スペイン巡礼路 800kmを歩く |
サン・ジャン・ピエ・ド・ポー(フランス)から、 サンティアゴ・デ・コンポステーラ(スペイン)へ |
34日目 6月23日(土)
【サリア・・・ポルトマリンへ 22.75.km(合計683.44km)】
サン・ジャンからサンティアゴまでは約780km あと、96.56km
※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ≠飛行機 ⇔その他
アルベルゲ 5:50発 まだ辺りは真っ暗 町並みに入ると、 外灯や、バルの灯りがとても明るく感じられる 朝のうちは霧雨 |
犬連れのファミリー 今日から、100km圏に入るので、歩く人が多くなるとか この100kmを歩くと、「証明書」が貰えるからだって 今でも、何人にも追い越されていて、 気分が落ち込むのに 今日からもっとうるさくなり、もっと落ち込むかも・・・ |
水路ぎわを歩いたり・・・ |
牧草地の間を歩いたり・・・ このギターを持っている人、 昨日のアルベルゲ前で、即興ライブをしていた人 |
林の中を歩いたり・・・ |
ドーネーションに出会ったり・・・ ここのドーネーションは 美味しそうなケーキが並んでいたが 切り分けたり食べにくそうなので、 食べやすいドーナツを貰って、ベンチで休憩 |
「100.76km」の文字 ↓ 10:54 |
急に中学生風のグループが現れた 陽気に歌ったり踊ったりしながら歩いていた |
続々と若者たちも歩いて行く | このカラフル指標 ↓ ジャスト100kmだから 大勢が、この指標の前で記念撮影をしていた 11:08 |
100kmを切ると、本当に人が増えた 若者や、中学生くらいの年齢層や、ちょっと年配の男女が軽い荷物を担いで歩いていた 肌が日焼けしていないので、遠くから歩いてきたのではないことはすぐ分かった |
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広大な土地の農作業には、 大型の機械が必須 |
ミーニョ川が見えた 幅が広くなって湖のよう この川の向こうが今日の目的地「ポルトマリン」 道は二手に分かれていたが、左を選んだ |
キク科の黄色い花だけが植わっていた |
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私の膝が痛くなったり、めまいがしたりするので、 先行の二人が相談したらしく 「ポルトマリン」の手前の小さな村(ヴィラチャ)のアルベルゲで泊まりましょう」・・・と、提案された 私も「近い方がいい」と一時はその気になったが、 情報が古かったらしく、アルベルゲはバルに替わっていた そのアルベルゲが無かったら、ポルトマリンまで行くことに打ち合わせていたので、 ヴィラチャから約1時間歩くことになった 橋が見えた この橋の向こうが、「ポルトマリン」 14:00 痛み止めの効果があるうちは、アドレナリンも効いていたのかまあまあ歩けたが、 薬が切れる頃になると、特にミーニョ川までの急な下りではスピードがガタンと落ちた・・・ 橋を渡っていくと、橋のたもとに、友人の姿! アルベルゲへは長い階段を登らなければいけないので、私のザックを持つために待っていた・・・と 有り難く感謝して、ザックを担いでもらって、後ろからついて行った |
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アルベルゲ到着 14:15頃 | ドミトリーのベッドルーム たくさんの二段ベッドがずらり カーテンで各スペースに仕切られているだけ 集団登山ならぬ「集団巡礼」の中学生集団も このアルベルゲ 大きな荷物は運んでもらったようで 各ベッドの傍にスーツケースなどが置いてあった アルベルゲに着いたときは、ガラガラ空き 昼食兼夕食から帰って来たら 若者たちがぎっしり |
・・・・・・・・・・・・・・・・ シャワー室にカーテンは付いているし、椅子まで置いてあるのはいいけれど 大勢すぎて雑然として落ち着かない 洗濯はしたものの、階段を降りて日向にある物干し場まで歩く気にならず 室内に干しておいたが、やっぱりというか乾かなかった |
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アルベルゲの前からミーニョ川を望む |
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バルを探して出かける 「ポルトマリン」の文字 |
膝が痛くて歩きたくないので、一番近いレストランへ この建物の2階がレストラン |
左 ペンネ 右 白身魚のフリッター&フライドポテト そして生ビール 16:07 フライドポテトしか、付け合わせ知らないの?と思ってしまう 友人は、タコを半人分注文したところ、請求は1人分だったので 憤慨して抗議に出かけた が、うまく交渉できず帰ってきた・・・ 「もっと交渉術が上手かったら」と嘆いていた |