スペイン巡礼路 800kmを歩く |
サン・ジャン・ピエ・ド・ポー(フランス)から、 サンティアゴ・デ・コンポステーラ(スペイン)へ |
35日目 6月24日(日)
【ポルトマリン=パラス・デ・レイへ 25.06km(合計708.5km)】
サン・ジャンからサンティアゴまでは約780km あと、71.5km
※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ≠飛行機 ⇔その他
深い霧の朝 6:35 昨夜までは、ゆっくり歩いて行くつもりだったが、 よくよく考えてみれば、昨日の行程でも、先行者とかなりの時間差ができていることは判然としている 昨日より今日の方が膝の状態が「良い」とは言えない 私にはまだ行きたい山々がある ここで決定的なダメージを作ってしまえば、私の山人生は終わってしまう・・・ ・・・・タクシーを使おう!と決心 二人にそのことを伝え、今日泊まる予定のアルベルゲの地図をスマホで写し、 タクシーのドライバーに見せることにした |
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左 これがその地図 5番に丸印 右 5番の宿「サン・マルコス」にアンダーライン |
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二人を見送って、 集団巡礼の子ども達の朝食がすむのを待ってから、 スタッフにタクシーを呼んでもらうよう頼んだ 9:00に来る・・・と |
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これがそのタクシー スペイン時間で遅くなるかと思ったが、予定時刻より早く来てくれた スタッフにサンキューと挨拶して乗り込み スマホの地図とアルベルゲの名前を見せると、すぐに了解 続々と歩くペレグリーノ達を見ながら、楽々と運ばれていった |
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ここが、今日の宿 パラス・ド・レイの「サン・マルコス」 9:27着 25kmを約25分走って、25ユーロ払った |
「オーラー」と声をかけて入っていくと、 「まだクリーン中だから待っていて」と言われ 外のテラスで待つことにした |
これが、私のザック 水色の袋は、折り畳みバケツ 定番の「ホタテの貝殻」も付けている |
すぐ隣は、教会 |
10:30を過ぎた頃、「清掃が終わったからどうぞ」と言われ立ち上がると、 このアルベルゲではなく、階段を降りて、坂道を下って、別館のような所に案内された 11:00前に着 ペンションだった |
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ここが3人部屋 15ユーロ |
ベッドルームの隣には、 シャワー室・洗面・トイレが1室になっていた シャワーをかけると、段差もカーテンもないので 部屋中が濡れてしまい、換気扇もない構造 おまけに、洗面台は浅く洗濯もできなかった・・・ |
二人の足の速さなら、出発してから6時間半後くらいに到着するのではないかと思い 絶対この道を通ってくるはず・・・という正面のバルの外のテーブルで ビールとおつまみを食べながら待っていた 12:03 イカのフライと、ピーマンの素揚げ おいしかった~ ゆっくり食べ終わっても姿がないので、ペンションに帰った ・・・と、案内された二人が入ってきた いちど、始めに私が入ったアルベルゲのレセプションで 「日本人の女性が来ているか?」と尋ねた所、「いない」の返事が返ってきたそうである そこで、さっき、私がビールを飲んだお店まで降りてきて 「日本人の女性が来ているか?」と同じ質問をしたところ、 ここでも、「いない」と言われ、もう一度戻って、同じ質問をしたら「いる」と返事が返ってきたとか そして案内してもらって、このペンションにやってきた・・・というわけ ・・・・・・・・・・・・・・ ビール好きの友人に付き合って、またこの店でビールを飲み 夕食は、違うレストランを探してメニュー(定食)を食べた もちろんワイン付き |