・・・と 夕食は、パスタとサラダ もちろん赤ワインも ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 暑くて寝苦しい!と思いながら横になっていると、突然花火の音! 何発も! お祭りの前夜祭らしい 楽隊の練習する音も聞こえてくる・・・ 花火の後は、大音量の音楽がかかり、やっと翌日の02:00過ぎに終わった と、思ったら、今度は、03:00からライブ 大音響はさっきと同じくらい 窓ガラスが共鳴してビリビリ震えていたほど 終わったのが、05:00ちょっと前 嫌いな音楽ではなかったので、よかったのだが… |